今年の7月も、もう終わりを告げようとしているのは、本日で一ヶ月間に及ぶ『祇園祭』も終幕を迎えるという事。

三年ぶりに復活した前祭り・後祭りの巡行。

そして宵々山・宵山のビッグイベントである歩行者天国での露店のお祭りには、本当に沢山の人々が訪れ、「こんなんだったなぁ」という“懐かしさと喜び”の反面、揶揄する訳ではないですが「人混み」と化した烏丸界隈の光景を新聞記事を通して目の当たりにした時は“戸惑いと不安”が入り混じって複雑でした…。

BA.5と名付けられたオミクロン株のコロナが再び感染拡大を遂げている中、それでも開かれた祇園祭には賛否両論もあるのでしょう。

勿論、神興行事は縮小されたものや省かれたものも多かったみたいですが、メインとなる神幸は行われ、人々の歓喜も戻っていたように思います。

withコロナの時代に直面している昨今。
後は結果論という時間の進み方にはなってしまうのでしょうけど、今回の光景に“違和感”みたいな感情を抱いてしまった事は、やはり私達がコロナ禍の生活に慣れてしまっているからなのでしょう。

今の時期はやはり、以前を取り戻していく“慣れ”も必要で、そこにおける心情への免疫も強くしていかないといけない日々なのかもしれません。

以前の生活の中での感覚が“当たり前”とされていた時に戻れるなら、やはりそこに焦点は当てたいと思いつつも、感染症という知識や認識が高まり、今後も環境や衛生面、ソーシャルな部分やデイスタンスな面に置いても、敏感になる感覚が拭えない人が多くなるのは少しばかり僕個人としては厄介で…。

六曜社の1階店はやはり、あの「詰められる」くらいの相席文化が当たり前に流れていたし、それを認め合う人通しのハコとして、またはそこで過ごす経験としての醍醐味が培われていたと思うので、今はそんな六曜社の風景も知らないお客様も増えているのが現実でもあるのです。

希望はやはりあの時に戻りたいと願いながら、そこまでの道のりはやはり、withコロナな生活と共にまだ少し時間がかかるのかなぁと辛抱するつもりではいますし、その先に野望も持っています。

例年、露店や巡行の日には雨が降る事が多く、そんな祇園祭が終われば梅雨明けみたいな季節の流れも今年は大崩れして、もう酷暑な毎日。

そんな慣れた月日の流れが崩れていくように、コロナや、コロナ禍によって生まれた感覚が、今年の梅雨明けのように早く良い方向に崩れていってくれたらなぁと願う今日この頃なのでした。

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