僕は、出来なかったんだよね…。

自らの理想をカタチにするタメに内装も手掛ける“0”からのスタート。

前田珈琲という舞台があり、以前の喫茶六花の好きだった場所を巡り合わせもあり自分の手にした後、六曜社という家業に生きる道を作った。

だけど、どれもある意味“1”からのスタートの連続だった。

仁王門にあった『み空』は、ゆっくりでも目標に向かい、諦めず、間借り期間を経て、今年の春にしっかりと美しい空を眺めることの出来る北白川へと舞台を移し、自分の想いを詰め込んだ。
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夜の街にあった『bande a part』は、いろんな時間と沢山の経験を重ね、この秋に町の中に光りを灯す『伴奏珈琲店』へと集大成をスタートさせた。
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どちらも、歩んでいく姿に影ながら触れる事の出来ていた二人だから、それぞれの店に足を運んだ時は自然と涙が溢れそうになった。
そしてどこか、僕もこうやって「自分のカタチを詰め込んでみたかったな」と嫉妬のような感情も生まれたりなんかしちゃって…。

僕は、守ることにもう“誇り”を持てるようにはなったけど、こうやって次の世代の珈琲人が、自分のカタチを表現している姿には、いつまでも刺激を受け、これからも珈琲道を共にしていきたいという仲間意識さえ抱く。

両方の店に、店主の“らしさ”が溢れ、心地良い音楽を流し、居心地の良い空間が小さくても広がっている。

私が訪れたそれぞれの時間には、木漏れ日を浴びた店内に確実にその時間を大事に想えるヒトトキが流れていて、それでも窓の外には、子供の声や、自転車の走る音、川のせせらぎや、草木の揺れるような影を感じて、幻想的な場所になっていた。

そして『喫茶店』として通ずる二人のこれからに、私も背中を押されるように、店内から外の現実世界へと足を踏み出す一歩は、何だか晴れやかで「はぁ~♪よし!」と背伸びをしている自分と、心地良い安心感が生まれていたのである。

共に、これからも頑張っていこうね♬
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※僕が左利きだってことを分かっているのは、どちらのお店でしょう(笑)

★み空↓
https://www.instagram.com/misora.arosim/

★伴奏珈琲店
https://www.instagram.com/bansou_coffee/