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突然のどしゃぶりの雨

そんな時にふと

雨宿り代わりの喫茶店

そこに映り込んでくる景色に

はっと心揺らいでしまう時がある


どうにも雨に行く手を遮られてしまい、仕方なく休息を取ってみたならば、外の景色とはまったく違った黄金色のセカイ。
そこで目にした光景に、何処か自分が時間に縛られていたことに気付かされる。
勿論、現実があることに変わりはないので、そこには戻らないといけないのだけど、ちょっと自分の時間に余裕を持たせることや、心に余白を残しておくことの大切さを、コーヒー1杯息つくため息をはき出したそんな時に教えてもらった感覚になったりするものである…。


「もうずっと雨が振り続けたらいいのにな」

そんな気持ちにさせられながら

晴れ間の見えた空に渋々足を運んでみれば

ジメッと暑い梅雨の空さえ清々しく感じながら

心も晴れていた


人の“気持ち”とは、どうにも我がままな所があるようだ…。
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