6月19日(金)彼は、ここからの景色を最後に故郷へ帰った。
いつも通りに過ごして、いつも通りのお会計だった。
「今日でたぶん最後だから、仕事終わってから読んでねぇ。」と手紙を渡された。
「え!どいうこと?国に帰るの?」
たまたまレジは私で、今までの関係からマレーシア出身であることは知っていたが、普段通りすぎて珍しくビックリな反応をしてしまった。そして、頭の整理が追いつかないまま、彼は自動扉をくぐり、うなずいて手を振った…。
私の記憶や、彼の手紙にも記されていたように約2年間、そしてここ半年は毎日と言っていいほど来店してくれていたと思う。どうやら、懐石料理を学びに修行していたようで、その期間は終幕を迎えたようだ。
地元に戻って、料理を振る舞うのかまでの詳細は明かされなかったが、この店を何よりも気に入ってくれたことが素直に嬉しかった。、そして、皆へ“手紙”という形で、想いを日本語の文字で残してくれたことが有難かったし、彼の努力と人柄を改めて感じれた別れとなったのでした。
何気なく思い返せば、そういえばあの人最近来てないなぁと気づくことがある。そうやってそのまま記憶から離れていく人もいれば、そんなタイミングをきっかけに何故か再び立ち寄ってくれる人もいる。これを私は昔から少なからず経験していて“心と心のコミュニティケーション”なるものがあるのだと信じているし、そういった人達とは長く間柄を築けているような気がする。
だから店側として、また人として、忘れないようにするというのは非常に大事で、そうやって覚えたり記憶するということで、相手への接し方や関わり方は変化するし、そこからまずは信用、そして何より信頼関係が生じていくのだと思う。
お店をやっている中で、全てのお客さんを覚えることは正直不可能に近いことではあるけれど、最低限でも不定期や定期的に足を運び出してくれている人に私は「毎度!」と声をかけるようにしている。
お客さんに対しての“おもてなし”は全て平等であるべきだけど、言葉選びは難しいが何かしらの選別?みたいなものは必要だと思っている。
それがきっと“常連さん”という存在と関係性を構築するうえで重要な『機微』という見えないものを感じとれるかなのだろう。
…、そんなこんなでこのブログを投稿しようとしたこの日、店に出勤したら彼がいた(笑)。
そして前回の去り際のように、私も何気なくいつも通りにした帰り際、「旅行?」と質問。彼も「うん、そう旅行!」と笑顔で返してくれた。
すぐ京都が恋しくなってしまったのかは分からない。
だけどまたいつでも戻って来れるように、これからは以前のように毎日ではない不定期すぎる来店かもしれないが“別れ”にはならない気がして安心した。
いつも通りに過ごして、いつも通りのお会計だった。
「今日でたぶん最後だから、仕事終わってから読んでねぇ。」と手紙を渡された。
「え!どいうこと?国に帰るの?」
たまたまレジは私で、今までの関係からマレーシア出身であることは知っていたが、普段通りすぎて珍しくビックリな反応をしてしまった。そして、頭の整理が追いつかないまま、彼は自動扉をくぐり、うなずいて手を振った…。
私の記憶や、彼の手紙にも記されていたように約2年間、そしてここ半年は毎日と言っていいほど来店してくれていたと思う。どうやら、懐石料理を学びに修行していたようで、その期間は終幕を迎えたようだ。
地元に戻って、料理を振る舞うのかまでの詳細は明かされなかったが、この店を何よりも気に入ってくれたことが素直に嬉しかった。、そして、皆へ“手紙”という形で、想いを日本語の文字で残してくれたことが有難かったし、彼の努力と人柄を改めて感じれた別れとなったのでした。
何気なく思い返せば、そういえばあの人最近来てないなぁと気づくことがある。そうやってそのまま記憶から離れていく人もいれば、そんなタイミングをきっかけに何故か再び立ち寄ってくれる人もいる。これを私は昔から少なからず経験していて“心と心のコミュニティケーション”なるものがあるのだと信じているし、そういった人達とは長く間柄を築けているような気がする。
だから店側として、また人として、忘れないようにするというのは非常に大事で、そうやって覚えたり記憶するということで、相手への接し方や関わり方は変化するし、そこからまずは信用、そして何より信頼関係が生じていくのだと思う。
お店をやっている中で、全てのお客さんを覚えることは正直不可能に近いことではあるけれど、最低限でも不定期や定期的に足を運び出してくれている人に私は「毎度!」と声をかけるようにしている。
お客さんに対しての“おもてなし”は全て平等であるべきだけど、言葉選びは難しいが何かしらの選別?みたいなものは必要だと思っている。
それがきっと“常連さん”という存在と関係性を構築するうえで重要な『機微』という見えないものを感じとれるかなのだろう。
…、そんなこんなでこのブログを投稿しようとしたこの日、店に出勤したら彼がいた(笑)。
そして前回の去り際のように、私も何気なくいつも通りにした帰り際、「旅行?」と質問。彼も「うん、そう旅行!」と笑顔で返してくれた。
すぐ京都が恋しくなってしまったのかは分からない。
だけどまたいつでも戻って来れるように、これからは以前のように毎日ではない不定期すぎる来店かもしれないが“別れ”にはならない気がして安心した。


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