シーズンの序盤は209,203ガルーラをベースとした対面よりの構築を使用していましたが、そういった構築が自分に向いていなかったことと、素催眠ゲンガーの増加によりメガガルーラのみを軸とした構築は非常に扱いづらく感じたため、シーズンの終盤からは非メガゲンガーに対して圧倒的に強い守る持ちメガゲンガーを第2のエースとして組み込んだこちらの構築を使用しました
誤魔化しゲンガナンス
メガガルーラ+守る持ちメガゲンガーという形から構築をスタートしたため、これらと相性のよいソーナンスを入れるところまではすんなり決まりましたが残りの3枠に非常に悩みました

まずゲンガナンスの選出は自ずとゲンガナンス+αという形になるわけですが、αに求める条件としては以下の3つが挙げられます
・ゲンガナンスを展開する前に数的有利をとるための崩し性能
・ゲンガナンスで1:1を取った後に詰めていくため詰ませ性能(タイマン性能)
・ゲンガー始動の滅び展開をサポートするための展開補佐性能(ここはちょっと曖昧で、崩しやクッションと同じと考えることもできますが、今回は欠伸や電磁波等の技を持つものや,初手ゲンガー守るから安全に引ける引き先となり得るものの事だと思っていただければ)

このため残りの3枠にはこれらの条件をある程度満たすことができ、メガガルーラと共に選出した際にも役割を持てるようなポケモンを選ぶ必要があります
加えて今回はゲンガーとソーナンスの誤魔化し性能の高さを生かしたゲンガナンス構築を作りたいと考えていたため、そこを伸ばせるような駒にする必要もあります

以下が実際に試してみたポケモンの採用,不採用理由一覧です

porygon2
図太い:HB
イカサマ,冷凍ビーム,自己再生,電磁波

生意気:HDベース
恩返し,冷凍ビーム,自己再生,放電

崩し性能×(生意気は○) 詰ませ性能△ 展開補佐性能○(生意気は△)
ゲンガナンスの辛いメガボーマンダに対して強くミラー戦においても弱くはないが、弱点をつけない限り此方からの打点が殆ど期待できないため起点になる可能性が高い
ノーマルタイプではあるがギルガルドに対して特別強いというわけではなく、メガガルーラとの相性補完が全くないため不採用

mamoswine
命の珠
意地っ張り:AS
地震,つらら張り,氷の礫,叩き落す

崩し性能○ 詰ませ性能○ 展開補佐性能×
メガボーマンダやギルガルドに対して強く、崩し性能,詰め性能が共に高い
ゲンガナンスの苦手な相手に対してタイマンでは強いが後投げが出来ないことと、サイクルに組み込みづらいためガルーラとの同時選出が難しいため(上にも書いたが自分が対面よりの構築を使うのが苦手なため)不採用

hippowdon
ゴツゴツメット
図太い:HB
地震,氷の牙,怠ける,欠伸

崩し性能△ 詰ませ性能△ 展開補佐性能○
欠伸による滅び展開の補佐、高い物理耐久によるクッション性能が魅力であり、メガボーマンダ,ギルガルドに対して弱くないのも○
特殊耐久が低く水タイプを呼びやすいというマイナスポイントはあるが、マンダマンムーの並びに出していけることとサイクルに組み込みやすいためガルーラとの同時選出がしやすいという点を評価して採用

volcarona
ゴツゴツメット
臆病:HBベース
火炎放射,目覚めるパワー氷,蝶の舞,羽休め
火炎放射,ギガドレイン,蝶の舞,羽休め

崩し性能× 詰ませ性能○ 展開補佐△
物理耐久はそこまで高くないため数値受けはできないが、虫,炎とタイプが優秀なのでタイプ受けはでき、蝶の舞という積技を持っているため詰ませ性能は高い
しかし、蝶の舞を数回舞うことが前提であるため遂行速度が遅く崩し性能は低い
また2ウェポンで見れる範囲が狭いことと、少し前の記事で書いたが現環境でメガガルーラの補佐として炎枠を入れる必要性を感じていないということもあり不採用

azumarill
食べ残し
穏やか:HBDベース
熱湯,毒毒,滅びの歌,守る

崩し性能○ 積ませ性能○ 展開補佐性能△
草食で意表をつきつつの毒毒,熱湯による崩し性能,ゲーム終盤での滅びの歌による詰ませ性能の高さが魅力であり、ゲンガーとの相性補完はまあまあよいためクッションとしても使えなくはない
相手のゲンガー,ギルガルドに弱いというマイナスポイントはあるが、相手の物理受けに対して毒毒を入れやすくガルーラとの選出でも十分に役割を持てるため採用

landorus-therian
突撃チョッキ
意地っ張り:HBDベース
地震,岩石封じ,蜻蛉帰り,叩き落す

崩し性能△ 詰ませ性能△ 展開補佐性能○
ランドロス+ゲンガーと並べることでミラー戦に非常に強くなる
特性と持ち物で物理,特殊の両耐久が高くなっているためクッション性能は非常に高く、相手のゲンガー,ギルガルドに対しても強い
崩し性能と詰ませ性能が低いのがマイナスポイント
既にカバルドンを採用しているため2枚目の地面枠となってしまうことと、ガルーラとの選出を考えると受けとして利用できるカバルドンの方が優れていると判断したため今回は不採用
今回の構築はミラー戦に非常に弱いため、ゲンガナンスの多い環境ではカバルドンよりも此方を優先していれた方が良いかもしれない

thundurus-therian
突撃チョッキ
控えめ:HCSベース
10万ボルト,目覚めるパワー氷,焼き尽くす,悪の波動

崩し性能○ 詰ませ性能△ 展開補佐性能△
相手のゲンガー,ギルガルドに対して強く、崩し性能も高い
詰ませ性能とクッション性能が少し低いというマイナスポイントはあるが、面倒臭いスイクン,化身ボルトロス,水ロトムに対して非常に強い点を評価して採用


キノガッサやギルガルド等々まだ試してみたいポケモンはいましたが、全てを検証している時間はありませんでした
結局XYで使用したゲンガナンスと非常に近い形の構築になってしましたが、以前のものよりも使いやすい構築にできたように思います

以下個別紹介
kangaskhan-mega
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り:H4,A244,B4,D4,S252
捨て身タックル,地震,猫騙し,不意打ち

技構成はサイクル戦で強い猫捨て身、ギルガルドに打つための地震、性格を意地っ張りにすることで全体的な火力アップを図っているため遅くなってしまったSを補うための不意打ち
冷凍パンチを採用してませんが、地震不意打ちで無振りガブにはそこそこの乱数で勝てます
素催眠ゲンガーを呼びやすいためゲンガー入りの構築に対しての選出は控えめ

hippowdon
カバルドン@ゴツゴツメット
図太い:H252,B252,D4
地震,氷の牙,怠ける,欠伸

技構成は地震,怠ける,欠伸は確定とし、残りの1枠は竜の処理速度を上げるために氷の牙
主にガルーラを軸としたスタン選出をする際に相手のASガルーラに対する受けとして選出します
ゲンガナンスとの相性については上で述べましたが、実際にカバゲンガナンスという選出をすることは1度もありませんでした

thundurus-therian
霊獣ボルトロス@突撃チョッキ
控えめ:H164,B24,C196,D4,S116
10万ボルト,目覚めるパワー氷,気合玉,悪の波動

この構築内の数少ない運勝ちを生み出すポケモンであり、低速ポケを悪波怯みで突破する姿は隷従ボルトロスと呼ぶに相応しい
技構成は10万ボルト,目覚めるパワー氷は確定とし、残りの2枠は構築単位で重いバンギラス,マンムーに対しての気合玉と一貫をとりやすい悪の波動
ボルトチェンジが欲しい場面もある為、悪の波動をボルトチェンジに変えるというのもなしではないです
サイコキネシスを採用すれば135-116メガゲンガーに対して43%の乱数1発で倒せるようになりますが、今回使用した個体が理想値ではないため採用していません(理想値だったとしても採用していたかは怪しいですが…)

調整は此方を参考にしました

azumarill
マリルリ@食べ残し
穏やか:H252,B140,D116
熱湯,毒毒,滅びの歌,守る

どの技も切ることが出来ないためねむカゴではなく残飯型で採用
熱闘,毒毒による崩し、滅びの歌による詰めと今回の構築のコンセプトに非常にマッチしています
スタン選出に滅びの歌という搦め手を組み込めるようになるのもGood
ORASになってゲッコウガをこのポケモンで崩しの起点にすることはできなくなってしまいましたが、ジャローダという新たな起点が増えました

調整は此方を参考にしました

wobbuffet
ソーナンス@オボンの実
慎重:H52,B244,D212
道連れ,ミラーコート,アンコール,カウンター

構築単位で重いニンフィア,サーナイトに対して後出しできるようにDに厚く振ったものを使用しました
非常に誤魔化し性能の高いポケモンなのでスタン選出にも組み込みやすいです

調整は此方を参考にしました

gengar-mega
ゲンガー@ゲンガーナイト
臆病:H236,D20,S252
シャドーボール,滅びの歌,守る,道連れ

誤魔化し性能をより上げるため金縛りではなく道連れを採用 
これにより龍の舞や加速,ニトロチャージ等のS上昇手段を持つ相手に対しても道連れ→滅びという安定択が生まれます



選出率は、ソーナンス,マリルリ,ゲンガー,霊獣ボルトロス,ガルーラ,カバルドンの順に高いです

元々相手の何かしらのポケモンを切った選出が好きではないので、誤魔化し性能の高いポケモンで固めた今回の構築は自分好みの選出が組みやすく扱いやすかったです
選出段階で無理だと感じる構築は殆どありません(逆に絶対に勝てると思える構築もありません)が、抜け殻ハピ+メガゲンガーの並びとミラー(ポリ2入り)戦は厳しいものがあります
多少初見殺し要素の多い構築ではありますが、相手の構築情報を持っている状態でのゲンガナンスは非常に強いので同じプレーヤーとの再戦で困ることはありませんでした
レートで見かけるゲンガナンスはパクリ構築ばかりですが、まだまだ開拓余地のある並びだと思います

最高レートは2182と2200にはあと一歩届きませんでした;;
2182



ちなみに某サイトのタイプバランスチェッカーでは91.7点をとることができましたw
バランスチェッカー

















ゲンガナンスは運負けばかりしてイライラするので当分使いたくないです