当センターのサイトでは昨年5月より7か月間男性会員の新規募集を休止していたが、実質は1年間であった。とは言えこの間も活動していた正会員さんは4名おられた。うち1名は半年以上Skype交際を続けたものの、来月こそはお見合いの為に渡航してくるという男性の言葉を5回目に聞いた際、女性の方から断られるという結果となってしまった。

 女性は交際後男性と直ぐに会えるとは考えていないが、男性の方から来ると言って来ない場合は当然不信感を抱くものである。モルドバ男性に比べ責任感の強い日本人男性がこのような失態を演じることは普通考えられないが、理由は言わずと知れた仕事が多忙で休暇が取れなかったからであった。

 ただ仲を取り持っていた私でさえ、彼に、”彼女に対してあまりその気がなければ、ずるずると交際を続けるよりも別の女性と交際してみては!”と尋ねたくらいだから、相手の女性はもっと不信感を抱いていたに違いない。その証拠に交際が終わる1か月前くらいから、毎日のようにうちの家内に電話をしてきては、彼の本音を尋ねて来ていたのであった。

 私の立場からは彼を責める気は全くない。ただ多分と付け加えて来ないよりも、何も言わずに会いに来る方が良いのは誰の目にも明白であり、こうなってしまったのはただ単にこの二人は縁がなかったからだと解釈するようにしている。

 もう一人の男性は10月から交際を始め、11月にお見合いの為渡航して来られたが、現在順調に交際が進んでいる。多分今年にはご成婚されるに違いない。ただ男性の要望から、今後このお二人に関してブログに記載することは無いのでご理解頂きたい。

 過去何組ものカップルの交際の様子をブログにて掲載させて頂いているが、全て会員の皆さんのご厚意の賜物である。上手く行ったケースならまだしも、失敗談を掲載されるのは非常に勇気がいるに違いない。それでも快く承諾して頂けたのは、他にもならぬ、外国人女性との結婚を考えておられる同志達、つまりこのブログの読者の方達の為にだろうと理解しているが、本当に頭が下がる思いで一杯である。この場を借りて過去掲載させて頂いた会員の皆様には、厚く御礼を申し上げたい。