2009年05月

2009年05月30日 01:08

「運命なんて常に理不尽なものですよ。これは究極のくじびきゲームです」

くじびき勇者さま10番札 誰が神の御使いよ!? (HJ文庫 し 2-1-10)
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 ナバルがついに音速を超えました。いまさらだけどこの作品はサイエンスフィクションだな…

 
 この巻では前巻で勃発した世界大戦の第2段階としてメイベル達が西大陸に遠征しますが、どちらかというと西に向かうための船をどうするか、という「準備」の部分がメインになっています。この船がまた、相変らずトンデモないわけですが。

 主役のメイベルはじめ、地味に大活躍のジェニフィ(設計技師)、いつのまにかメイベルの副官に納まってしまったアステル先生(天文技師)、そしてこの巻から本格登場のティアマリア(医師)と、女性達がパワフルすぎて男キャラの立場がありません。これからは理系女子の時代だ!

 大統領やら女王やら、重大な役職に就きつつもわりと自由にやっていたメイベルですが(基本的にはお飾りなので)大分「上に立つ者」としての自覚が芽生えてきたようです。その分主役らしい活躍がどんどん控えめになっていますが… 

 ライトノベルとしてどうよ、という疑問はともかく今回は面白かったですね。西南戦争編以降では一番よかったかも。予想以上に長く続いたこのシリーズもとうとうクライマックス…なのか?

 それにしてもあとがきが…なんというか、泣けるでぇ!

2009年05月27日 21:03

「さあ!! 逃げ惑えっ!! ヴェルンストの雑魚どもっ!! これがラゲーネンの……『鉄球王』エミリーの戦だっ!!」

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鉄球王エミリー―鉄球姫エミリー第5幕 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 2-5)
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 ついに完結。傑作でした。

 この話をここまで読んできた人は、誰もがエミリーやグレン達の苦悩を、そして味わってきた絶望を知っているはずです。そんな彼らが全てを「護る」ために戦う総力戦。これが面白くないわけが無い。

 あらすじだけ書き出したら数行で終わりそうなくらい話自体はシンプルなんですが、それでもここまで楽しませてもらえたのは、ひとえに作者の八薙氏の筆力ゆえだと思います。素晴らしい物語をありがとうございました。

 次回作は早くも7月には刊行予定だそうで、こちらも楽しみに待ちたいと思います。ベン・トーやカンピオーネ!の新刊(あくまで予定ですが)によくわかる現代魔法のアニメと、7月はSD文庫祭りですね!マーベラス!


2009年05月21日 13:51

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猫神やおよろず 2 (2) (チャンピオンREDコミックス)
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 一巻のノリでダラダラ続いていくのかと思ったら。本編と並行して進行する過去話とか、暗躍するツクヨミ様とか、なんとなくこの話の「終着点」が見え始めてきてしまった。次あたり完結か?

 相変らず掲載誌のカラーにはまったく合ってませんが、猫スキーにはオススメの一冊。


 極東ハルシネイションの続きまだかなあ…

2009年05月18日 21:28

「というわけで、新島永遠! 俺はこれから2週間お前の家でずっと寝食を共にする! そして永遠! お前はその間、俺のことをずっと"お兄ちゃん"と呼ぶように!」

スイート☆ライン (電撃文庫)
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 某サイトで赤枠が付いていたので。有沢さんの本はデビュー作の「インフィニティ・ゼロ」以来ですね俺は。

色々と書くことがあった気がしたけどうまくまとまらないので気になったことだけ。

 永遠が憧れていたのはあくまで「アニメのヒロイン」である沢吹つかさであって、その声優であるところの新野梓ではない、ということなのだけど。そのへんの齟齬に有沢さんは気付いているのかなと。

 この話の持っていきたいところがよくわからないんですよね。コメディとしてはそれなりによく出来てるけど、シリアス面に関してはちょっと設定の煮詰めが足りないです。

 全体的な評価としては「ふつう」。さすがにベテランだけに、よくまとまってはいます。毒にも薬にもならない、という言葉が褒め言葉として使える程度には楽しめました(どうみても褒めてないな)

 1巻完結じゃなかったのがちょっと意外でしたが(有沢さんは別のシリーズも継続中なので)とりあえず次の巻ぐらいは手を出してもいいとゴーストが囁いています。


 声優ネタのラノベといえば俺的には高天原なリアルですね。古い作品ですが、今読んでも面白い…というか今だからこそ面白い本かもしれません。埋もれた名作です。

2009年05月04日 15:21

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よくわかる現代魔法 1 (1) (ジャンプコミックス)
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 漫画版の1巻。内容はどうあれ、原作と絵師が同じというのはいいと思います。

 1巻の半分くらいが漫画オリジナルで、後半から時間が巻き戻って原作1巻の内容(ただし、かなり再構成されている)が始まるというトリッキーな構成(最近はよく見る気がするけど)。 思ったよりは楽しめました。

 こよみが離れた場所のコードや、発動後の剣のコードを変換したりしてたけど、原作設定だとちょっと無理なんじゃないかなあという感じ。まぁ誤差の範囲ですかね。

 原作1巻の要である「ソロモンのコード」やらゲイリー・ホアンやらはなんとなく登場しない雰囲気。これだと原作2巻以降の内容に繋がらないような…ほとんどオリジナルになっていくのかなあ

 
原作初版、new editionと同じ話を繰り返し読んでるので、いくらか違ってるほうがむしろ楽しめるかも、というのはありますが。

 アニメは原作準拠っぽいんでそっちにも期待。放送局がBSなんで見れないんですけど…バンダイチャンネルで配信があるとかないとか。

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