2009年06月

2009年06月30日 19:03

「なぜなら! ルゥ様は今すこぶる調子がいいのだから! 月光蝶というやつだな」

「それをいうなら絶好調です!」

ルゥとよゐこの悪党稼業 (HJ文庫 ふ 5-1-1)
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 第3回ノベルジャパン大賞の『大賞受賞作』。

 「たま◇なま」と「さくらファミリア!」と「リリスにおまかせ」を足したり引いたりして適当に割った感じのお話。

 悪い意味で普通の内容でした。第2回の「スクランブル・ウィザード」も普通だなぁ、という感想でしたが、両者には決定的な違いがあります。そう、正直楽しめなかったのです…

 私は新人作品に完成度の高さなど求めないので、たとえ文章や構成が稚拙でも光る部分があれば評価しますが、残念ながらこの作品にはそういった「惹きつけられる」ものがありませんでした。熱量が、熱量が足りない。

 それなりに読みやすく、クセもないので人によってはまた違った評価になるかと思います。

 それでも、これが「大賞」なのかぁ…と思うとなんだかさびしい気持ちになります。


 「たま◇なま」はいいシリーズでした。冬樹先生の新作が読みたい。

「よくわかる現代魔法」”第0話”

 7/6まで配信中。イベントで流されたものなので本放送では見れないと思います。DVDには収録するんでしょうか。

 0話と言いつつ1巻より後の話になっています。当然のように内容はアニメオリジナル。ショートフィルム的なものかと思ったら、普通にアニメ1話分のボリュームがあります。結論から言うと思ったより楽しめたんですが、そこはそれ(何が)

 せっかくだから俺はこの赤のアニメにネチネチつっこんでやるぜ!


 というわけで、原作至上主義者的観点からダラダラ書いてみんとす。以下読み飛ばし推奨。


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2009年06月21日 18:11

「ボク、いますごく嫌な予感がしてるんだ。知らない間に地雷踏んじゃってたみたいな。ボクの足、まだちゃんとある?」

SH@PPLE(6)  ―しゃっぷる― (富士見ファンタジア文庫)
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 誤解は続くよどこまでも。そしてすれ違いすれ違いすれ違い。嗚呼、一駿河蜜よどこへゆく。


 表紙、中身ともに胡蝶の宮シフト。でも実際のところは、泥沼にはまっている雪国が次の一歩を踏み出すための話だったのかな、という気がします。蜜はまだズブズブと沈んでいるようですが。

 蜜がメインヒロインという建前(?)がある以上、胡蝶の宮は貧乏くじを引いてしまうかわいそうなキャラなんですよね。なんとなく今回の一件でストーリー的に「片付けられてしまった」気がしないでもないですけど… まぁ、それでもいろいろと吹っ切れた彼女はとても魅力的。次巻以降も脇を固めるキャラとして活躍してくれそうです。


 ラストはいよいよもって回避不能な「爆弾」が投げつけられてしまったようで、このシリーズもぼちぼち完結に向かうのではないでしょうか。(毎回同じこと書いてる気が)鳥子さんあたりにもまだまだがんばって欲しいんですが…

 総じてテンション低めですが今後の展開を思うと興味深い一冊でした。


 ドラマCD化に漫画化(掲載誌がコンプエースというのはかなり意外)とメディア展開が盛んなのはよいことですが、下手に引き伸ばさずに終わるべきときに終わってくれるといいな、と思います。




 中里融司さんが亡くなられたそうですね。自分はそれほど読んでないんですが、ドラゴン・パーティは好きなシリーズでした。こんなことを言うのはアレですが自分の機械少女萌えは川上稔以上にこの作品によるところが大きいと思います。

 イベントで購入したサイン本は宝物にします。ご冥福をお祈りします。

2009年06月15日 02:37


戦う司書と恋する爆弾 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と恋する爆弾 (集英社スーパーダッシュ文庫)
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 SD文庫の人気?シリーズ、戦う司書シリーズがアニメ化だそうです

 自分は3巻までしか読んでないので、熱心なファンとはいえないんですが、正直歓迎できないなあ…という気持ちです。

 かなり凝った構成の話なので、生半可なレベルでアニメ化すると間違いなく駄作決定です。まぁ幸いなのは、原作のほうがボチボチ完結らしいことですね。アニメがアレになっても原作への影響は最小限で済むんじゃないでしょうか…

 しかし、大賞受賞作家のアニメ化が続きますね。この流れからすると、ベン・トーのアニメ化もありえないことではないのか…?

2009年06月12日 02:41

「……酔っぱらいの意見にしか聞こえないのは私の脳がまだまともだからですか?」

「自分に酔えない程度の女に、他人が酔ってくれると思うの?」
境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
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 辞典のような厚さですが情報量も辞典並です。なにはともわれ第2話スタート!

 いきなり怒涛のように登場人物が増えていきますが、それもしかたないのですよね。各国教導院の生徒会役員・総長連合員だけでも10人以上。9カ国合計で100人を超えてしまいます。まあようするにこの程度で挫折してたら今後は付いていけないぞ、ということです。

 次々と登場する各国の襲名者には、歴史に疎い私でもなんだかワクワクしてしまいます。作中でいくらか説明はされますが、自分で詳しく調べてみるともっと楽しめるんじゃないでしょうか。ベン・ジョンソンには笑いましたが。(歴史を超えた2重襲名…)

 しかし今回一番の注目株はやはり点蔵でしょうね。まさかのモテ期到来。…いや、まあ第2話にして早くもやばいフラグが立ってるような気もしますが…

 例によって今回は「出題編」なので、諸々の疑問に対する回答は来月発売の下巻において示されることでしょう。次回はいよいよアルマダ海戦です。

 はたして武蔵は、もといテンゾーは生き残れるのか!? 大絶賛リタイア中の立花・宗茂の運命は!? 活目して待て! 


――というか上巻を何度も読み返して予習しておくべし!(一回読んだくらいじゃ理解しきれませんので…)



 さておき、都市シリーズからの読者としては、かなり久しぶりに出てきた「月は巨大な精霊石」設定が気になるところではないでしょうか。はたして、今シリーズではその謎が明らかになるのか…

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