2009年07月

2009年07月31日 01:49

「失礼な。私を何だと思ってるんだ」

「気分信管付き原爆」

「それって褒めてるよな!!」

「褒めてないよ」


ヒミツのテックガール  ぺけ計画とスパイ大作戦 (角川スニーカー文庫)
ヒミツのテックガール ぺけ計画とスパイ大作戦 (角川スニーカー文庫)
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 というわけで、その圧倒的な「なんだかよくわからんパワー」によって俺のセンシティブハートをノックアウトしてくれた問題作、ヒミツのテックガールの2巻が無事発売されました。

 前回ほど話も(悪い意味で)ぶっ飛んでいないし、状況説明も比較的わかりやすいおかげで多少読みやすくなった気がします。これなら普通にスラップスティックコメディとしてオススメでき……ねえな、やっぱり!

 「歪んでいる」としか形容できない独特のセンスから繰り出されるユーモアの数々は、相変わらず人を選びすぎるにもほどがあります。大好きだ!

 何気にSF度が上がっているのでその辺も人を選ぶかな。正直俺もよくわかってませんが。楽しければそれでいい。

 ザ・スニーカーに掲載された短編も収録されており、お得な一冊です。変なものが読みたい人はぜひ!(酷い)

 ゲロえもんの出番がなかったり、マハル様が若干空気っぽかったのでその辺は3巻に期待ですね。今回はいまいち主人公らしいことしてないハルミの活躍とかも。

2009年07月29日 13:44

さて、この作品ですが、元はといえば、所々に出てくる桜の描写と、人外ロリが書きたかったというだけで書き始めたものなのです。

桜の下で会いましょう (HJ文庫 く 2-1-1)桜の下で会いましょう (HJ文庫 く 2-1-1)
著者:久遠くおん
販売元:ホビージャパン
発売日:2009-08-01
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 あとがきより抜粋。なんと自己の欲望に忠実な……その意気やよし! 正直、本編よりもこの文章が一番心に響いたのはナイショだ。

 第3回NJ大賞 優秀賞受賞作。今年の大賞がまぁなんというか…ゴニョゴニョだったので様子見かな…と思いましたが、挿絵がFLIPFLOPsの高畑ゆきということで購入決定。まぁぶっちゃけ絵買いです。

 あらすじから予測できる内容に概ね忠実というか…よくもわるくもラノベテンプレ的な話です。キャラとか設定も、特に意表をついてくるところはないですね。大賞のアレも似たようなところがありましたが、正直自分はこっちの方が楽しめました。

 これが書きたかった、と断言するだけあって桜をはじめとした情景描写はなかなかのものですし、「人外ロリ」であるところの桜花の特異性もよく表現されてたと思います。欲を言えば、翼と千鶴の絡みがほとんどないのがもったいないなと感じました。1冊完結で内容を絞った結果なのだと思われますが、後半の翼の扱いには消化不良感があります。

 ストーリーは1冊で完結してますが、設定的にはまだ続けられる感じではあります。続きが出るならメインキャラ4人の絡みはもっと見てみたいですね。強烈な個性はない代わりに、安定感のある新人さんだと思います。




 ところで、ラノサイ杯を眺めてて気になったヤンキー巫女逢桜伝を読んでみましたがこちらもなかなか面白かったです。タイトルほどのインパクトはない意外に地味な内容でしたが、話題になるのも納得の出来です。もっと早く読んでたら自分も新規枠で投票してたかも。

ヤンキー巫女逢桜伝 (B’s‐LOG文庫)
ヤンキー巫女逢桜伝 (B’s‐LOG文庫)
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2009年07月27日 22:50

よくわかる現代魔法第3話「Deus in Machina」


0話から都合4話分見てきたけど、良い部分といまいちな部分が半々くらいで総合的にはまぁ悪くないかなぁ、という評価で安定してます。


 原作の解体がだいぶ進んでいるというか、要素を抜き出して間をオリジナルで繋ぐ脚本になってきています。原作読んでるとやっぱり冗長に感じてしまう。

 嘉穂の扱いが雑すぎるような…というか前回のラストから今回の話の間がすっぱり抜けてるんですが。この辺は後でちゃんとフォローして欲しいなあ…

 こよみに問題解決能力があることが早くも示されてしまったわけで(原作では1巻終盤までサッパリ役に立たない)今後の展開に影響してきそうです。アニメのこよみは既にわりと能動的な性格になっている気がしますし。

 来週は水着回…どうなるんだこれは。原作には水着のみの字も出てきませんが。

 弓子の髪が光る演出はわりと好きです。

2009年07月26日 11:38

『2009年上半期ライトノベルサイト杯』に投票します。初参加でちょっとドキドキです。


・新規部門

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
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【09上期ラノベ投票/新規/9784048675208】

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 話題性と面白さ、そして将来性(第2次性徴的な意味で)を兼ね備えた快作。2巻で若干の方向修正を受けましたが、まだまだ期待できるシリーズです。



ヒミツのテックガール  ぺけ計画と転校生 (角川スニーカー文庫)
ヒミツのテックガール ぺけ計画と転校生 (角川スニーカー文庫)
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【09上期ラノベ投票/新規/9784044745011】

過去感想

 個性、という言葉では片付けられない読みづらさとストーリーの斜め上ぶりを誇るアバンギャルドな怪作。だがしかし!だがしかーし!!好きなものは好きなんだからしょうがない! 多分SFです。



Baby Princess〈1〉 (電撃文庫)
Baby Princess〈1〉 (電撃文庫)
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【09上期ラノベ投票/新規/9784048677714】

過去感想


 なんとなくこれに投票しなければならない気がした。19人姉妹、ツンデレ鉄道オタク小学生(おい)等の超弩級アホ設定を、公野櫻子らしいリリカルな筆致で丁寧に纏め上げた逸品。女性作者でなければこうはいかない。トゥルー長男の非血縁設定には賛否両論あるようですね。



・既存作品部門

たま◇なま~キミは、何故生きている?~ (HJ文庫)
たま◇なま~キミは、何故生きている?~ (HJ文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784894258198】

過去感想

 ようこそビューティフルワールドへ。至高のジュブナイルにしてどこまでもストレートな人間賛歌。結末の多幸感は近年屈指のものでした。現代学園異能物へのアンチテーゼとしても興味深いシリーズ。作者の新作を強く希望します。



カンピオーネ!〈3〉はじまりの物語 (集英社スーパーダッシュ文庫)
カンピオーネ!〈3〉はじまりの物語 (集英社スーパーダッシュ文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784086304818】
過去感想

 たま◇なまとは対照的なガチガチの異能バトル。人によっては退屈になりがちな薀蓄語りを、エンタティンメントの一要素としてうまく処理してあるのがポイント。適度な癖と万人向けの読みやすさが同居した好シリーズです。まだ語られていない物語も多く、今後ますます面白くなりそうな作品。



ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784086304672】

過去感想

 やっぱりこれは外せません。ギャグも、バトルも、そして忘れちゃいけないセガネタも、なにもかもがうなぎのぼり(誤用)の面白さ。今一番目が離せないシリーズです。冷静に考えなくてもメチャクチャくだらないんだけど、なぜか毎回感動させられてしまう。3巻は特にいい話ですよ。



ムシウタbug  8th.夢架ける銀蝶 (角川スニーカー文庫)
ムシウタbug 8th.夢架ける銀蝶 (角川スニーカー文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784044288211】

過去感想

 一つの夢の終わりと喪失。しかしそれは未来へと繋がっていきます。本編も残りわずか。最後まで彼らの戦いを見届けたいと思います。アニメはなかったことに(お



境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784048678483】

過去感想

 今ラノベ界で最も熱く、厚いシリーズ。エンタティンメントに必要なものは全てここにあります。旧来のファンはもちろん、新規さんにもお勧めしたい川上作品。大丈夫、じっくり腰をすえて読めば何の問題もないです。



火の国、風の国物語6  哀鴻遍野 (富士見ファンタジア文庫)
火の国、風の国物語6 哀鴻遍野 (富士見ファンタジア文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784829133965】

過去感想

 絶対的な物量差も、縦横に張り巡らされた権謀術数も、全てその男の双剣の前には無力と化す! ラノベ界屈指のチート主人公、アレスくんと愉快な仲間達の正統派ヒロイックサーガ。百花繚乱のヒロイン達もいいですが、脇を固める渋めなオッサン達も大変魅力的です。



SH@PPLE(6)  ―しゃっぷる― (富士見ファンタジア文庫)
SH@PPLE(6) ―しゃっぷる― (富士見ファンタジア文庫)
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【09上期ラノベ投票/既存/9784829134160】

過去感想

 みんな幸せになれるといいよね、と思いつつも、そうは問屋がおろし金。トライアングルどころじゃないハチャメチャな人間関係にクラクラします。最後に笑うのは誰だ!



 思ったより新作読んでなかったので既存多めです。無難すぎるのでちょっと反省。




2009年07月25日 21:43

「これより我らは騎士と王として、比翼の鳥、連理の枝となる間柄。きっと行きちがいもあるでしょう。もう心が離れてしまったのではと、お互いを信じられなくなる時もあるに決まっています。……数々の苦難もそのたびに乗り越えて、前よりもさらに強い絆を手に入れるような――そんなふたりになりましょう。これはわたしたちの、鴛鴦の契りです」

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カンピオーネ! 4 (4) (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9−4)
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 「剣の妖精」リリアナ・クラニチャール陥落す、の巻。 期待通りの展開に笑いが止まらない。

 再登場のアテナはわりとサブっぽい扱いで、今巻はひたすらリリィのターン!といってもよい内容。エリカと祐理にいたってはほぼモブ扱いですよ。

 エリカと祐理の中間みたいなキャラなんですよねリリィは。ある意味いいとこ取りというか。今回の話でリリィに転ぶ人も多そうです。

 よくよくみると話の構成も1巻と2巻を足して割ったようなものになっており、若干パターン化してます。ゆえに、今巻の話のキモは「いかにして護堂がリリィを陥としたか」という部分に集約されます。…まぁ、まつろわぬ神の正体を探る薀蓄部分も相変わらず楽しめますがね。

 1、2、4巻と、似たような事件に対して各ヒロインがどう動くのか、というのを並列的に描いたわけですね。人によってはマンネリを感じるかもしれませんが、おかげでだいぶ各キャラの個性がはっきりしました。次回以降の修羅場が楽しみです(笑)

 カンピオーネ恒例の「アレ」ですが、今回は両名共にかなり積極的で大変いやらし…率直に言ってエロスでございました。この辺の描写も、各巻でキャラごとの性格の違いが出てて面白いです。

 設定面では「駱駝」の権能やサルバトーレの能力、挿絵付きで再登場したパンドラ様あたりが見所でしょうか。護堂の権能は「少年」以外は全部出ましたね。あとはカンピオーネ誕生の条件に関しての補足とか。

 キャラも出揃って、次回からは地獄の学園編が再開。アテナの再々登場フラグや、日本にいるらしい神様(ラスボス?)の伏線などもありますし、もうしばらくは楽しめそうです。まだ登場してないカンピオーネも多いしね。

 幸い、このシリーズはよく売れてるようですよ。

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