2010年01月

2010年01月30日 01:43

 『2009年下半期ライトノベルサイト杯』に投票します。

・新規部門


くるくるクロッキー (電撃文庫)
くるくるクロッキー (電撃文庫)
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【09下期ラノベ投票/新規/9784048682022】

 こういう作品こそ紹介しなくちゃなぁ、という典型。文章的には結構洗練されてると思うんだけど、内容は人を選ぶと思います。展開や登場人物の思考に突飛な部分があるけど、2回くらい繰り返し読むと味わい深いです。とにかく大好きな作品。あと地味にエロいです。裸を出す事だけがエロじゃないんだよ。まひるさんは優秀なメイドだからな!(意味不明)


逆理の魔女 (集英社スーパーダッシュ文庫)
逆理の魔女 (集英社スーパーダッシュ文庫)
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【09下期ラノベ投票/新規/9784086305068】

 話と設定はフツーの異能物。でもキャラがとにかく良かった。最強一般人(?)お姉ちゃんと意外と食わせ物な弟、そしてヘッポコ異能眼帯ヒロイン。この三人のやりとりがとにかく楽しい。アンシーズより好きなんだけど、こっちは続き出ないですねー。


ピーチガーデン  1.キスキス・ローテーション (角川スニーカー文庫)
ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション (角川スニーカー文庫)
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【09下期ラノベ投票/新規/9784044748036】

 最近読んだラブコメ系の作品の中では一番のお気に入り。特殊な設定を活かした物語展開が見事。ヒロインズもかなり尖った造形ですが、どの子もちゃんと魅力的に描かれていると思います。犬養派が多そうだけど俺はまかみさんが好きだよ! 続けば続くほどグダグダになりそうな設定、とよく言われてますが今は単純に続きが楽しみ。


 Xの魔王 (MF文庫J い 1-6)
Xの魔王 (MF文庫J い 1-6)
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【09下期ラノベ投票/新規/9784840128476】

 実は半分くらい内容忘れてたんですが、まさかの2巻発売決定を祝して投票。いつもの伊都節だけど今回は意外とわかりやすい話。幕引きのなんともいえない後味の悪さは是非一度味わってもらいたいものです。相変わらず、この人の作品はあとがきが一番難解だと思います。


くりぽと すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫)
くりぽと すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫)
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【09下期ラノベ投票/新規/9784797357073】

 2巻がとても面白かったのだけれど対象期間外なので。1巻も充分に面白いです。小学生とか、魔法少女とか、色々とアレなガワを被ってますが、純粋にコメディとして完成度が高い作品。今GA文庫で一番今後が楽しみなシリーズ(これしか読んでないけどな)。


・既存部門

乙女革命アヤメの! 3 (MF文庫J し 1-7)
乙女革命アヤメの! 3 (MF文庫J し 1-7)
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【09下期ラノベ投票/既存/9784840128438】

 物語の着地点が非常に綺麗な良シリーズ。いくつか活かしきれていない設定があるのは残念ですが、ラストの二人のラブラブぶりだけで満足。最初から最後まで男が一人も登場しないあたりは徹底してます。擬似的な男性視点であるアヤメの「女性の裸を見ることに恥じらいを感じる」という設定に明確な理由付けがなされていたのに感心しました。あんまりドロドロしてないさわやかな百合が好みな人は是非。


カンピオーネ!〈5〉剣の巫女 (集英社スーパーダッシュ文庫)
カンピオーネ!〈5〉剣の巫女 (集英社スーパーダッシュ文庫)
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【09下期ラノベ投票/既存/9784086305167】

 設定良し、ストーリー良し、キャラ良し、薀蓄良しで今一番脂が乗っている異能アクションハーレムラブコメ。展開自体は毎回かなりシンプルですが、それでもこの勢いの落ちなさはすごい。5巻で登場の新ヒロイン?もかなり好みのキャラでした。リリアナはもっと頑張れ! 死角のない面白さだと思うのだけど、唯一にして最大の不幸はこれがSD文庫であるということかなあ……


ヒミツのテックガール  ぺけ計画とスパイ大作戦 (角川スニーカー文庫)
ヒミツのテックガール ぺけ計画とスパイ大作戦 (角川スニーカー文庫)
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【09下期ラノベ投票/既存/9784044745028】

 1巻ほどの無闇な勢いはありませんが、相変わらず住む世界を間違えたようなセンスに脱帽。とりあえず作者が20代というのは絶対嘘だと思う。問題はね…やっぱり続きがね……


創立!? 三ツ星生徒会3 それでも恋3は終われない
創立!? 三ツ星生徒会3 それでも恋3は終われない
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【09下期ラノベ投票/既存/9784757750456】

 最終巻もよかったんですが、やっぱり三巻が白眉。頑張っている事を見ていてくれる人がいるという幸福。しかし、ここまで完璧に最初から最後まで脈無しでフラれる主人公というのもそうそう居ない。


Baby Princess〈2〉 (電撃文庫)
Baby Princess〈2〉 (電撃文庫)
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【09下期ラノベ投票/既存/9784048680219】

 普通に面白い、ということ自体が奇跡のような作品。現実感の欠片もない設定だけどキャラクターはちゃんと「生きて」いる。おめでとう! 君の本当の家族はここにいました!



 既存と新規が5つずつ。インパクトでいうと上期より弱かったかなあ、という印象ですが面白い作品は多かったです。

2010年01月29日 23:57

「残念ですが、文明は滅びます。人や生き物が、いずれ死ぬように。だから私たちは、みんながそこにいたことを、覚えていくんです。後から現れる人たちに、かつて存在した人たちの物語を語ることが出来るように」

「ただ私たちは記憶して伝えていくだけです。それだけの存在です。それ以外は何も出来ません。本当に、何も出来ないんです」

グロリアスドーン10 桜舞い散る空の上、 (HJ文庫)
グロリアスドーン10 桜舞い散る空の上、 (HJ文庫)
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 これぞSF、というスケールのデカさ(物理的に)やシリアス度の高い展開等、ラヴィー篇の生ぬるさを吹き飛ばす面白さでした。完結まで残り2冊。


 春。芽吹きの季節。新しい生活を送り始めた『姉妹』とそのパートナー達。しかし穏やかに流れる時間とは裏腹に、物語は終幕に向けて大きく動き出していた……


 バラバラだったパズルのピースが組みあがっていき、様々なものが見えてきました。各勢力の思惑、その背後にあるもの、そして『ワンダフルプレイス』。いくつか新たな謎も増えた気もしますが、それでも「本当にまとめられるのか?」と不安だった大量の伏線が次々に回収されていくのが楽しい。ここまで付き合ってきた甲斐があったと思わされました。

 なんとなくうやむやになっていた桜子の心の闇にも改めてスポットがあたりますが、その中で見えてくるのは相棒であるティオの成長。まさかここまで性格が丸くなるとはなぁ。セーラー服は正直似合ってませんが(笑)

 『グランディッツァ』って組織の名前だったんだ! とか、『サイレントカレント』のイラストがイメージしてたのと違う! とか、とにかく目からウロコ落ちまくりの第十巻。地球人とbioクラフトの共生関係を根底から揺るがしかねない存在の登場といい、強烈な引きで次巻が待ち遠しいです。

 口絵の男祭りに吹いた。オネストホワールウィンドが格好良すぎます。イラスト初登場の人が多いですね今回。

2010年01月28日 22:14

「あなた、電波が見えますか? 放射線は見えますか? 空気中に漂っている微生物は見えますか? それを肉眼で見える人なんていません。見れたら異常です。即、病院送りです。でも、ちゃんと存在してます。それとも、見えないから存在しないなんて言いますか?」

すーぱー☆なちゅらる 1次元目 お子さまですみません (HJ文庫 し 2-2-1)
すーぱー☆なちゅらる 1次元目 お子さまですみません (HJ文庫 し 2-2-1)
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 学園都市、というキーワードでピンと来る人は清水文化通ですね。というわけでSF版「気○精霊ぷら○てぃか」ともいえる新シリーズがスタート。

 空中にモノを浮かしたり、物質を別の物に変化させたり。そういう魔法とか超能力とか呼ばれるものの存在が物理理論により証明され、実用化が進んでいる世界が舞台。

 超常現象が技術として確立されている、という設定はわりとよく見るけれど、それが物理学の延長としてはっきり定義されているのは珍しいと思います。

 通常の手段では観測できない三次元以上の現象であるがゆえに、結果だけ見ると魔法か何かにしか見えない。しかし物理現象である以上、そこには法則があるし機械によって再現する事もできる。

 作中では高次の物理現象のことをSNP(Super Natural Power)と呼んでいますが、一般市民だけでなく実際に学んでいる学生達の中にもSNPをオカルト視している者が少なくない、という設定が面白いですね。

 「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」とはよくいいますが、ここでは理解が及ばぬがゆえに魔法だ、オカルトだと思考停止しているのです。しかしこれ、わりとみなさんも身に覚えがあることじゃないですか? 


 まぁそれはともかく、あいかわらず濃い設定です。しかし、今のところはまだごく普通のコメディになってるかなあという印象。前半がのんびり、後半がドタバタという感じだけど、後半はちょっと間延びしてたかも。物語的な魅力はまだ弱いですね。

 一応リーヤが主役ということなのだろうけど、前作のメイベルみたいなポジションとして千恵理、ツッコミ役として越也がいるので実質的にはこの三人が主人公という感じでした。

 個人的にはSD文庫で始まるシリーズの方に期待してるんですが、世界観の作りこみなんかは相変わらず好きですね。2巻以降のブーストに期待。

2010年01月27日 21:43

デレ成分0でも

脳内補完すりゃいいって風潮!

俺は認めないからな!!

EPSON001








グリードパケット∞ 3 (電撃コミックス)
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 第一部完結。なのかな? 相変わらず話は勢い重視で読者の理解とか置いてけぼりですが、まあ問題はないですね。作画クオリティは良好。

 前回が思わせぶりな引きだったので楽しみにしていたのだけど、結局「エアリセ」の直接の続編というわけではないのかな? パラレルワールド的な感じなんでしょうか。

 セラの正体はソニィの「私が考えた最強の執事」的なものと予想。何気にソニィもまだ重要キャラなんですかねえ。

 プリケの実年齢に吹いた。18歳以下じゃないからロリじゃないもん!

2010年01月26日 00:21

EPSON001








初恋マジカルブリッツ 1 (ヤングジャンプコミックス)
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 不定期連載なのか、2年くらいかかってようやく単行本化。原作はもうすぐ15巻ですけど。まあこの手のコミカライズにしてはページ数も多めでわりと満足度は高いです。

 原作2巻序盤のユージェニー登場の辺りまでを収録。コメディ部分の大幅カットに加えて話自体もいくらかアレンジされてると思いますが、なにぶん細部を覚えていないのでねえ。

 設定変更の最たるものは鼓太郎の魔眼の設定が無くなってる?ことでしょうか。原作だとわりと重要な要素だったような…

 なんにしろ、原作の変遷ぶりがよくわかる内容。原作の現状と比べるとほとんど別作品で「そういえばこういう話だったなあ」と。まぁ原作も今でもシリアスなときはかなりシリアスなんですけど。改めて、アルミナの投入がこのシリーズにとっていかに劇薬であったかがよくわかります。

 本来はアルミナ篇でやる演劇の話が既に出てきてるので、漫画版はヴィーゴ篇までで終了かも。キリがいいので妥当なところでしょうか。

 鈴蘭がかなり格好良かったり(チャットにハマる前だからか…)、霧崎に多少出番があったりしたので個人的には割とよいものでした。原作は好きといえば好きなんですが、半分惰性で読んでるのは否定しません。

 ユージェニーの出番がまだ顔見せ程度なので、次巻もなるべく早く出るといいなあ。

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