2015年03月
2015年03月28日 02:45
「俺はこれでも――妹萌えにまったく抵抗のない男だ」
丈月作品の中でも特に用語や細かい設定、登場人物など多いシリーズだと思いますが、前回の記憶があやふやでも気にならないくらい面白かったです。戦記物なので話は複雑なところがありますが、主人公はじめ敵も味方もヒロインもいちいち悩んだり葛藤したりせずキビキビ動くので読んでいて気持ちが良いです。
前回の敵は無名の騎士でしたが、今回はいよいよ復活者(リザレクト)同士のバトルもあり順調に盛り上がってきていますね。あとはやはりというべきか、皇女殿下以外にも霊液補給を行う相手が出来たりと期待を裏切らないですねー。 まあ表紙でわかると思いますが。
新キャラはリチャード1世。オッサン一人だけという絵的には地味なことになってますが(笑) エドワード王子との時代を越えたやりとりなどユニークでとても楽しい。今のところ英国側は王子がボス担当なのでリチャード王はかませっぽい感じになっちゃってましたが、よくも悪くも(バカ)正直なところが魅力的なオッサンでした。
英国により名古屋が陥落寸前な中、カエサル様は征継たちに協力を打診。ということでいよいよ「三国志」らしい展開になっていきそうです。征継の正体は相変わらず不明ですが、結構大きなヒントが出てたのでちょっと戦史に詳しい人ならそろそろ分かるかも? 丈月作品史上もっとも女性関係に強い主人公が活躍するこのシリーズ(笑) 実は王子とモリガンのコンビが一番お気に入りですが今後がますます愉しみです。
書店で配布しているカンピオーネとのクロスオーバーSSはアイーシャ夫人×エドワード王子というカオスな内容なのでこちらも必見!
2015年03月24日 00:23
「憧れは大事な気持ちだよ。だって、そこから始まるんだから。でも、憧れてるだけじゃダメ! わたしたちはファンじゃなくてアイドルなんだーっ!」
それは世界で一番の。
ついにFeal’sの全メンバー集結となる3巻。ライトノベルだと三冊で一区切りというのが多いパターンですが、彼女達の物語はここから本格的に始まります。
ラ○ライブに男はいらないんだよ!(意訳)という外圧によって突然コーチをクビになってしまった軍曹。まあ怪しい人物なのは本人も認めるところですが。ただ個性バラバラなFeal’sメンバーを導けるような人材が他にいないのも事実なわけで。順調に地区予選を勝ち進みながらも、みなもたちは彼の不在に焦りを感じるように。
一方の軍曹はというとたびたびエンカウントしていた幼女・ゆずがタレント活動をしていたことを知り、なぜかマネージャーとして雇われることに。ルーズさとは無縁で隙のない軍曹には意外とハマッてる職業でしたね(笑) しかもタレント事務所への出稽古という名目でみなもたちも再びコーチを受けられるようになり一石二鳥と。そんな中で相変わらずつっかかってくる生徒会長の凛子ですが、彼女が抱えていた想いとはなんだったのか。またアイドルからは縁遠そうな彼女が何故メンバーに加わるのか、その辺が今回の見所といえます。
ぶっちゃけ凛子が持つ、他のメンバーにはない「武器」はわりと俗っぽいものなのですが。ちょっと下世話なところがあるのもこのシリーズらしさかな。最後の一人であるゆずもミラクルボイスの幼女という変り種ですが、メンバー中唯一プロフェッショナルとしての経歴をもつあたりが面白いキャラでした。
県トップクラスの強豪として、みなも達を差し置いて星歌台ガールズの後継者を名乗るSOG(ソーグ)。絶対に負けられない相手に対してみなもが行った「宣言」はこれまた非常に熱いもので、このシリーズは本当に熱血スポコンのノリですなあ。
一巻時点で概ね予想は付いていた陸とみなもの関係。カナの母親の行方など、ストーリー主導の企画らしく色々と動いてきていますね。最後は新キャラが爆弾を持ってくるのが毎回恒例になりそうですが、エンジェルパーティで優勝した「その先」の存在が示唆された気が。なんにしろ次回から本戦スタートなので楽しみです。
3巻購入特典の楽曲ですが、専用のサイトに飛ぶだけでDLし放題という太っ腹なものでした。でも立ち読みでURLだけ調べるとかダメなんだからね! 歌声を聞くだけでなんとなく「このキャラかな」というのがわかるのが面白かったです。この試みは4巻以降も続けて欲しいですね。
というかこれで劇中歌と連動するようになれば企画としては完璧なんだけどね?
2015年03月03日 02:55
「カレーというのは……人生に似てますね」
あまりコスパのいいものではないのでスルーすることが多いドラマCDですが勢いで購入。
時系列は原作1巻と2巻の間みたいでロッテはまだ日本におらず、小雪などもデレていない頃の話でした。まあこの後だと学園でクーデターがおきたり日本が東西分裂したりと慌ただしいイベントが続くのでしかたがないところか。
魔境化した鳥取砂丘までカレーの香辛料を取りに行く番外編らしい?話ですが、現状は敵である香耶にスポットのあたる内容でその点は意外性があって楽しめました。アスモデウスの召喚魔法で相手をジワジワ痛めつける輝夜先輩なんかも音で聞くと原作以上にえげつない感じが(笑)
意外と食通な小雪など原作新刊とリンクするような部分もありましたね。第二弾があるなら今回いなかったキャラも出そうですし、それとなく期待しておきましょう。
2015年03月01日 02:20
「だが私に言わせればあんなに美味しいものはフィッシュアンドチップスとは呼ばない」
激突、ロシア王。
龍瀧姉妹攻略編となる8巻。他にも神器争奪戦の舞台である富士樹海に集結する各勢力や、ベアトリクスちゃんの婚活事情(笑)などページ数のわりに濃いネタが盛りだくさんでお腹いっぱいです。
限りなくゼロに近い好感度から一気にデレた忍舞先輩はさすがにちょっと強引かなあと思いましたが。本来の甘えたがりな性格を押し隠していただけなので、必要なのは切っ掛けだったということか。もうちょっとじっくりデレていく過程も見たかった気がしますが、いずれ来るであろう姉妹のデートイベントに期待しましょう。あと無理してエロネタを振って自分で恥ずかしがってる雅美先輩がかわいい。
イタリアのレジーナに続いてロシアの王、イリヤエリアと一戦を交えることになる一樹。魔力の消耗さえ考えなければ既に他国の王と互角以上に渡り合えるようになってますね。問題はなぜか毎度のごとく、満身創痍の時ほど強敵に遭遇しやすいことですが(笑) 今回はほとんどのヒロインが別行動なので、代わりに琥珀と華玲の準ヒロイン組が結構活躍してました。
一樹がいないところで繰り広げられた輝夜と北欧騎士団、梁山泊の小競り合いは意外と今後に影響してきそうな気がしますね。半ば自業自得とはいえ、ナンバー2を見殺しにされた(死んではいない)梁山泊は日本に恩を売るのをやめるかもしれません。とはいえ中華道国という共通の敵がいる以上は表立って敵対することはないはずですが……しかしベアトリクスちゃんが変態的に強い。化け物か。
生死不明のイリヤエリアなど、黒幕気取りのロキですら状況を完全に把握できていないあたりが事態の混迷ぶりを物語っていますね。沈黙を守っている中華道国もいっそう不気味です。どんどんBUZAMAな感じになる移香斎の末路とか、好感度を上げないとまた死んでしまうのに放置気味な神邑いつきとか、気になる要素が多いので後半戦も楽しみです。今度こそ本当に東西戦に決着がつく……はず。
日本で初めに「王」としての資格を得ながらも樹海に散ったゼロの騎士。その正体は……まあ考えるまでもない感じですね。レメの失われていた記憶と一樹の関係など、そろそろ物語の根幹に関わる設定が明らかになりそうです。正直、レメが記憶喪失なこと自体忘れかけていたけども。
今回は特訓にかこつけた小雪とのねちっこいスキンシップがありましたが、どんどん自重しなくなってきてるな(笑) アウトかセーフかでいえばギリギリアウトのような気もしますが。




