2015年05月

2015年05月31日 01:26

「既視感有り余るフリーダム発言禁止ッ!!!」


 ロリウサギ! ロリウサギ! (落ち着け)


 タイトルは変わっても中身は変わらない、待望の問題児シリーズ・第二部の幕開けです。表紙のガ○アンソードを構えた彩鳥がいいですねー。14年のブランクのせいか今回はあまり活躍してないですが。

 外界に転生したフェイスレス=久藤彩鳥の後ろ盾のもと第三種永久機関の研究を続けていた焔。しかし箱庭から飛び出した星獣との遭遇により危機に陥ることに。そこに颯爽と駆けつけるのは……十六夜のアニキィ! いや、思いのほか早い御登場ではありましたが、やはりこうでなくてはね(笑)

 外界へ帰還した十六夜と入れ違うように、箱庭へと飛ばされてしまう焔、彩鳥、鈴華の3人。物語の仕切り直しらしく、シリーズ1冊目を思わせる召喚シーンや異世界慣れしていない二人(彩鳥は除く)の初々しさが微笑ましいところ。もちろん案内役としてあの駄ウサギも登場します。しかし思いの他アッサリ順応しているように見えるのは、身内に最大級の規格外が居たせいか…… 焔は十六夜に似たところも有りますが(おそらく設定の都合で外見も瓜二つです)あそこまで達観していないというか、傲岸不遜なところもないので、ある意味兄貴より主人公らしいです。

 第一部との違いとして郷帰りを果たした十六夜も、焔もどちらも望まぬ状況に置かれている点があります。十六夜にとっては二度と帰ることはないと捨ててきた場所ですし、焔たちも何の覚悟もないままに箱庭につれてこられたので元の世界へ戻る気満々です。なので今回のサブタイトル「問題児の帰還」は十六夜や彩鳥の現状(彩鳥が問題児かどうかはともかく)であると同時に、これから彼らが達成しなければならない目標を表しているといえます。

 戦闘力に不安のあるメンバーでギフトゲームに挑まなければならない焔たち。護法十二天の愉快な奴らと共に外界に取り残された十六夜。先行きが全く読めない状況だけに今後に期待が高まりますね。今回は謎だらけでスカッとする展開はほとんどないですが、意外に強力な鈴華のギフトとかちょっと駄神に似てきた白雪とか面白くてテンション上がりました。

しかし焔の復讐心?を煽るクイーンの思惑も気になりますねぇ。満を持して登場したと思ったらやっぱり一筋縄でいかない人だった。今回の首謀者ではないようですが、事態を引っ掻き回して遊ぶ気満々ですね。あと気になるのは期せずして十六夜と同じナノマシンの被験者になった彩鳥か……絶対何か影響ありそう。

 焔と十六夜のダブル主人公という形になった第二部。まだまだ再登場していない人物も多いので、そちらも楽しみです。しかしそんなことより、黒ウサギに一体何があったんだ!?

2015年05月22日 23:00

「初めてがコスプレエッチとかハードルが高いのよ! このアニオタ野郎!」



 1巻の予告通りに4か月で2巻発売。スケジュール管理が難しそうな作品だけに、延期とかしなくてよかったです。

 葵回、というよりはリアルロボット回でしたね。1巻は異邦人であるエイルン(夏樹)がこの世界での自分の役割と使命に目覚めるまでの話でしたが、今回はそんな彼のパッションに影響された人々の変化と成長が描かれています。前回あまり良い印象のなかった機兵部や戦騎装のことも、読み終わればきっと好きになるはず。試作機にロマンを感じる人も、量産型萌えな人も満足できる内容です。

 セレンがまた戦場に出ることをエイルンが許容するのか、というところが個人的に気になっていたけど、そこには思いのほか深刻な事情が絡んでいたわけで。エルフィーナの戦力だけではままならない現状を打開する為に、機兵部を鍛え直すことを決意するエイルン。その鬼教官ぶりと人心掌握術が見所。

 葵や紫貴、セレン達の関係に決定的な溝を作り、機兵部の前部長も死亡した事件。その真相を知ると(国土防衛の要であるはずの)セレンが冷遇されている現状にも理解が及びますが、本人に非はないだけにやるせないですね。

 葵と同様に過去の事件を引きずっている茜(新キャラ)にもスポットが当たる巻でしたが、個人的には紫貴が一番好きになりました。理詰め型の指揮官なので案外アクシデントに弱いところが可愛い。紫貴ではフォローできない部分を、アドリブの利く茜が補うという構図が面白いです。

 しかし(アニメの中で)すでに死亡した幼馴染みのコスプレで迫られるとか、エイルンにしてみれば地獄のようなシチュエーションなんですが(笑) 紫貴さん、それ本人だからやめたげてよお!

 次回は不遇続きのデストブルム(セレン)が活躍、ということでますます深まるネイバーやアニメの謎と共に楽しみが尽きません。葵の回想に出てきた他のネイバーフッド?の描写が気になるところ。もしかしたらこの世界にはエイルン以外にも……



2015年05月02日 00:42

「魔術師に近付くステップの研究と、それを防ぐ魔術の研究……それだけのことに、どれほど大勢の膨大な時間が費やされたか、貴様は知るまい! そういう世界があるのだッ!!」



 今回もスラスラと読みやすく、ほどほどに面白い内容(褒めてる)。現状で4シリーズ並行という中でのクオリティ管理はさすがといえます。

 前回は「ゲームと異世界の差異」がどちらかというと主人公に有利に働く展開が多かったですが、今回はその逆を描いていた印象。倫理的にゲームでは描かれない要素。実装前のアイテムやモンスターなど(笑) 本来は引きこもりのゲーマーでしかないディアヴロ=拓真の対人スキルの低さがネックになる場面も増えてましたね。

 小物っぽいのにとにかく嫌らしい敵の後に大物が控えている構成も王道だけど、この世界でもちゃんと強い人間はいたんですねえ。強大な魔法を使う主人公とはいえ、最後にものをいうのはプレイヤーとしての経験と勘、というところにグッと来ました。

 レムが抱える秘密にもいよいよ魔族が気付き始めて、ということで波乱が続きそうな展開。今のところ主人公は特に元の世界に未練がないようだけど、最終的にはどうなるんでしょうねえ。設定を共有している「放浪勇者は金貨と踊る」と併せて続きも楽しみです。

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