2015年06月25日 03:49

魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス>9

「この人に寄生すれば養ってくれる、働かずに生きていけるっていう凄みを感じる。ニートの直感で」
魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス>9 (MF文庫J)
三原みつき
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-06-25



 王の即位。そして姫たちは礼装(ドレス)を纏う。


 5巻ごしくらいでようやく決着となる東西戦。一応メインは鼎の正ヒロイン化……のはずだけどそれ以外も盛りだくさんすぎていつにも増して濃い内容。肝心の決戦部分が全体の1/4くらいという妙なバランスでしたが……本番までいかなけりゃいいんだよ! みたいなポルノ描写にはチキンレースじみたものを感じますね。

 先代の王(ヴァシレウス)の謎を追う一樹に、唐突に明かされるリズリザ先生の真実。ここにきてのヒロイン昇格はさすがに予想外すぎました(笑) 精神年齢は30代で実年齢は18。しかし外見はそれ以上にロリというなんだかよくわからんことになってますが。好感度はまだ低めなので今後の確変に期待したいところです。

 紆余曲折を経てついに一樹の攻略対象としての資格――神魔の力を得た鼎。とはいえ、剣術以外に頼ることを良しとしない(また魔法の才能もない)彼女だけにあまり良くないフラグになる可能性もありましたが、ちょっと面白い形になりましたね。好感度表示でいきなり美桜を越えるという規格外ぶりも鼎らしいです(笑) ケースが特殊なだけに、一樹が能力を使えるのかどうかも気になるところ。

 そして美桜と小雪のパワーアップというダメ押しのようなイベントも。ソロモンの神魔はそれぞれ複数の人物と契約している設定だけに、ヒロインズとそれ以外を差別化する要素が出てきたのは理にかなってるかなあと。ソロモン以外と契約しているロッテなどは変化がないのが残念ですが、彼女の場合は契約神自体がオンリーワンですしね。しかし寵姫礼装になると露出度が上がるという素敵設定だけど、既にほぼ裸に近い輝夜はどうなるの……!?

 日本の正式な王が決まり、戦いは次の段階へ。「秩序」と「混沌」の陣営に分かれた国家どうしが(表向きは)同盟を組んで争うという、まさに世界大戦の様相を呈してきました。いよいよ事態は学園モノの枠に収まらなくなってきてますが、それでも毎度のデートイベントはきっちりやりそうなあたりがこのシリーズの安心感ですね(笑)

 次回は一樹とアーサー(英国王)、呂小香(梁山泊)の3人で暗黒大陸・アメリカの調査に向かうという、変化球で面白そうな展開。受け身に回りがちだった一樹も他国に対してイニシアティブを取るようになってきたので頼もしいです。

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