2015年11月22日 00:36
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (3)
『誰だ……このコミックヒーロー気取りのバカ者は?』
ある意味タイムリーな3巻。とりあえずおめでとうございます。インタビューのおかげで謎に包まれていた企画立ち上げまでの経緯などがわかったのはよかったです(笑)
テロリストの皆殺しに怪物とのステゴロと開幕から今までとは違った活躍を見せるエイルンですが、無理が祟ってしばらく動けない身体に。その隙を突いてデストブルムを手に入れたい米国や国連が動き出し……ということで今回はネイバーにまつわるキナ臭い世界情勢が明らかになる巻でしたね。こんなときでも足を引っ張り合うのは人間同士、というのもある種の王道か。
夏樹という「保険」に頼れない中で、セレンに対して強硬な態度を取る紫貴。全てはセレンの人権と命を守るための行動だけど、ようやく足並みの揃ってきた生途会と機兵部の関係にも波紋を生じさせることに。なんとか場を和ませようとする茜ちゃんがマジ天使でした。
誰よりもアニメが好きで、エイルンが好きだからこそ、フィクションではない「氷室夏樹」に英雄としての役割を求めることができない紫貴。しかしそんな彼女の心を動かすのはやはりエイルン隊長の熱いお言葉でした。
幼女ボディ(チビフィーナ)やドレス換装など活躍が多いエルフィーナですが、今回はデストブルム(セレン)の覚醒回でもありました。ただ、人間とは別のものになってしまったセレンには一抹の不安も覚えるわけですが……エイルンほど人間離れしていないとはいえ。
業を煮やした国連が送り込むのは死んだはずのヘキサで……ということでマリス以外との戦いも厄介なことになって行きそうです。しかし氷室義塾側もテンナンバーズの再集結や先代ネイバーの復活など、反撃に向けて動き出したので黙ってやられるばかりではなさそう。
エイルンを「ハズレクジ」と呼ぶアギト。鍵を握るのはやはり彼とその背後に居る組織でしょうか。エルフィーナが見つけた二つの世界の繋がり。それが意味するものは……

