2015年12月23日 03:27
ノーゲーム・ノーライフ (8) ゲーマーたちは布石を継いでいくそうです
「疑いも、願いも、拒むも、望むも……全てが――帆楼(ホロウ)。おまえの糧になる」
絶望的なゲーム条件で『 』に敗北を迫るジブリール。ゴールと引き替えに誰かの命を奪わなければならないいずな。どう転んでも多大な犠牲を払う泥仕合を始めたクラミーたち。誰もが裏切り、騙しあい、破滅に向けて突き進む中、人知れず行動を開始した者がおり――
怒涛の伏線回収巻。なんとか理解はできたかな、とは思うけど面白さ以上に頭が疲れたのは否定できない(笑) 終わってみればいつものように『 』が書いた筋書き通り、ではあるけど今回は誤算や読み違えも多々あり。それでも勝手に場外乱闘を始めるプラム達の思惑を一手で封殺する手際は鮮やかでした。クラミーとフィーの二人は今回特にいいところがなかったですね……合掌。
ジブリールの様子がおかしかったのは、プレイヤーの中で彼女だけが異なるリスク――サイコロが減るたびに記憶を失う――を負っていたからでした。ソラには知りえない異世界の法則が絡むがゆえに予測できなかった要素。『 』が生涯初の敗北を喫するまでのロジックはなるほどと思わせるものがありましたが、所詮はゲーム内ゲーム。実はコマの課題を一つこなしただけという脱力感が(笑)
『 』に通じる空虚の名を与えられた神――帆楼(ホロウ)。自己否定を繰り返す彼女を味方に引き込むのが目的だった今回は、ゲームとしてはやや盛り上がりに欠けた感もあり。しかし大きな転換期を迎えた世界のこれからが楽しみです。そしてあの種族もついに動き出して……

