2016年06月
2016年06月22日
梅雨の晴れ間に
全国的に熊出没のニュースが毎日のように出ています。夏本番前に近場の医王山にでも行きたいと思うが二の足を踏みます。
それではと、犀川上流の法島町に車を置き、アユ釣りを楽しんでいる風景を見ながら川辺りを主人とH子さんと三人での初めての街中ウォーキングです。
曇り空が広がり、吹く風も心地よくそんなに暑く感じない、桜橋を渡り街中に入って行きます。
以前に行ったことのある「石川国際交流サロン」の建物を二人に見てもらいたくて最初に立ち寄ります。
21世紀美術館のそばにあるが、結構知らない人が多いのです。大正末期に建てられた民家を利用したもので日本家屋そのものです。
今日は金沢大学留学生による「茶器 書道展」が開かれていました。
自作の掛け軸を眺め、自作の茶碗でお抹茶を楽しんでいる姿を想像するだけでもピースです。
襖や障子はすべて外され簾戸(すど)が入り、山野草が飾られ、今ではなかなか見られなくなった夏風情です。こちらのこじんまりだがしっとりとした庭は国内の23か所の庭園の1つに選ばれているそうです。
町中にこんな見ごたえのあるたたずまいの民家があるなんて驚きです。
21世紀美術館・鈴木大拙館など回り、広阪 本田町界隈から出羽町へと上がり、そこからまた法島までしっかり歩いた一日になりました。あ〜疲れた!!
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H子さんの句です。
”車 降り 街中歩く 新鮮さ 静寂の裏道 旧家 重々し”
”犀川の 緑に座して 街ながむ 水ゆったりと 風運び来る”