aamall

March 23, 2006

田舎の音楽から学ぶこと

田舎に住んでいた中・高校生の頃、近所のお祭りで「祭り囃子」みたいなやつの横笛のパートを吹かなくてはならなかった。で、春休みはみんなで集まって毎日練習していた。

でもちゃんとした楽譜がない。紙に書いたものがあるが間違えが多い。笛は10音ぐらいあるのに楽譜は3種類の「言葉」で記述してある。音の高さも長さも書いてない。
毎年この音はあれだとかこれだとかってもめるもんだから、おいおい、と思い、「これ、ちゃんと楽譜つくって書き直せばいい」と提案したことがある。

すると、こういうものは伝承されていって、その年、その年で微妙に変わった音色になる、そんでもってそこに文句をつける御老人がいる、みたいなのがいいんだよ、みたいに諭されたことがある。

この人たちは本番とか再現ということを音楽の終着点と考えていないんだなぁと思った。毎年毎年伝えていくこと、そこで起こる楽譜の読み違いっていうディスコミュニケーションをレベルの違うところでのコミュニケーションに変えるんだなぁって。

学校ってなんか本番に完璧を求めるみたいな空気がある。そういうものが音楽を通したコミュニケーションだと思ってた頃の僕には衝撃だった。
なんかレベル違うなって。

音楽の枠が広いのか。もしくは音楽外のコミュニケーションとして(一般的な意味での)音楽をとらえているのか……。

春のお祭りの季節が近づくと毎年思い出します。

shimonakayoshiaki at 23:44│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by HARUKA    March 24, 2006 01:31
私も良いブログを書きたいです。ブログサーフィンして上級者になりたいです。(`・v・´)

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