日本語環境の充実したLinuxシステム、Vine Linuxのversion 6が1ヶ月ほど前に公開されました。ここでは、気象モデルWRFをインストールすることを目的としてVine Linux 6をインストールするときに、整えておくべき環境にについてメモしておきます。
●OSインストール時
インストール時のパッケージは「すべて」を選択して、そのままインストールしておけばよい。
*NVIDIA RAIDは認識してくれなかった。
*Microsoft Wireless Blue Tracking Mouse の一部の製品がインストール時に不具合を起こした。
●インストール後の追加
アップデートを行ったあとapt-getコマンドかSynapticを使用して次のものをインストールする。
glibc-static
compat32-glibc-devel.32bit
compat32-glibc-static.32bit
libstdc++3
libstdc++3-devel
gfortran
lsb
pax
qt
これらをインストールしておけば、intel composer XEは正常にインストールされた。
intel composer XEを使用して、netcdf-4.1.2、mpich2-1.4のコンパイルは成功している。
また、NCLはversion 6.0.0のRHEL5用のバイナリが動作することを確認している。
●その他
Java:(追記2013/01/08)
まずapt-getで libXtst.so.6 をインストールしておきます。
そのあとで、再びapt-getにて java-1.6.0-sun をインストールします。
これで入らなければ(たとえばjavawsなどが)、OracleからJREのrpm(32bit版)を
落としてきてインストールしてください。
Adobe Reader:
install-assist-AdobeReader_jpn
をインストールすることで簡単に入ることになっていますが、なぜかNVIDIAのGPUドライバも一緒に入ってしまうので、AMD/ATiを使用している場合は要注意です(xorg-x11-drv-fglrxをインストールしておけばOKなのでしょうか?)。
描画環境1:GMT
私の環境ではGMTのソースコードをコンパイルすることができませんでした(version4系)。
でも、ふつうにapt-getでインストールできます。
># apt-get install GMT
(version 4.5.1)が入りました。
描画環境2:ncview
Vineのリポジトリにはncviewがないので、Fedora 10のものを使用しました。
いまのところなんの問題もなく動いております。まず下記の2つのrpmをダウンロードします。
udunits-1.12.9-2.fc10.x86_64.rpm
ncview-1.93c-4.fc10.x86_64.rpm
あとはrpmコマンドを使って、先にudiunits、その後ncviewの順でインストールすればOKです。
ゲームの削除:
Synapticから「アプリケーション/ゲーム」を選択して、"gnome標準のゲーム"をアンインストールすることで、
インストールされているゲームを消去できる。VMwareなどディスク容量がかぎられているときには便利です。
右クリックで「端末で開く」:
Vine Linuxの場合、デフォルトでは右クリックしても「端末で開く」のOptionがない。これはapt-getで簡単にインストールできる。
># sudo apt-get install nautilus-open-terminal
●OSインストール時
インストール時のパッケージは「すべて」を選択して、そのままインストールしておけばよい。
*NVIDIA RAIDは認識してくれなかった。
*Microsoft Wireless Blue Tracking Mouse の一部の製品がインストール時に不具合を起こした。
●インストール後の追加
アップデートを行ったあとapt-getコマンドかSynapticを使用して次のものをインストールする。
glibc-static
compat32-glibc-devel.32bit
compat32-glibc-static.32bit
libstdc++3
libstdc++3-devel
gfortran
lsb
pax
qt
これらをインストールしておけば、intel composer XEは正常にインストールされた。
intel composer XEを使用して、netcdf-4.1.2、mpich2-1.4のコンパイルは成功している。
また、NCLはversion 6.0.0のRHEL5用のバイナリが動作することを確認している。
●その他
Java:(追記2013/01/08)
まずapt-getで libXtst.so.6 をインストールしておきます。
そのあとで、再びapt-getにて java-1.6.0-sun をインストールします。
これで入らなければ(たとえばjavawsなどが)、OracleからJREのrpm(32bit版)を
落としてきてインストールしてください。
Adobe Reader:
install-assist-AdobeReader_jpn
をインストールすることで簡単に入ることになっていますが、なぜかNVIDIAのGPUドライバも一緒に入ってしまうので、AMD/ATiを使用している場合は要注意です(xorg-x11-drv-fglrxをインストールしておけばOKなのでしょうか?)。
描画環境1:GMT
私の環境ではGMTのソースコードをコンパイルすることができませんでした(version4系)。
でも、ふつうにapt-getでインストールできます。
># apt-get install GMT
(version 4.5.1)が入りました。
描画環境2:ncview
Vineのリポジトリにはncviewがないので、Fedora 10のものを使用しました。
いまのところなんの問題もなく動いております。まず下記の2つのrpmをダウンロードします。
udunits-1.12.9-2.fc10.x86_64.rpm
ncview-1.93c-4.fc10.x86_64.rpm
あとはrpmコマンドを使って、先にudiunits、その後ncviewの順でインストールすればOKです。
ゲームの削除:
Synapticから「アプリケーション/ゲーム」を選択して、"gnome標準のゲーム"をアンインストールすることで、
インストールされているゲームを消去できる。VMwareなどディスク容量がかぎられているときには便利です。
右クリックで「端末で開く」:
Vine Linuxの場合、デフォルトでは右クリックしても「端末で開く」のOptionがない。これはapt-getで簡単にインストールできる。
># sudo apt-get install nautilus-open-terminal