六方たんぼのコウノトリ便り

コウノトリ がいる六方たんぼの風景、風景となった コウノトリ をお届けします。

一度絶滅した日本のコウノトリを再び野生復帰させた、兵庫県豊岡市から、
季節の風景と共に田舎の暮らしなどお届けします。

コウノトリ大豆

稲の緑が濃さを増してきた六方たんぼの中に、小麦色の畑が広がっている。

小麦の刈り取りが終わり、大豆の播種作業が始まった。

大豆播種
 小麦を刈り取った直後の圃場で、耕耘と同時に大豆の播種を行っている。
 64馬力のトラクターに、2ウェイローターと播種機を装着。播種機は目皿式を3台。
大豆播種
 大豆の品種は「あやこがね」。条間は80cm、株間は15cm(1粒)
 「コウノトリ大豆」として契約栽培
大豆播種
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河谷営農組合で大豆の刈り取り作業が始まっている。

従来栽培していた「サチユタカ」は収穫期が晩秋の11月中旬になり、天候不順で苦労した。
それを避けるために、早生品種の「あやこがね」に全面的に切り替えた。

大豆刈り取り用のコンバイン
 

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大豆の生育と共に、雑草も繁茂し、大豆畑は緑一色になっていた。
梅雨明けから続いていた好天で、大豆の中耕培土作業が進み、
中耕培土の目的の一つ、雑草の駆除でも大きな成果があった。

中耕培土作業が終わって、雑草が見え無くなった大豆の圃場
大豆中耕培土

大豆中耕培土


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六方たんぼで今、緑濃い水稲の水田と共に、若葉の長い筋の乾田が見られる。
若葉の長い筋は、河谷営農組合と中谷農事組合法人が栽培している大豆畑である。

大豆の品種は「あやこがね」だが、除草剤を使わない特別栽培で、コウノトリ大豆とよんでいる。


大豆発芽
 
大豆発芽
 
もう少し成長したところで、雑草対策を兼ねて中耕培土の作業を行う。 

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豊岡農業改良普及センターは、「コウノトリ大豆」の栽培面積拡大を目指して、豊岡の気候風土に合って、且つ、おいしい豆腐原料として顧客要求を満たす好適品種を追求する為の試験栽培を行ってきた。

その結果、「あやこがね」の作付面積を拡大することにし、種子の確保が必要になってきた。
そこで、「あやこがね」の品種登録者である長野県の試験場から「あやこがね」の原原種と原種の種子を入手して、河谷営農組合の圃場で栽培して来た。

原原種10種(5系統×2)の母本200株と、30アールに作付けした原種の収穫作業が河谷営農組合の圃場で行われた。
原原種の母本200株は普及センターの職員が手刈りし、持ち帰った。
原種となる30アールの大豆はコンバインで刈り取り、河谷営農組合が管理する。

種子用に栽培した大豆「あやこがね」あやこがね

大豆の刈り取り作業
大豆刈り取り

刈り取り直後の大豆  水分14%  種子用として高品質 うっとりする美しさ。
あやこがね

 

河谷営農組合は大豆播種の準備で有機石灰の散布作業を行った。
大豆栽培では根粒菌の活性を高める為に土壌pHを6~6.5に調整し、カルシウム、マグネシウムなどの成分を補給する必要がある。
コウノトリ大豆では有機石灰資材の「ランカク」を使用し、10アール当たり100kg散布する。

有機石灰散布
有機石灰散布
有機石灰散布
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河谷営農組合と豊岡農業改良普及センターが行う播種時期を早くする試験栽培で、5月23日に播種した大豆(あやこがね)の芽が出そろった。

あやこがね発芽
この時期に鹿に見つかると大変。先手を打って電気柵が肝心だがとりあえず様子見のようだ。鹿の目に留まらないことを祈るばかり。
あやこがね発芽
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農事組合法人 河谷営農組合は大豆の試験栽培の為の播種作業を行った。
大豆は、収穫期11月の天候不順で収穫出来ないリスクがあり、平成23年には水害と相まって収穫皆無を経験した。
以来、早生品種の栽培試験を行い、「あやこがね」が成績良好だったことから、今年は作付面積を増やして試験を継続する。
今日播種したのは、播種時期を更に早くして試験するもので、90アールの圃場の半分に播種した。残り半分は、対照区として半月後の来月初旬に同じ「あやこがね」を播種する予定。
この一連の栽培試験は豊岡農業改良普及センターの指導で行っている。

大豆播種

大豆播種

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試験栽培品種に今年加わった、新品種「里のほほえみ」の刈り取りを行った。
試験栽培している品種は、エンレイ、あやこがね、里のほほえみの3品種。
「あやこがね」は、既に1週間前の10月7日に刈り取りを済ませた。残る「エンレイ」は数日後になりそうだ。

 


他の品種に比べて倒伏したものが多い。

 




刈り取り直後の水分が15.3%だった。

 


河谷営農組合は試験栽培している早生品種「あやこがね」の刈り取りを行った。

収穫時期を早くしたいことから、昨年から「あやこがね」と「シュウレイ」の2品種に今年は「里のほほえみ」を加えて3品種で試験栽培している。

今日収穫したのは、その中でも最も早く収穫期を迎えた「あやこがね」で栽培面積22アール分。

「里のほほえみ」は少し遅れて、今週末の刈り取り予定。「シュウレイ」は更に数日遅れそうだ。

 

大豆刈りとり作業
台風で冠水したので土埃がひどい。   


あやこがねの粒。サチユタカに比べると粒が小さい。


現在栽培している大豆(品種:サチユタカ)の収穫期11月中下旬は天候不順が多いことから、収穫期が早い早生品種を試験栽培している。

試験3品種、「あやこがね」、「シュウレイ」、「里のほほえみ」の中では、①あやこがね、②里のほほえみ、③シュウレイの順で登熟が進んでいる。
今年は好天が続いていることからか、試験の3品種共登熟の進みが早い。
あやこがねは数日の内に刈り取り適期を迎えそうだ。

 

大豆品種試験栽培圃場
左から、シュウレイ、里のほほえみ、サチユタカ
奥はサチユタカの通常栽培。


シュウレイ


里のほほえみ


あやこがね

 


台風一過、秋晴れの朝を迎えた。
冠水した大豆が気がかりで、田んぼの様子を見に出かけた。
大豆の田んぼにコウノトリJ228が待っていてくれた。
コウノトリさん、おはよう。
心配した大豆の田んぼは、昨夜の内に水が引いて、大豆の株元も畝も露出するまでになっていた。
既に鞘が堅くなるまでに生育しているので、冠水の影響はひとまず安心できると思う。
昨日書いたように、六方たんぼの排水路の端末は六方川につながっている。
六方川の終端には強制的に円山川に排出する、排水ポンプ設備がある。
昔から水害に苦しめられてきた地元の悲願で設置された大規模な排水ポンプ設備である。
排水能力は、国交省の設備が毎秒30立方メートル、県営が18立方メートル、合計48㎥/秒。
10時間稼働すると、1,728,000㎥排出する能力を持っていて、昨夜はフル運転していたのだろう。

今日は、大豆の販売契約先の株式会社丸正 大島社長から台風見舞いの電話をいただき、様子をお伝えした。


J228          AM8:13


J228          AM8:15

大豆の様子            AM8:20

 


今早朝から、大豆栽培田の雑草を手で引き抜く作業をした。
コウノトリ大豆は除草剤を使用しない。
雑草対策は、中耕培土をタイミング良く1回行うことで行けていた。
中耕培土した後に発芽する雑草があっても、先に大豆が繁茂して陽が届かないから生育できない。
ところが、アオゲイトウという恐るべき強害雑草が出てきた。
水田地帯の六方たんぼでは見ることは無かった外来雑草だが、隣の中谷農事組合法人の大豆栽培田で大量発生して数年が経過し、河谷でも昨年から隣接した圃場の一部で被害が出始めた。
大豆の収穫時期に雑草が残ると、コンバインで刈取る時に大豆を汚して品質を落とすので、中でもアオゲイトウは強敵で徹底駆除が求められる。

 

朝露に濡れながらの雑草除去作業
アオゲイトウ、タデ類を引き抜く。

アオゲイトウ


名前不詳の雑草

 


大豆(サチユタカ)の生育が順調だ。

開花期で水分が必要な今、降雨のお陰で灌水の手間が省けている。
十分の降雨があって、当分足りているので、集中豪雨などはご勘弁を。 

 

 


 中谷農事組合法人が栽培するコウノトリ大豆の中耕培土作業が進められていた。

 作業中の小島組合長に尋ねたら、今年の大豆栽培面積は18ヘクタール。

 大豆は河谷と同じに、JAたじまを通して株式会社丸正に販売する。

 中耕培土作業は1回目を今日で終わり、少し日を置いて2回目の作業にかかる由。

 水害さえなければ今年も豊作だろうと、小島組合長と話し合った。

 

 中谷農事組合法人の大豆中耕培土作業
 中谷は河谷の隣の集落

 

 中耕培土の機械  トラクタで引っ張って土寄せする。
 河谷が採用しているロータリー式と違い回転軸の駆動が無い。
 ロータリー式に比べ、作業速度は速い。
 中谷は2回作業するが、河谷は1回で済ませる。

 

  写真手前は未作業のところ

 


 大豆の中耕培土作業を行った。
 コウノトリ大豆は除草剤を使わないので、中耕培土で除草する。
 除草効果を上げる為に、作業直後に降雨がないことが条件。
 天気予報で雨雲の動きを6時間後まで確認しながら作業する。
 いつでもどこでも天気予報が確認出来るスマホは農作業にとってすこぶる便利。

 

 組合長の時は農業機械に乗ることはしなかったが、今はトラクタ作業もする。

 暑さは厳しいが、気分は爽快。農作業が元気の秘訣。
 

 

  画面右は作業前。ヒエなどの雑草が生えている。
  ロータリーで耕耘して雑草を取り除く。

 

 


 JAたじまコウノトリ大豆生産部会は、実需者様にご参加頂き、恒例になっている播種式を河谷営農組合の圃場で行った。

 コウノトリ大豆の販売先、株式会社大島の大島社長様、株式会社藤田食品の藤田社長様、がんこフードサービス株式会社の吉田副本部長様、関係機関の豊岡農業改良普及センター坂本所長様、豊岡市農林水産課浪華様はじめ多数のお客様にご参加頂いた。

 今年は新田小学校児童の参加がなかったので、機械による播種作業をご覧頂いた。

 アベノミクスと言われる昨今の経済情勢の中で、大豆業界の状況をお聞きしたら、輸入大豆の価格高騰が、豆腐などの製品価格に転嫁出来ないことから厳しい状況のお話だった。

 高品質の大豆が安定供給できるように新品種の試験栽培や新たな栽培方法による試験も行っている様子もご覧頂いた。

 

 お客様をお迎えして、梅雨明けした空を悠然と舞うコウノトリ

 
 播種作業の様子をご覧頂いた。

 


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