2009年08月30日

アントンがやって来た!

選挙を前に、民主党・田村謙治(静岡では“たむけん”の愛称で呼ばれている)の応援に我らがアントニオ猪木が私の地元にやってきた。
今週月曜に駅前でビラを配っており、選挙関連のビラなんていつもは無視するところだが、「アントニオ猪木さんが田村謙治の応援にやってきます!」と言われた日には、飛びついてしまうってもので、ね。ムフフフ

8月27日、行って来ました。
さすがに18時15分からの駅前での演説には間に合わなかったものの、19時からの清水マリンビルにはギリギリ間に合いました。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090828-OHT1T00059.htm

最近の民主党の勢いも然ることながら、この田村謙治という人は選挙と関係ないときでも精力的に動いている人で、地元での知名度や人気はかなりのもので、会場には見るからに後援者という方々がギッシリ入っています。
そこにアントンが来た訳ですが、日本人で猪木を知らない人はいないんじゃないかというくらい知名度があるので、まぁ盛り上がること盛り上がること。

猪木ボンバイエにのって猪木が登場し、猪木が田村を呼び込みます。田村も猪木ボンバイエにのって入場。
「勝手に俺の入場曲使いやがって(笑)」とオープニングギャグ。
壇上に2人が立った状態で、15分位猪木が喋りっぱなし。
数ヶ月前に飲みの席で、応援に来ることが決まったらしい。
彼を応援することを、「勝ち馬に乗る」と表現する猪木はステキだ。

プロレスファンにはお馴染みというか、聞いたことのある話ばかりだが、そんなことはどうでもいい。
「外交ということでいえば、師匠である力道山の出身が北朝鮮で・・・」と、北朝鮮でプロレスをした話をし、「勝手に銅像を作られて、帰りの空港で1万ドルで売りつけられそうになった」と、オチまでつけて爆笑を誘う。
「食糧問題といえば、ブラジルに移民したときにコーヒー農園で働いていて・・・」と、移民時代の話から得意のエネルギー問題にまで言及。
「安全保障のことでいえば、私もイラクに人質解放の交渉に行ったことがありまして・・・」と、政治家時代のことまで話していた。

とにかくドッカンドッカンうけていた。
さすがに話が上手い。

「あとは何話せばいい?」
客席からは「闘魂注入!」とお約束の闘魂ビンタ。
最後もお約束の“1・2・3ダー!”で締めたのだが、猪木ファンばかりじゃないので、あまりみんなやっていなかったことが、ちょっとビックリだった。

その後、楽天の三木谷社長からのビデオメッセージ(本来は来る予定だったらしい)を観た後で会場をあとにした。

それこそ前田も民主党を応援していて各地を回っているようで、私としては前田が来てくれた方が嬉しいのだが、世間へのインパクトとしては猪木に敵うはずもなく、猪木を呼べちゃう田村の勢いも本物だ。

とりあえず夏バテ気味でもあったのだが、一気に疲れも吹っ飛んで元気になりました。ありがとう。











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