母の「消えた年金」が戻ってきた。今の大臣の努力かな、とも思うのだが、なんだか、腑に落ちない。10年前に、年金受給の手続きに行った時には、「払ったはずなのになぜ?」と聞いた母に対して、「そんなものは、記録にない!」と、上から目線で、いや~な態度で、社会保険事務所の職員に突っぱねられた分だからだ。当時、多くの母と同世代の人たちからも、似たような話があり、みんな、社会保険事務所の職員の横柄な態度に、頭に来ていた。うちは、幸いなことに、社会保険事務所は、徒歩圏内にあるが、地方では「最寄」と言っても、長時間かけて、高い交通費を使っていかなければならない人も多く、あの社会保険事務所の職員の態度に腹が立つのもあって、おかしいと思っても、あきらめた人のほうが、多いと思う。

 今更になってあったって?
しかも、5年前以前は時効?
ちょっと、それで済むわけ?

 しかも、基本的な問題がある。知り合いの個人事業主の方に聞いたのだが、従業員の厚生年金保険料、振込先の銀行口座に、支払日に残高が足らないと、その日のうちに払い込め、と電話がかかってくるそうである。それだけ取り立てが厳しいのに、未納なんてありえないだろう。また、昔は、国民年金保険料は、町内会で集金して、市や区などに納めていたそうである。町内で集金されていたものなのに、普通は払わないわけにはいかない。これも、未納など、ありえないだろう。そんな事情から考えても、社会保険庁の職員、役所の窓口、町内会の会計責任者など、何代も前から、根本的に調べる必要があるのではないか?

 親世代の年金に不信感を持っているのに、若い世代に払えと言われても、ちょっとムシが良すぎやしないか?庶民には、月約1万5千円も高すぎるというのに!

 何が腑に落ちないか考えてみれば、やはり、だれも責任を取っていないことである。社会保険庁や役所の職員、もちろんOBも含めて、横領の場合はもちろん、自分たちのミスや不手際で、市民に不利益を与えた場合は、賠償責任を負うようにしてほしい。あまりにも責任がなさすぎるから、今の状況になったのだと思う。自分たちだけ、きちんと退職金や年金を受け取ること自体おかしい。だろう?