わが家の車の自動車保険が1月末で切れる。
そこで去年も行なったことだが、ネットにいろいろと出ている“自動車保険一括見積”であらためて見積比べをしてみた。
去年はこれで結局三井ダイレクトの保険に加入したのだが、おやおや、今年は一括見積りではどこのサイトでも三井ダイレクトがヒットしなかった。条件は変わっていないのに不思議なことだ。こういった見積比較サイトから三井ダイレクトは脱退したのだろうか?
さて、今回ヒットしたのは6社ほど。
それにしても同じ条件なのに保険会社によってずいぶんと差がある。
一番安いのと一番高いのとでは3万円以上の開きがあった。
それぞれの保険会社によって、微妙に設定されているプランが違うので、このような差が出てくるのだろうが、最高値のチューリヒなんて、ほんとに加入してほしがってるんだろうかと思うほどだ。
こうして、最終的には今年と同じ三井ダイレクトで契約継続することにした。
ここの保険会社は運転者の年齢制限で細かな設定ができるのだ。
ウチには大学生の息子がいる。滅多に運転しないものの保険でやつの分も網羅しておかなくてはならない。
三井ダイレクトでは、まず運転者を家族限定にする。これはどの保険にもある。
さらに、運転者の年齢条件で私と妻をカバーできるようにする。これもどの保険にもある。
三井ダイレクトが違うのは、さらに家族の中で運転する人の最も若い年齢(つまり子供の年齢)を指定できるのである。ほかの保険会社なら、いちばん若い年齢を指定した段階で夫婦で設定した年齢条件(35歳未満不担保)がすべて帳消しになってしまうが、それができる(チェックシート参照)。このため保険料が跳ね上がるのを防ぐことができる。
ということで、三井ダイレクトに落ち着いたわけ。
ここで気づいたことがある。
“車両の使用目的”である。
これまでずっとこの項目では“レジャー等”を選んでいたが、考えてみれば妻がアルバイトに行くのに使っている。よく読むと、週にある日数以上通勤や通学(送り迎えを含む)で利用する場合には、使用目的は“通勤・通学”になるんだそうだ。
そんなこと考えてもみなかった。
週末の買い物とかでの使用しか頭になく、妻のバイトまで頭になかった(自分の行動パターンしか考えていなかった)。
ということで、保険料は上がるが、今回は車両の使用目的を“通勤・通学”にした。もし何かあった時に、保険金支払いのトラブルが起こったらいやだからね。
さて、車と言えば、ガーシュウィン(George Gershwin 1898-1937 アメリカ)の「パリのアメリカ人(An American in Paris)」(1928)。なぜかというと、自動車のクラクションが曲中で用いられているから。
この曲はガーシュウィンがパリに滞在中に作曲したもので、ジャズの手法を用いてパリという活気あふれる街の描写と、作曲者自身であるアメリカ人とを対置している。
曲中に出てくるクラクションは、ステージ上ではゴム球の空気を押し出すことで鳴るラッパが使われるが、これがけっこう音がちゃんと出なかったりして楽しい。
今日紹介するCDはオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏によるもの。1967録音。ソニー・クラシカル。
この演奏が名演とか好演の部類に入るのかどうかはわからないが、まあ、そんな小難しいことをいうような曲じゃないと思う。ただ、アメリカ人指揮者のオーマンディだから(ハンガリー出身だが)、自信をもって演奏しているのは間違いないだろう(録音する曲には、みんな演奏家は自信をもっているんだろうけど)。
私が小学校低学年のとき、自転車に、パフパフッと鳴るこのクラクションのようなラッパをつけていた。ほんとは乾電池式のブザー(なぜスイッチを押すとブザーが鳴るのと同時に本体についたオレンジ色のパイロット・ランプがつくようになっていたのか不思議である。意味がないではないか)をつけたかったのに、親がこの下品なラッパを選んだのだ。
小さな町だったから、あのパフッパフッって音はけっこう町民たちの印象に残り、かつ、迷惑だったろう。ましてや、私は必要以上にパフッパフッって鳴らしていたから。
ごめんなさい……