相変わらず私の携帯電話には、そしてパソコンには、変なメールが届き続けている。
 最近はさらに相手のヴァリエーションも広がっているようで、

 清水 巌さんからメールが届きました。

 件名:一生のお願いです。私の貯金3000万、何も言わずに貰って下さい。私は原因不明の病に侵されてます。どうあがいても助からない…


 というように、男性からも援助の申し出が来る始末だ。
 それにしても「どうあがいても」という言い回しがすごく下品である。
 そして、このメールの末尾に書かれている管理・発信しているのが

 <<18禁>>
 出張☆メンズデリバリー


という名のところ。

 なんでアタシがメンズをデリバリーしてもらわんきゃならないの?
 そういう趣味、170%ありませんから……

 変なメール。
 メールが変。
 メールへん……

59d9f018.jpg  ツィンマーマン(Bernd Alois Zimmermann 1918-70 ドイツ)の「Marchensuite」(1950)。直訳すれば「おとぎ話(メルヘン)組曲」。

 ツィンマーマンの作品で(いろいろな意味で)有名なのは「ある若い詩人のためのレクイエム」や歌劇「兵士」だが、特に「レクイエム」の方は音楽作品というよりは巨大で精巧な音響作品という感じで、私の耳にとってはかなり厄介な代物である。引用されたベートーヴェンやビートルズのメロディーがほんの一瞬ながらも聴こえてくると、すっごくほっとしてしまうほど緊張感あふれる作品である。
 ツィンマーマンが謎の自殺をしたということが、この曲の重苦しい雰囲気に重なってなおさら私を困らせる。

 そのツィンマーマンが1950年に書いた7つの小品から構成される管弦楽のための作品「Marchensuite」。

 各曲は、
 1. Prolog
 2. Mussette
 3. Der ritt durch den Wald
 4. Das verwunschene Schloss
 5. Die Erscheinung
 6. Im Marchengarten
 7. Festlicher Epilog

というタイトルがついており、全曲で18分ほど。

 第1曲の開始こそ原始海洋のなかで浮き沈みするコアセルベートのうめきのような音楽だが(これがまた、とても良いのだ!)、全体的には明るく、各曲それぞれが個性的。さまざまな性格を持っている。

 ツィンマーマンは1950年代から前衛音楽の手法を用いるが、この組曲はおそらくはそれ以前の新古典主義に書かれたのだろう。 

 紹介するCDは、P.Hirsch指揮ベルリン放送交響楽団の演奏によるもの。
 この曲の世界初録音となるCDで、2001年のライヴ録音。WERGO。

  MAERCHENSUITE/CANTO DI SPERANZA:ZIMMERMA

 さて、今日もお仕事、日帰り入浴ならぬ日帰り出張。
 老骨に鞭を打つとするか……

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