3a29f2d9.jpg   昨日、My Garden(ドイツ語ならMein Gartenでいいのか?よくわからないなら書くな、と言いたい!)で、今季初のバラが開花した。

 “オールド・ブラッシュ・チャイナ”である。
 昨年はちょいと特殊な事情があったので違ったが、毎年このバラがいちばん最初に咲いてくれる。

 “オールド・ブラッシュ・チャイナ”は、その名にあるようにチャイナ・ローズの1品種。四季咲きのバラとして中国からヨーロッパに導入された最初のバラとされる。

 また、これにタイミングを合わせるかのように、たくさんの蕾をつけていたクレマティスのドクター・ラッペルも咲いた。
 この花は、相変わらず夜の飲食店の女性従業員のように派手で、ある種の毒々しさがある。けばい女性を好まない私にはすごく好きな花ではないが、一緒に植えてある黄色いバラ(エバーゴールド)との色の組み合わせは悪くない。早く“エバーゴールド”が咲くことが期待される。

cb080ae2.jpg  そんな陽光に照らされた庭を窓から見て、私はつかの間の幸福を味わいながら、でもなぜか「夜の歌」なんぞを聴いてしまってる。
 天気の良い休日の朝(これでお察しいただけるかと思うが、天気が良い)に聴くにはお世辞にもぴったりだとは言えないが、ボクノコナンテ、ホットイテクレ!だって、今日も仕事だし……

 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第7番ホ短調「夜の歌(Lied der Nacht)」(1904-06。その後もたびたび手を加えた)。今回聴いたのはゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団による2008年のライヴ録音。

 ゲルギエフのマーラー演奏は、先日このCDを買って初めて聴いた。

 ゲルギエフというとエネルギッシュかつロマンティックな演奏が特徴だ。だからどんなマーラーなのか期待して聴いたが、いや、さすがですわい。

b37d4c87.jpg  エネルギーは確かにあるが、決して暴走しない。このあたり、高関/群響のような(おそらくは故意の)粗さがなく、“歌う”ことに重点を置いている。全曲をとおしてほのぼの感が漂う演奏だ。

 特に“夜の歌”と題された第4楽章は、速めのテンポ設定ながら、実に美しく流れて行く。
 一方、同じ“夜の歌”(夜曲)である第2楽章は、むしろサクサクとしており過度に感傷的にならない。
 いままで聴いたことのない、でもとてもバランスがとれた演奏に私はかなりご満悦。が、もうちょっと暴走列車的なところがあったらワクワクするのにと思わなくもない。

 いや、違う。
 終楽章なんか、かなり激しくやってくれているんだけど、オケのアンサンブルがあまりにもそろいすぎているのだ。ワクワクしてんだけど、ハラハラしなかっただけだ。実際、聴きながら息切れこそしなかったが、動悸がしたもん。血圧も上がった、間違いなく。

 それにしてもライヴ(なんだよな?聴衆のノイズが聞こえてこない。生き物相手の演奏会だったのか?)とは思えない、オケの巧さよ!

  Mahler: Symphony No.7 (3/7/2008/Barbican Hall Live) / Valery Gergiev(cond), London Symphony Orchestra

 げるぎえふさんって、やっぱりたくましいわぁ~[E:heart]

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