新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の刺激的出来事について多少不真面目に書いています。

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

興奮したオットセイが叫ぶ!♪岩城/札響のLvB/Sym4&7

Beethoven7SSO   タイトル背景写真に偽りなし、のために 
 ってことで、今日は550でもSOSでもないSSOのCDを。

 SSOアーカイヴシリーズ第2弾でリリースされたなかから、岩城宏之/札幌交響楽団のベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)。

 曲は交響曲第4番変ロ長調Op.60(1806)と交響曲第7番イ長調Op.92(1811-12)。

 “レコード芸術”8月号の月評で特選盤に選ばれた演奏で、特に第7番が感動的だとすこぶる評価が高かった(以上、立ち読みの記憶による)。

 ちょっと褒めすぎじゃないかって気もしないでもないが、立派な演奏、すごい力演であることは間違いない。

 第4番は1977年10月25日に行なわれた第175回定期演奏会のライヴ。一方、第7番は1979年7月27日の第195回のライヴである。
 会場はいずれも北海道厚生年金会館(現・ニトリ文化ホール)。

Sakkyo175th  メイン・ディッシュのせいで、その前の味わいがふっとぶ
 私は第4番が演奏された第175回は聴きに行っている。

 が、正直なところこの演奏はあまり記憶に残っていない。ビシバシと聴き手に迫ってくる演奏なのになぜ印象に残っていないのだろうかと思ったが、すぐに理由がわかった。

 そのあとに演奏された本日のメインディッシュである交響曲第3番「英雄」が困惑するほどの演奏だったからだ。というのも、最後の最後、コーダで岩城は急激に速度を落としてそのまま曲を終えた。あれほど遅い歩みのクライマックスは初めての経験だったので、当夜の記憶はすべてそこに集中してしまったのだ。

 いま聴きかえせば記憶に残っているほど遅くはなかったのかもしれないし、トラウマになるほどユニークだったってことはないのかもしれない。
 トラウマを抱えたままの私を救うと思ってぜひともこのときの「英雄」も SSO Archive Series として売り出してほしいものだ。

  オットちゃん、札幌に現る!
 この4番が終わった後の、若干1名の叫び声が凄い。

 「ブラボー!」ではなく「オォォーッ、オォォーッ、オオオォーッ!」という、発情絶頂期のオスのオットセイがオーガスムスに達したときのような叫びなのだ(イメージです)。

 これって周りは引く。大引きだ。心の広い人は苦笑い、箸がころがってもおかしな年ごろの少女なら大爆笑。

 ホントかウソか知らないが、あのころ岩城の追っかけをしているオッサンがいて、N響なんかではどんな曲、どんな出来でも岩城が指揮した演奏は、最後の音が消えるか否やで叫んでいるという話があった。

Sakkyo195th 実際、NHK-TVでN響のコンサートの録画中継を観ると、その声はしょっちゅう聞こえてきた(サバリッシュのときも叫んでいたけど)。
 純な私はコンサートに行ったらああやって叫ぶのが流儀だと、危なく思い込むところだったほどだ。

 そして、岩城が札響の正指揮者に就任して以降、この声が札幌でも生で聞けるようになったのである(望んではいなかったが)。
 このおじさん、“ブラボーおじさん”とわれわれは呼んでいたが、実際には「ブラボー」なんて言っていない。
 当時は若気の至りで判断を誤ってしまったようだ。“オットちゃん”とか“オッサン”にでもしときゃよかった。

 第7番の195回は、私は聴きに行っていない。

 力がこもったハイテンションな演奏で、曲が終わると聴衆の叫びが自然発生的にボニージャックスの歌声のように上がる。
 下手な合唱団のように突出した1人の声が飛び出すということはない。

 つまり“ブラボーおじさん”の声は目立たない。この日は喉の調子が悪かったのだろうか?あるいは、たまには仕事の都合で来られなかったのだろうか?

 が、こういう「ブラボー!」はいい。たった1人が強行する自己陶酔の儀式ではなく、聴衆たちの感動の自然な発露だから。

 もちろん第4番の演奏もすばらしい名演だが、第7番はその上をいく。

 フォンテック。

   このSACDハイブリッドの詳しい情報 【タワレコ】
   ベートーヴェン: 交響曲第4番, 第7番<タワーレコード限定>

    

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自分を見捨てた相手を讃える氷山係長♪マイアベーア/戴冠式行進曲

SousaBernstein  タイミングが遅いというか良かったというか……
 火曜日の朝。


 私は通勤の途中で昼食用の弁当を買い、北海道の大雨のことを憂いているうちに昼が来て、自分のスタイルや体重に気をつかっている女性が好みそうなヘルシーなおかずばかりの弁当を自分のデスクで食べた。


 最後の最後まで惜しんで残しておいた、その弁当の中で唯一肉々しさを誇っている鶏のからあげ(の小片)を口にしたときに、ちょいとコリッとした感触があった。

 衣に硬いところがあったのかなと思ったが、すぐにいやぁ~なことを思い出した。

 2年前の年度末のことである。

 あの日、私はラーメンとライスという糖尿病患者なら一発アウト!って感じの食事をしてのだが、満足感に浸りながら支社に戻る途中、突然(予告されても困るが)、右上の3連物の奥歯の冠が脱落してしまったのだ。

 そのときのことが脳裏をよぎった。


 「から揚げの衣が硬いだけさ」とばかりそのまま真剣に噛み続けると、砂だらけのハンカチでメガネを拭いたときのように被害が広がるに違いない。つまり、強引に噛んだら前歯から何から欠けてしまうことも考えられる。


 私はそっとティッシュに口内の食物由来咀嚼物質を出したが、そのなかにあった。
 鈍く灰色に光る虎豆くらいの大きさの人工歯が。

 つまり歯にかぶせてあった冠がとれたのだ。

 鏡で見ると2年前に脱落した3連山の手前、いちばん犬歯寄りの独立1匹狼が脱落していた。

 折しもそのとき、氷山係長がやって来て、「もう食べちゃったんですかぁ。一緒にどこかでお昼でもと思ったんですが」と誘ってくれたが、時すでに遅し。
 しかも、私は食後の幸福感に浸るどころではないトラブルに遭遇している真っ最中。

 「ごめん。もう食べ終わった。で、このあたりの徒歩圏で良い歯医者を知らないだろうか?」
 考えてみれば、彼はグッド・タイミングで預言者として現れたのかもしれない。

  彼の歯は手におえなかったが、腕がいいらしい
 「あそこのS歯科はいいらしいですよ」
 「なになに、それはすばらしい情報だ」
 「でも、ぼくが行ったときはあなたのは手におえないって言われましたけど」
 「拒絶するような腕前なのに評判がいいの?」
 「ええ。ぼくのは特別に悪化してたんです。特別に悪化していない人にとっては名医のようです」


 一般的な評判は良いらしいが、係長の場合は歯ぐきが腫れすぎてしまっていて大きな病院に行けと言われたらしい。

 とはいえ、その話を聞いたあとでは喜び勇んでS歯科に行く気にはなれない。そこで別な近くの歯科医に電話した。N歯科である。


 もちろんこの地で歯医者にかかるのは初めてである。その歯科医院は池中さんが通っていたところで、彼曰くはなかなか良いらしい。そのことを思い出したのだ。

 はずれた冠をつけ直すだけだと気軽な思いで行ったのだが、はずれただけではなかった。
 支柱として有効利用されて元の歯も折れていたのだ。

 どうりではずれた冠の中にはセメントが詰まっていて、その断面がナッツ入りクッキーのようにまだらになっていたわけだ。

 この歯は帯広でではなく、札幌の歯科医院で、それも10年以上も前に治療したものだ。疲れ果てて耐えられなくなったのだろう。

 レントゲンをとると、驚いたことにこの歯の神経はまだ生きているという。数ある私の歯の中でも神経が残っているのは数本らしいが、根元だけが残ったこの歯はその希少な1本ということだった。

 担当した若い医師は「神経を残した方が良いが、残すと早晩痛みだすかもしれない。そのリスクは承知の上で神経を残したまま治療するか、始めから神経を抜いてしまうかどっちにするかむずかしいところだ」と言う。

 私の本音で言えば安く済むのに越したことはない。
 が、そうは言えないので、お医者様におまかせしますと優等生ぶりを発揮した。


 ちょいと待たされ、結局、何人いるのか知らないが、医師団の協議の結果、神経を抜いてしまうのが合理的という結論になったそうだ。

 そのまま神経を抜く作業に突入。
 当面は抜いた箇所の殺菌を続けることになる。


  預言と予言は違います
 けっこう有名なマイアベーア(Giacomo Meyerbeer 1791-1864 ドイツ→フランス)の歌劇「預言者(Le prophere)」(1849初演)のなかの「戴冠式行進曲(Marche du couronnement)」。


 マイアベーアはグランド・オペラの確立者というたいしたことを成し遂げた人物で、あのワーグナーにも影響を与えたというが、死後は作品の評価が急速に低下してしまった。


 現在彼の作品のなかでよく聴かれるのは、この5幕からなるオペラ(台本はE.スクリーブ。なお「予言者」という曲名表記は誤り)のなかの「戴冠式行進曲」だけと言っても、不当な中傷にはあたらないだろう。


 バーンスタイン/ニューヨーク・フィルの演奏を。
 下のJMDのメッセージにあるように、スーザの行進曲を中心にしたオムニバス盤。

 1918年アメリカ生まれの指揮者/作曲家レナード・バーンスタインによる、弦楽器含めフルオーケストラで演奏された「ワシントン・ポスト」や「星条旗よ永遠なれ」といったスーザのマーチを収録したCD。マーチ王スーザ以外にもエルガー「威風堂々」やワーグナー「タンホイザー大行進曲」といったクラシックの有名なマーチまでもが一堂に会した肩のこらない好盤。 (JMD)

 「戴冠式行進曲」の録音は1967年。ソニークラシカル。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】

   星条旗よ永遠なれ ~マーチ名曲集 [Blu-spec CD]

 医者は「神経を抜いたあとはけっこう痛みが来ますので、痛み止めの薬を出しておきます」と言った。
 4回分が処方された。
 が、今日にいたるまで1度もこれっぽっちも痛みが来ない。

 本当に神経が残っていたのだろうか?
 残っていたとして、そいつは無神経なほど鈍感だったんじゃないだろうか?
 あるいは、“おまえはもう死んでいる状態”だったのかもしれない。

    

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ブログのランキングは下がるより上がった方がいいけど…♪ヴァイス/箱舟

WeissArche  持ち歩き続けると傷みます
 名古屋に戻るときの新千歳空港は、ガラガラかと思いきや、全然混雑していた(快速エアポートはあまり混んでいなかったのに)。

 朝のうちから羽田便がことごとく欠航していたので、多くの人があきらめてすでに空港をあとにしてしまっているかと思いきや、運航再開を待つ人でごったがえ、とまではいかないまでも、なかなかな賑わいだった。


 考えてみれば翌日は翌日で、関東で猛威をふるっているこの台風が北海道に来るわけで、たとえ暇だとしても「明日にしよ!」とはいかないのだろう。1泊分余計な出費になるし。

 私だって名古屋便は平気だもんと思いつつも、もし明日までさらに怠惰な生活精神的には緊張しているが)を引き延ばしていたらまずかったかもしれないのだ。

 空港売店の冷蔵保存のおみやげが並んでいるストッカーには“飛行機の遅延をよくお確かめになってお買い求めください”と貼り紙がされていたが、さりげなく親切であると感心してしまった。

  伊丹に引き返したばかりなので傷みません
 いまから10数年前の12月の夜。

 伊丹空港から乗った飛行機がなかなか千歳に向けて降下を開始しないことがあった。
 ようやくアナウンスが流れたのだが、その内容は千歳空港が突然の大雪になり秋田上空で待機のため旋回しているというもの。
 乗っている私は、ぐるぐる回っていることなどつゆ知らず、目も回すことなく読書していたのだった。


 こういうケースは珍しい。
 出発前に条件付きでの出発というアナウンスもなかったし、この雪はまったく予想できなかったようだ。

 やがて燃料が限界に達してきていつまでもここでグルグルしてられないので伊丹に引き返すというアナウンスが。

 私は当時まだ備え付けられていた機内公衆電話のところまで行き大阪支社に電話をしてホテルの予約の手配をお願いした。もう1泊大阪に泊まる羽目になったのだ。

 鞄には搭乗前に買った要冷蔵の“プリン大福”が入っていた。
 子どもたちが好きなのでおみやげに買ったのだった。


 ホテルに着き、チェックインの手続きを終えた私はフロントのお兄さんに“よかったらこれ食べてください”とプリン大福を渡した。

 いま思えば、「飛行機が引き換えしたせいで賞味期限が今日いっぱいのプリン大福を持ち帰れなくなった。だから皆さんで食べてください」と、自分が置かれた状況を説明をしなかった。

 あのお兄さんが妙な誤解をして心が高まり、夜に私の部屋のドアをコンコンとノックしなかったことは幸いだった。


  堤防がない?いずれ三日月湖が生まれるかも
 私と入れ違いで休みを取って関西に遊びに行っていた長男が帰ってきたはずだが、彼も私同様台風の上を通り抜けることができただろう。


 さて、火曜日はその台風の影響で北海道は再び大雨に見舞われた。
 名古屋にいると当たり前のことだが北海道の天候の状況はほとんど報道されない。
 関東圏が襲われるとNHKなんかは全国ネットで放送し続けるが、それとは雲泥の差だ。住んでいる人の数が違いすぎるといえばそれまでだが、あれだけ農作物に被害が出ていそうなのを見ると、もっと注視すべきことなんじゃないかと思う。

 わが家は石狩川の下流近くにあるし、その支流である川はもっとそばを流れている。
 そのすぐ近くの川の水位がジワジワと上がっていくのを見ると、まったくもって心穏やかではない。

20160824


 昨日の早朝にようやく水位が上昇から下降に転じた(“はん濫注意水位”ではあるが)。
 過去の災害経験からいまはもう十分な治水対策ができているとは聞くが、災害が実際に起こってしまったあとで「あれは想定外でした」で済まされてはたまらない。
 ホント、よかった。

 ところでその前日、つまりおとといの夕方に石狩川の下流が氾濫した。
 場所は深川市である。
 札幌からは100kmほど北に位置する。
 なのにそこも“下流”なのである。

 石狩川って、どこからが下流に相当するのだろう?(と考えていたら、疎菜課長が神居古潭から下が下流だと言っていた)。


 氾濫した場所は堤防のないところだったそうで、つまりは治水対策が施されていない場所。
 ということで、申し訳ないがそれなら氾濫もありうるかもと思ったが、これが堤防もきちんと整備されているとこ

ろだったら、私としては「まさか!」と10連発叫びをあげるところだった。


 その氾濫箇所も昨日の朝には通常水位に戻っていた。

Osamunai


 にしても、このあたり深い!
 考えるだけで恐ろしい。
 にしても急に増えたり、すぐに水が下がったり、相当たちの悪い病的気まぐれ女のようだ。


Fukagawa


 この地図で石狩川が真っ黒の線で表示されていたのを見たときは、そりゃそりゃ恐ろしいものを感じた。


 なお、余計な情報かもしれないが、川の右岸と左岸がどっちがどっちかご存じだろうか。
 上流から下流を見て左が左岸、右が右岸だ。
 えっ?アフリカの国?それはウガンダ。

 去年も取り上げているが、私が好きなヴァイス(Harald Weiss 1949-  ドイツ)の「箱舟(Arche)」(1984)。

 シアター・ミュージックであり、初演時のライヴ録音。


 まだ新品も入手可能だが(NAXOS MUSIC LIBRARYでも聴ける)、彼のユニークで斬新な(しかもこの曲はなじみやすいメロディーが次から次へと現われワクワクする)音楽はもっと人気が出てもいいようなきがしてならない。

 演奏者は玉川カルテット以上に多数いるので、下にリンクを貼ったNMLのページをご覧いただければと思う。


 1984年録音。wergo。


   このCD(新品)の購入はこちら 【Amazon】
   Arche

   音楽配信はこちら NAXOS MUSIC LIBRARY

 このH.ヴァイスだが、このところ新譜も見かけないが、お元気なんだろうか?……
 
    

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「鼻毛は見苦しいのだ」by バカボンのパパ♪フランセ/パパゲーノ讃

  ありえない状況のアピールは売上に逆効果?
 某家電量販店のおトイレを拝借した際のこと。

 目の前の壁に貼られていたポスターに、なぜか振る手にも力が入ってしまった。

P8200241


 って、こんなことないでしょうに。ったく。
 そもそもこんなになったら、まずはハサミで切らなきゃならんでしょうに……

 でも、ここまではありえないにせよ、飛び出した鼻毛は相手に不快感を与えるのは概ねのところ、まず間違いない。
 バカボンのパパだって見苦しいと言い切っているのだ(バカボンのパパのは鼻毛ではなくひげなのだ)。
 にしても、このポスターの爽やかな表情と煤が詰まっているような鼻穴のアンバランスはブッキーだ。

 雑草だけでなく、鼻毛も夏バテしないってことは学ぶことができた。

Francaix100  パパ……
 フランセ(Jean Francaix 1912-97 フランス)のこじゃれた小品「友人パパゲーノへのオマージュ(Hommage a l'ami Papageno)」(1984)。

 ここでも取り上げているが、このとき紹介したディスクは入手が難しかったので、そのあとリリースされた同一音源のディスクを。

 発売元の言葉。

 ジャン・フランセ生誕100周年記念リリース

 1912年生まれの音楽家といえば、ギュンター・ヴァント、ジョン・ケージ、ショルティなど、様々な巨匠がいましたが、フランスが生んだ作曲家、フランセも1912年生まれでした。ジャン・フランセのモットーは、「喜びのための音楽」を作り上げることでした。エレガントでエスプリが効いたハーモニー、極めて明晰な音楽の響きが魅力で、音楽のユーモア、優雅さと皮肉がうまくちりばめられた、独自の世界が広がります。フランセの生誕100周年を記念してリリースされるこのセットでは、フランセの魅力のエッセンスを伝える録音を選りすぐってお届け。[disc1]は、自作自演によるピアノの作品も収録、軽やかな魅力に満ちています。フランセの演奏によるクラヴサンも非常に軽妙洒脱な響きで、驚かされます。[disc2]でも、ミヨーら6人組を思わせるなんともエスプリに満ちた、フランセならではの作品が並びます。[disc3]フランセと・・・では、ハイドンの交響曲第94番第2楽章の旋律に基づいた変奏曲や、シューベルトの3つの軍隊行進曲などに関してフランセが語った肉声、シャブリエのピアノ曲を管楽器編成に編曲したものなど、音色と楽器の魔術師フランセの真骨頂をみることができます。

 フランセ自身とマインツ管楽アンサンブルの演奏。

 1987年録音。wergo。
 フランセの作品をひと通り堪能できる3枚組のセットである。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】 ※ポイント10倍キャンペーン開催中
   Jean Francaix 100

  ママ……
 パパといえばママである。

 こういう求人の張り紙を見かけた。

P8060285


 この“ママさん美容師さん”っていうのは、素直に考えれば子育て中の美容師さんってことだろう。

 じゃあ子育て中だけどスナックをお任せしたいって人を募集するときは“ママさんママさん”ってことになるんだろうか?

 いえ、独り言です……

    

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飾り窓のあるおうち。でもここじゃ語らえない♪グラナドス/ゴイェスカス

  郷愁をそそられる数々
 先日、洞爺湖を臨む町を訪れた。

IMGP0993

 この町のメインストリートは食料品店や酒屋といった商店がほとんど閉店してしまっている一方で、観光客やキャンプで訪れる人たちのための、ちょいとこだわりのある喫茶店やカフェ、ベーカリーなんかが増えているようだ。
 街の店の業態が変化し、それがまだ途上にあるようだ。

 そのあたりを散策していると、出窓のある家が。

IMGP0992

 う~ん。おっしゃれ~、じゃない……
 すいません。ストリートビュー担当者でもないのに、よそ様のお宅を勝手に撮った上に、憎まれ口をたたいて。
 でも、どうやら空き家になっているようだった(だよな~、この様相は)。

 グラナドス(Enrique Granados 1867-1916 スペイン)の「ゴイェスカス-恋をするマホたち(Goyescas - Los majos enamorados)」(1911)。
 “ゴヤ風の曲集”という意味のピアノ曲で、以下の2部7曲からなる。

Granados 第1部
 1. 愛の言葉
 2. 窓辺の語らい
 3. ともしびのファンダンゴ
 4. 嘆き、またはマハとナイチンゲール
 第2部
 5. 愛と死(バラード)
 6. エピローグ「幽霊のセレナード」
 追加
 7. わら人形-ゴヤ風な情景

 私が持っているのはエッセールの演奏のCDだが(1992年録音。エラート)、廃盤。

 私は聴いたことがないが、とりあえず1枚ご紹介しておく。

   Granados: Goyescas; Albeniz: Tango Op.165-2; Falla: Miller's Dance, etc
  ※タワレコ・オンライン ポイント10倍キャンペーン中
 
  地球ゴマか? 
 この中途半端な、いやもしかすると完璧なメッセージなのかもしれない看板。

IMGP0997

 キタニって、小惑星か何かの名か?

  着火します?
 あのぅ、かなり陽にさらされて台紙がかなり色あせてますけど、本体は大丈夫ですか?
 ガス抜けてませんよね?

IMGP0999

  幽霊っぽい書体ゆえに……
 どうしても目にした瞬間は“豚”に見えてしまうが、変ですか、私?

 服屋(って言葉もあまり耳にしないけど)で、直しもしますってことなのか、それとも直志さんが経営する服屋なのか?

 けど、なんか怖い字だ。
 土台や石が墓標のようでもある。
 ビニールの中途半端な破れを“なおし”た方がいいかも。

IMGP1009

  さりげなくPR
 店主がどういうところにこだわっていて、こだわっている客とどう対峙するのかとっても気になる。
 けど、残念なことにサインポールは止まっていた。
 髪を切ってもいいかなって思ったのに……

IMGP0998

 歩き疲れて自販機で飲み物をと思ったら、50円の自販機が。
 でも、温泉の自販機。
 水が、ペットボトルに入った水が飲みたかったんだけど……

IMGP1011

 水はがまんし(がまんする以外に何があるというのだろう)、散策を続けると田んぼが。

 私としてはいちばん心和む風景だ。

IMGP0986

 ということで、誰が見ているかわからないので窓の中はきれいにしたいものですね。

    

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電化されてないんだってばぁ!♪ドヴォルザーク/水の魔物

  帰れる状況下にない
 結局のところ、自宅のことが心配なため-私の脳裏には少年時代(なんせ世田谷食品のグルコサミンの中田喜子が女子大生役だったってくらい昔のドラマなのだ)に“再放送”で目にしたドラマ“岸辺のアルバム”での、洪水で流される家の様子が浮かんでは消え、消えては浮かんだ-支社の人たちに私がいなくて寂しい思いをさせることを申し訳なく思いつつ、もしくは不在期間が長引いて多くのひんしゅく、反感、憎しみを買うこと(こちらの可能性の方が現実的)に心が浸水状態になったものの、休みを延長した。

 なんせ、北海道最大の河川である石狩川が昨日危機に瀕したくらいの雨である。
 しかも、昨日の朝は、そのあとももっともっと降るという予報だったのだ。

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 それにJRのダイヤだってズタズタなのだ。新千歳空港に行く“エアポート”には支障は出てないようだけど……。あっ、電車じゃないって!もうっ!

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P8210259


 でも、こういうときはやっぱりNHKが頼りになる。月曜の朝までに150ミリ、月曜の朝から火曜日の朝までも150ミリ降るという予想だ。

P8210251

 折しも、常呂川が氾濫。だが、画面の“多いところ”の“ところ”は常呂ではない。全道が範囲なのだ。

 このように緊迫した状況なのに、日テレではいつものように“アンパンマン”が放送されていた。
 子どもたちに不安を与えまいとする粋な配慮と言える。
 
  河川工事の効果を信じたい
 実は私が家を建てたこのあたりは、35年ほど前に(おやおや、キハ183系のデビューと同じころだ)川の堤防が決壊し浸水した一帯に隣接している(実際にはここも浸水したという説もあるが、土地を購入する際に土地組合の人は「ここは大丈夫だった。浸かったのはもっともっと西側」と言っていたが、販売主の言うことだから、遅ればせながら今になってちょいと疑わしく思っている)。

 つまり端的にいえば川が近いわけで、その後は大規模な河川工事が行なわれちょっとやそっとの大雨ではビクともしないはずだが、今回の雨はシトシトピッチャンではなく、大五郎も尻尾を巻いて逃げるほどの激しい雨になる可能性があり、そうなるとちょっとやそっとじゃない。
 警戒せざるを得ないのだ。

 でも、わが家の庭木に警戒心の強い野鳩ならぬヤマバトが巣を作っているくらいだから、あいつがよほど野生の勘が働かない性格ならともかく、そうじゃないと信じて、きっと自然災害は来ないだろうと、まさにわらをも掴む思いで、何事もないことを願った。

 そしてまた自分のこと以外でも、去年まで仕事でよく行っていた陸別や本別、新得などに危険情報が出ているのをテレビのテロップで見て心配し、先週も実際に浸水した足寄の映像を観て心を痛めた。

P8210256

  細かな配慮、目立たぬ人助け
 そんなわけで、ちょうどブラジルとドイツのサッカーの試合が終わったあとに-こういう気遣いは大切である-疎菜課長に電話をして、「防災のため今日戻るのを断念する。間違っても北海高校の決勝戦をテレビで観たいからじゃない。そうそう、明日は名古屋が台風の影響を受けないよう策を講じるように」と、窮状を訴えた上に無理難題を言い、強引に納得させたあと、飛行機の解約と新規予約をした。

20160821ANA この日の名古屋便はすべて満席。
 私のキャンセルによって、空席待ちで救われた人が間違いなく1名いた。私はこういうところでも人の役に立っているのだ。

 ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の交響詩「水の魔物(Vodnik)」Op.107,B.195(1896)。

 「水の精」と訳されることもあるこの曲は、K.J.エルベンの民話集のバラードによっているが、ドヴォルザークは同じ1896年にこのエルベンのバラードによる交響詩をほかに3曲書いている(「真昼の魔女」「金の紡ぎ車」「野鳩」)。
 
Dvorak8Sapporoso エリシュカ/札幌交響楽団の演奏を。
 交響曲第8番とのカップリング

 2013年ライヴ録音。pastier。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
  ※本日11時よりポイント10倍キャンペーン開催
   ドヴォルザーク:交響曲第8番

 ところで昨日の記事で、生意気にも情報提供のあり方に疑問を呈した行政からの災害情報メール。

 土曜から日曜にかけての夜中にも何通か届いたが、その1通を紹介しよう。

 指定河川洪水情報


 2016年08月20日23時30分 発表

 石狩川下流にはん濫警戒情報が発表されました。

 洪水警報(発表)
 石狩川下流では、避難判断水位(レベル3)に到達し、今後、水位はさらに上昇する見込み

 石狩川の奈井江大橋水位観測所(樺戸郡浦臼町)では、当分の間、「はん濫注意水位(レベル2)」を超える水位が続く見込みです。引き続き、洪水に関する情報に注意して下さい。


 【現況・予想】
 石狩川流域の流域平均雨量
 19日23時00分から20日23時20分までの流域平均雨量 87ミリ
 20日23時20分から21日2時20分までの流域平均雨量の見込み 8ミリ
 篠路〔札幌市〕の水位
 20日23時20分 1.56m(正常)(水位危険度レベル0)
 21日00時00分 (欠測)
 21日01時00分 (欠測)
 21日02時00分 (欠測)
 石狩大橋〔江別市〕の水位
 20日23時20分 3.23m(正常)(水位危険度レベル0)
 21日00時00分 (欠測)
 21日01時00分 (欠測)
 21日02時00分 (欠測)
 月形〔岩見沢市〕の水位
 20日23時20分 10.29m(正常)(水位危険度レベル0)
 21日00時00分 (欠測)
 21日01時00分 (欠測)
 21日02時00分 (欠測)
 奈井江大橋〔樺戸郡浦臼町〕の水位
 20日23時20分 16.06m(正常)(水位危険度レベル2)
 21日00時00分 16.38m(正常)(水位危険度レベル2)
 21日01時00分 16.81m(正常)(水位危険度レベル2)
 21日02時00分 17.23m(正常)(水位危険度レベル2)
 橋本町〔樺戸郡新十津川町〕の水位
 20日23時20分 23.86m(正常)(水位危険度レベル1)
 21日00時00分 (欠測)
 21日01時00分 (欠測)
 21日02時00分 (欠測)
 納内〔深川市〕の水位
 20日23時20分 60.29m(正常)(水位危険度レベル3)
 21日00時00分 60.37m(正常)(水位危険度レベル3)
 21日01時00分 60.58m(正常)(水位危険度レベル3)
 21日02時00分 60.76m(正常)(水位危険度レベル3)

 水位危険度レベル
 ■レベル5 はん濫の発生
 ■レベル4 はん濫危険水位超過
 ■レベル3 避難判断水位超過
 ■レベル2 はん濫注意水位(警戒水位)超過
 ■レベル1 水防団待機水位超過


 というものだ。わかります?書かれている意味が。

 まず“下流”の範囲がわからない。
 よく読むと深川で水位危険度レベルが3ってことはわかったが、じゃあ間違いなく“下流”である篠路の人はどうするべきだというのだろうか?

 23:30発表だから、21日0:00以降は未来時刻というわけで“欠測”なのかと思いきや、深川の納内(おさむない)は21日の0:00、1:00、2:00も“正常”となっている。この“正常”って何?
 正常に計測できたという意味だとしたら、まだ来ていない時刻のことをそう書くのはおかしい。
 
 じゃあ水位が正常ってことか?でも納内は水位危険度レベル3だ。どう考えても正常じゃない。

 どうせ教えてくれるなら、ど素人=一般市民の誰が読んでも、わかりやすく共通の判断ができる発信をお願いしたいところだ。

   ご参考まで 非常用持ち出し袋36点セット リュックタイプの防災セット

    

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とても良かったって?ホントかい?バルトーク/不思議なマンダリン

BartokMandarin  せいりょく増してますか?
 このあいだは旭川で暴風に遭遇し、骨折までした(傘が)私だが、昨日は札幌も石狩も空知も、そのほかの地域も大雨警報や洪水警報が発令された。

 昼前から豪雨とはいうほどひどい降りではなかったが、けっこう強い雨が断続的に降り続いた。

 市からの情報メールが頻繁に届いたが、それはそれでありがたいものの、だからどうするのがいいのかっていうのがよくわからない。
 “どこどこ川の水位が上昇しています。警戒してください”とか“今後の情報に注意してください”って言われたってねぇ。
 冷たいというか、決して親切とは言えない文面。アドバイスとしてはレベルが低い。
 
 ましてや災害メール配信を申し込んでいない人は、そういう情報すらわからない。
 広報車が巡回するわけでもないし、そういう人って何かが起こってから初めて最悪の事態を知るってことになるかもしれない。

 なにか、うまい周知方法と、それに責任を負わされたらいやだって気持ちはわかるけど水位がどうのという客観的事実だけを伝えるんじゃない安心できる、あるいはどう行動すればいいのか指南してくれる情報提供のありかたってないのだろうか?

 それにしても、温帯低気圧が勢力を増して台風に発達するっていうんだから大いに困ったものだ。

 “せいりょく”違いだが、久々に毛色の違うスパムメールがきた。

 「精力剤被害サーチ」では、主に精力剤を使用して実害をこうむった方からの情報を募集、掲載しています。
 認知度の高い精力剤につけこんだ全く効果のない類似品(ニセモノ)や、健康食品として販売しているにもかかわらず大量の医薬成分が入ってる精力剤など、今もなおそういった商品は増え続けており、実際に副作用の被害にあったけど、恥ずかしくて誰にも相談できずに泣き寝入りしたり、増大効果を謳ったサプリメントを数ヶ月間飲み続けたけど全く効かなかった、というような話が後を絶ちません。

 利用者同士で情報を共有しあうことで、精力剤に対する本当の知識を身につけたり、悪質な精力剤の利用を未然に防ぐために、当サイトをご活用頂けたら幸いです。
 http://www.seiryo*****.com/


 副作用や被害に会った話だけでなく、怪しいと思ったけど使ってみたらとても良かった!などの情報も募集していますので、お気軽にご利用ください。

 ※掲載されているユーザーからの口コミ、副作用の情報に関しまして、当サイトで信憑性や正確性を保証するものではありません。
 管理人コメントについても同様に管理人の感想としてであり、信憑性や正確性を保証するものではありません。


 利用者が選ぶ精力剤ランキングベスト3!

 精力剤を利用された方の情報を元に、「安全性が高い」かつ「しっかり効果を実感できる」精力剤を1位~3位までご紹介します。過去に精力剤選びで失敗された方は是非参考にしてみてください。
 http://www.seiryo*****.com/

 健康食品とうたっているのに医薬成分が入っているっていうのは成分的には良心的な気もしないではないが、まっ、危険だわな。

 でも、“精力剤に対する本当の知識”ってのが、どうもうさんくさい。
 いや、こういうメールそのものがそもそもうさんくさいんだけど。

 しっかし、“怪しいと思ったけど使ってみたらとても良かった!”なんてことがあるのかいねぇ~
 怪しいと思ったら初めっから使うなよって、私は忠告したい。

 ところで精力剤ってどういうもののことなんだろう?
 バイアグラのような効果があるものを言うのだろうか?
 いえ、興味もニーズもありません。私には(←精力があるという意味ではない)。

  精力、じゃなく精緻ながら暴力的な演奏
 クラシック音楽作品にも精力絶倫の男が登場する作品がある。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945)が書いた1幕のパントマイム作品「不思議なマンダリン(A csodalatos mandarin)」Op.19,Sz.73(1918-19/改訂'24/再改訂'26-31)だ。

 「中国の不思議な役人」という曲名の方が一般的(といっても限定的世界で)だが、これは誤訳。
 そのあたりのことも含め、作品についてはこちらの記事をご覧あれ。

 私もそうしょっちゅう聴く曲ではないが、このあいだ久々にブーレーズ盤を聴いて驚き新た。
 CDプレーヤーを替えたあとに聴いたのだが、演奏もさることながらこんなに録音がよかったっけ?というくらい新鮮に響いた。

 オーケストラはシカゴ交響楽団。

 1996年録音。グラモフォン。

   この音源を含むCDセットの詳しい情報 【タワレコ】
   Boulez Conducts Bartok / Pierre Boulez, CSO

 わが家の辺りには土砂災害や洪水に関する避難勧告は出ていないが、今の段階でも予断を許さない状況。
 なんせ大きな川が近いもんで……。その川の上流地域にはあらゆる警報が出ているわけで、じきに下流に押し寄せてくるのは間違いない。

 休みは今日で終わりだが、行動予定を大幅に変更しなくてはならないかもしれない。

    

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          ↑ 精力的な押しがスキ! ↑

今日は「大」だ♪WAM/Sym40(by マッケラス)

Mozart40Mackerras  便所の話じゃありません
 昨日は「小ト短調」をとりあげた。

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第25番ト短調K.183(K6.173dB)(1773)である。

 なぜ「小」かというと、「大」があるからだが、「小」とはいってもホルンは4本要るし、楽譜に忠実にすべての繰り返しを行なって演奏すると25分くらいになる。小さくても立派だ。だから恥ずかしがることなんてない。

 その「大」だが、有名な交響曲第40番ト短調K.550(1788)である。

 モーツァルトが作曲した交響曲で短調で書かれているのは2曲のみ。
 ともにト短調で、それが25番と40番だ。

  つながっている……?
 実はこの曲を今日紹介するのには、もう1つワケがある。

 というのも、最近になってこのブログの「タイトルの背景にある写真の“550”ってなんですか?」という問い合わせが多いからだ(1人だけだけど)。

 豚まんの蓬莱じゃあるまいし、550ではない。
 だいいち蓬莱は551だ。

 これはSSOなのである。
 Sapporo Symphony Orchestra の略である。

 私も札響を知ってからずいぶんとなるが、SSOという略号があるのを知ったのはそんなに前のことではない。
 そして、このところ続けてリリースされた過去の定期演奏会を収めたSACDハイブリッドをプレーヤーに入れたらこういう表示が現れるので、なんだが純情な少女のように喜んで、背景写真に使っているのである。

 そういうわけで、昨日のK.183からK.550と大小のト短調を取り上げることになったのだが、なんと緻密な設計だろう。我ながら、感心する。この偶然に。

 この曲についても過去に何度も取り上げているので、万が一暇を持て余している人がいたなら新・旧のブログで“K.550”で検索してみるとよいだろう(しなくてももちろんよい)。

 40番の演奏もいろいろ聴いてきているが、1枚だけ選べと言われたら、私はマッケラス/プラハ室内管弦楽団の演奏をとる。

 この演奏は、あらゆる点ですばらしい(通奏低音としてチェンバロが加わっていることも、私の好み)。

 1986年録音。テラーク。

   この音源を含むCDセット(全集)の詳しい情報 【タワレコ】
   Mozart: The Symphonies

 で、実は私もマッケラス/プラハCOのモーツァルトはこのCD(40番と41番)しか聴いたことがない。
 この2曲がこんなにお気に入りなのになんてことだ。

 ということで、私もこの全集を買うことにした。
 私のせいで在庫切れになったらごめん。

    

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オチャメなバス。ハチャメチャな天気♪ケルテスのWAM/Sym25

P8170240  わざわざボロいディーゼルカーで
 おとといは旭川に向かった。出張である。

 札幌から旭川までJRで移動するとなれば、10人中9.9人が、L特急「スーパーカムイ」を利用するだろう。
 それが賢明で健全な判断というものだ。

 もちろん私もそういう人たちの一員としてそのように行動するつもりだった。
 だが、タイミング的に稚内行きの特急「サロベツ」があり、かつ自由席が空いていたので、私はこの老朽化がはなはだしいディーゼル特急にあえて乗ってみることにした。本日の日替わりランチが“カツ丼 600円”だというのに、わざわざ定番メニューの“親子丼 650円”を頼むぐらい自虐的な選択である。

  しかし、この特急は早晩廃止になる可能性が高い。得はしないが大損することもないだろうから一度乗ってみようと、親子丼、いや、玉子丼ともいえる選択をしたのである。

  この車両はキハ183系といい、80系の後継車として35年ぐらいまえにデビューしたものだ。
 初めて試運転車を札幌駅で見たときにはカッコいいと思ったが、いま見ると仰々しくて重々しい。

 乗り込んで見ると、旅がかったるくなるような、何となくすすけたような明るい雰囲気とは言えない車内。乗客の皆々様がたもどこか表情がさえなく見えちゃう。

P8170242 トイレの使用中を示すランプは円い白熱灯色。その下には「便所使用お知らせ灯」と書かれたプレートが。
 “便所”ねぇ……

 車内放送も、今どきの特別急行列車には珍しい(いや道央圏のローカルや快速にもない)、すべてが車掌の生声アナウンス。しかも寝た子を叩き起こすほどのボリュームだ。
 ただ、車両の発進時の動きは想像していたよりスムーズだった。

 旭川駅に着く。あらあら思った以上に降車する人がいる。スーパーカムイを利用しない人は1%より多かった。

P8170241  そんなに謝らなくてもいいんです
 旭川に来るのは3年ぶりくらいか?新しくできたイオンモールに行ってみる。そこそこ人が入っている。
 こりゃ西武もやっていけないな。

 雨が降っていて憂うつながらも、旭川電気軌道バスの回送車の親切かつユーモラスな表示に癒される。

 打ち合わせを済ませ、失礼ながら旭川なのになぜこんなに混んでいるの?ってくらい賑わっていた“天金”(送別会にうってつけの名前だ)という寿司もうなぎもある居酒屋で食事をして外に出たところ、ひどすぎる暴風雨。

 瞬時にして私の折りたたみ傘は骨折し、私は濡れ鼠ならぬアクア・プリンスになってしまった。

 ホテルに戻り、ゆっくり寝ようとしたものの、なぜかよく眠れずに何度も目が覚め、ついに3:30に寝続けるのをあきらめ、ズボンをプレッサーにかけ、なんとなく女子レスリングを観て、朝一番のスーパーカムイに乗って帰ろうかとも思ったが、この日は札幌の本社で9時から打ち合わせがあり、6:43という、かつてよく利用したスーパーとかち2号が帯広駅を発車するよりも早い時刻にサツエキに着いてもどうにもならないので、ホテルの部屋で時が経つのをひたすら待ち、でも忍耐の限界に達してしまい5:30にチェックアウトして6:00発のスーパーカムイ4号に乗った(乗車前にホームのイラストの動物たちに最敬礼したのは言うまでもない)。

P8180245 なお、最初にちょっぴり心が動いた5:18発のスーパーカムイ2号は、前日の雨の影響で運休した。
 何も知らずに駅に行ったら、危なく鈍い朝日が注ぐホームで呆然と立ちすくむところだった。

 それでも7:33にサツエキに着いてしまい、打ち合わせまでの約1時間半を潰すのにひどく苦労した。1時間半となると、スーパーカムイに乗っている時間に匹敵するのだ。

  初めての吉野家
 まずは朝ご飯を食べよう。
 ということで、サツエキ周辺をうろついてみた。

 私はご飯派である。
 ロッテリアやSUBWAY、ミスドに入る気はまったくない。そもそも入る勇気もない。

 APIAをさまよい、吉野家となか卯とで迷ったが、考えた末に吉野家にした。
 人生の中で一人で吉野家に入るのは初めてである。

Mozart25Kertesz 注文のしかたもよくわからないので、私の前に入ったお兄さんのふるまいを真似て頼んだ。
 もっと美味しいような思い出があったが、まあこんなもんなのね。

  モーニングコーヒーは250円也
 そのあとは喫茶店でコーヒーを飲みながら9時までの時間をつぶした。

 今日のところは“183”でコーヒー、いや、お茶を濁しておこう。

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1791 オーストリア)の交響曲第25番ト短調K.183(K6.173dB)(1773)。俗に言う(って、実はそんなに浸透していないんじゃないか?)「小ト短調」交響曲である。

 久々にケルテス/ウィーン・フィルの演奏を聴いてみた。
 こういうような演奏である。

 1972年録音。デッカ。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】 
   モーツァルト:交響曲第25番・29番・35番≪ハフナー≫

 吉田沙保里、惜しくも金ならず!
 残念だったね。

    

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ゲジかカマドウマか……♪バルトーク/2つの肖像

Obentou2  コラムはなくなったが……
 先日取り上げた「おべんとうの時間」。
 第2巻、第3巻も購入した。

 私がどうも邪魔に感じた筆者の“コラム”は、第2~3巻ではなくなったが、代わりに“エッセイ”になった。
 なーんだ。実質変わりない。
 第2巻、第3巻では申し訳ないが“エッセイ”は読み飛ばしてしまった。
 一緒に取材に連れて行った娘が、いまでは反抗期を迎えただの、そんなことはどうでもよいことなのだ(あれっ、読んでないのにどうして知ってるんだ?……一部眺めてみたと訂正しておこう)。

 第3巻に出てくる音威子府村の河上さんという方が語っている「塩引き鮭の周りのご飯は、味が浸みてて旨かった。あの強烈な思い出もあって、今もうちの(妻)に毎日おにぎりを作ってもらってるんです」という言葉におおいに共感。

 塩辛くて体によろしくないということで、今スーパーで売られている鮭の切り身は甘塩が主流。
 辛口(つまり焼くと塩が吹くような高塩分)の切り身も売っているが、逆にけっこう高い。

 さすがに私もしょっぱすぎるとは思うが、あれを削るようにほんの少量をおかずにしてご飯を食べると実に美味しい。
Obentou3 名古屋でも売ってるかな。焼いた後は、相当なことがない限りあの暑さの中でも腐らないはずだ。

  血糖値よぉし!血圧もよぉし!体重は64kg
 話は変わるが、先週の金曜日に札幌支社と打ち合わせする前に2か月に1回通っている病院に行った。

 血液検査の結果は、この日は血糖関係のものしか出なかったが、血糖値は120。高いが空腹時での測定ではないのでOK!の掛け声を医師からいただいた。
 また、ヘモグロビンA1cは5.8で正常値。
 看護師さんも笑顔でお見送りであった。

 また今回から血中の中性脂肪を下げる薬(専門的言えば高脂質血症の薬)がジェネリックになった。
 これで血圧、尿酸、中性脂肪とすべてがジェネリックになった。
 良いことである。

 唯一気にならないと言えばウソになるのは、週刊現代の執拗な薬否定連載特集であるが、そんなこと医者に相談できるわけもなく、かといって薬剤師にだって打ち明けることもできない。

 内科系の病院には定期的にかかっているが、ほぼ20年間通った札幌の歯科医院に見捨てられ、帯広の歯科医院で治療を再開(第1話第2話第3話)。一応悪いところは全部直したものの、転勤してからというもの、歯医者にかかっていない。

 つまりこれまでは3ヵ月か4か月に一回は口の中を点検してもらいクリーニングもしてきたが、こんなに他人様に口の中を見てもらってないのは、逆算すれば20数年ぶりということになる。

 このところ物を食べているとき(“物”以外にいったい何を食えというのだろう?)、噛むと左下の奥歯やら右上の奥歯、左上の奥歯や右下の奥歯が日替わりで痛むことがある。

 ちょっと心配である。
 榊原郁恵が笑顔で勧めている“生葉(しょうよう)”の歯ブラシを使っているのだが……

  見た目はどちらも醜悪。跳ぶか走るかだ
 話は再びかわる。
 このような事象を二転三転という。

 自宅の物置の横に使っていないレンガを10数個積んで置いてあるのだが、2日ほど前にそれを動かそうとしたら、そのあたりからゲジがボルトもかなわぬという超高速度で走り出てきた。
 それも1匹や2匹ではない。少なくとも私の目には6匹は確認できた。
 ぞっとしたが、以前の私ではない。
 前だったら私はアメリカのホラー映画に出てくる女性のように、ギャー、オォォォゥ!、◎▼@$△Å?*と叫ぶ、けど恐ろしいから尻もちもつけず、背中が氷河時代になっていたはずだ。
 しかし年を取るということはいいことである。恐怖に多少鈍感になったのだ。
 少なくとも、周囲に気づかれない程度に「わっ!」といった程度だ。多分周囲の誰もが私のことを勇壮な人間だと思ったはずだ。周囲に誰もいなかったのが残念である。

 実はこのような恐ろしい事態を想定し、私は片手にアースジェットを持っていた。
 四方八方に逃げ去ろうとするやつらにブシューと噴霧。あいつらは実はかなり弱い。すぐにへたばったが、1匹は何を逃れ、こともあろうに自宅の方へ走り、基礎の通気口から中へ入っていった。

 よりによって、わが家へ、床下とはいえ、不法侵入したのだ。
 が、もう追うことはできない。
 床下に潜って探し当てるという手もなくはないが、薄暗い床下でヤツと対面するのもいやだ。

 ゲジはとにかく気持ちの悪いやつだ。
 真梨幸子が小説でその気持ち悪さをよく表現しているが、とにかく醜い。
 色も形も艶も、私を愛するなと訴えている。

 しかし、ゲジは益虫なのだそうだ(正確には昆虫ではない)。
 ゴキブリやカマドウマといった害虫を捕獲して食べるんだそうだ。
 あの何十対あるのかわからない脚でつかみ、身動きできなくさせて食べるんだという。
 私なら抱きつかれた段階でショック死するな。

 良い奴だから駆除しないでほしいという声もネットにあった。
 が、あなたは遠縁のおばさんに「とってもいい人なの。足は速いけど繊細で。ただ眉が10対あるの」なんて人とお見合いをする気になるだろうか?

 カマドウマも私はぞっとするほど嫌いだ。
 しかもあいつらは殺虫剤をかけると苦しさのあまり飛び跳ねる。それが私への攻撃のようにさえ感じる。
 飛び跳ねないだけゲジの方がましか?しかも益虫だし。

 いや、だめだ。
 どっちも憎むべき存在である。

BartokPf3 私としてはゲジが暮らしやすそうな環境をとにかく作らないことに徹するしかない。-

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「2つの肖像(Ket portre)」Op.5,Sz.37。

 「理想的なもの(Egy idealis)」と「醜いもの(Egy torz)の2曲からなる管弦楽作品で、「理想的なもの」(今日の文章の中では辛口鮭が該当する)は1907年から'08年の作曲。ヴァイオリン協奏曲第1番の第1楽章から転用された。

 「醜いもの」(今日の記事の中では……言うまでもあるまい)は1911年の作曲。「14のピアノ小品」Op.6(1908)の第14曲「ワルツ-踊る恋人」より編曲された。

 私はシュナイト指揮南西ドイツ放送交響楽団の演奏を聴いている。

 1989年録音。アルテノヴァ。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】 
   Bela Bartok: Orchestral Works: Klavierkonzert 3: Portraits

    

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