PMDBoyfriend  ウチの愛車の記録
 土曜日に買い換えた車をとりに行って来た。

 JRで札幌に向かい、スーパーとかち到着後、駅からその足で地下鉄に乗り換えてディーラー店舗に行った。

 天気が良かった。

 担当の人は笑顔で「納車日和ですね」と言ってくれた。
 もしこの日が雨だったら何て言ってくれたのだろうかと、余計なことを考えてしまった。

 私が(というよりはわが家で)初めて車を買ったのは、ニッサンのパルサーだった。
 あっ、これまでウチでは中古車しか買ったことがない。

  バスに負けた普通車
 パルサーはトヨタカローラに中古車を探しに行って、そこで買った。
 トヨタの店でニッサンの車を買ったのだった。

 この車は非力だった。1500ccだったせいだろうか?車体は軽そうだったのに……
 中山峠の登坂車線がある登り道で、道南バスの都市間バスに抜かれたときにはひどく悲しい思いをした。
 またFF車で、冬道ではケツをフリフリで安定性がなかった。

  DOHCとは知らずに購入
 次に買ったのは初代レガシィのセダン。VZというクラスだった。
 レガシィにはずっと乗りたいと思っていたので、夢がかなった、という思いだった。

 この車はニッサンに中古車を見に行ってほぼ一目惚れで買った。パルサーから乗り換えるってことでニッサンに行ったのに、また別な会社の車を買ったのだった。
 2000cc・DOHCエンジンで、もちろんフル4WD。あとから知ったのだがVZってなかなか上のクラスだったらしい(その後現在に至るまで、すべてSOHCに乗っている)。色は白。
 とってもよく走ってくれた。

  ガンメタっぽいけどガンメタじゃない
 3台目となる車は2代目レガシィのツーリングワゴン。ここで初めてレガシィの象徴であるツーリングワゴンを買った。TS-Rというクラス。
 これはSUBARUで買った。購入ディーラーと車種が一致したのは初めて。
 ただし色はガンメタ。これがすこぶる家族に評判が悪かった。
 正確にはガンメタではなく。ドルフィングレー・メタリックという由緒正しきカラー名だったのだが……
 この車はしかし、VZと違い真冬にエンジンが始動しにくいなど、色以外にもちょいと不満を残した。

  とにかくがんばってくれた4台目
 4台目は3代目のレガシィ・ツーリングワゴン。今月の1日まで乗っていた車である。
 白のB-Sport。SUBARUで購入。

 この車は本当によく走ってくれた。しばしば不調らしき症状を呈したものの命に別状はなかった。

 10年間乗ったが、マフラーが腐食して交換したり、追突されてリヤ部分をそっくり交換したり、フロントガラスにひびが入りこれまた交換、ライト点灯時ウインカーをつけると一瞬ライトが消えるというトラブルからスイッチも交換など、医療費もかかった。前回の車検ではタイミングベルトも交換している。
 ウチで10万km以上まで乗った車もこれが初めて。ディーラーに引き渡した時は118,000kmだった。

  再びセダンに
 そして今回買った、ウチでは5台目となる車は5代目のレガシィ。
 ただし、予算や物件の関係からツーリングワゴンではなくセダン(B4)。初めての3ナンバー。2500ccの2.5i-L Package。ただしアイサイトはついていない。
 ここまで大きいサイズの車は必要ないんだけど、インプレッサとなるとちょっとなぁ。で、やっぱりレガシィに決定。

 ということで、4代目レガシィだけ乗らなかったことなる。いや、今後もそんな逆転現象はないでしょう。

 今回買った5代目も、4台目の3代目レガシィ同様に愛着ある友になってくれるよう着き合っていきたいと思う。

 P.M.デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-  イギリス)の組曲「ボーイフレンド(Boyfriend)」(1971)。

 ケン・ラッセル監督の同名の映画のための音楽から作った組曲。

 次の7曲からなる。

 1. ハネムーン幻想曲 ―
 2. 渚にて ―
 3. ブルームズベリーの部屋 ―
 4. 私は幸せになれた ―
 5. あなたは欲しくない ―
 6. かわいそうな小さなピアレッテ
 7. ポリーの夢

 非常にわかりやすい、というか、娯楽要素が強い作品。
 P.M.D.の難解な音楽も適度なストレスを聴き手に課してくるが、この音楽は難解じゃない分、逆に何か小ばかにされているような気にならなくもない。

 クレオバリー指揮、アクエリアスのアンサンブルで。

 1989年録音。ナクソス(原盤:Collins Classics)。