20180104Medicine  お仕事お疲れさまです
 昨日から仕事始めという方々も多いだろう。

 モチベーションが上がらないまま、職場へ向かうつらさ、よ~くわかる。
 そう言っているこの私は、違う!

 わが社は世の中の大勢と違い年末年始休暇に突入するのが数日遅いため、始まりも遅い。
 そしてまたこの正月は土日の関係で、いつもより長い休みとなったのである。ゆえに、私はまだお休み中なのだ。

 もちろん取引先の業務開始に合わせて、当社の都合で言えば『正月出勤する』人もいる。
 例えば千葉課長や伏草課長なんかがそうだ。
 気の毒だがそういう星のもとに生まれてきたのだ。申し訳ないが私はあなたがたにすべてを託し、もうちょっと休ませていただく。任務を全うしてほしい。

 いや、私だって心苦しく思っていないわけではない。
 自宅に持ち帰っている薬。つまり、中性脂肪と高血圧と血中尿酸と頻脈の、四季折々飲み比べのようなセットは、ちょうどこちらに滞在する日数分しか持って帰って来ていない。
 休みが1日1日と費やされ、薬の数が減っていくのを見ながら、私がどれだけ心を痛めていることか!あと3回朝を迎えたら(今日を含む)、味噌香る街へ戻る。

  日の出とともに……なのに満タン
 さて、昨日は今年最初のごみ(燃やせるごみ)の収集日であった。
 1回休みだったし、正月でどこの家庭でも日ごろより食べ物を買い込んでいるだろうから、大量のごみが出されることは容易に予測できた。

 そこで私は、外がやや白んだ瞬間に、一番乗りを目指してごみステーションに猛進した。

 なぜそこまでじっとがまんしたかというと、鳥目だから、ではなく、日の出前の闇のなかだとごみマニアに襲われる可能性が、この世の中のことだからゼロとは言い切れないと思ったからだ。

 ところがである。
 ごみステーションのボックス-上にふたがついている-はすでに満腹のアミメニシキヘビの胃袋のように満杯。私が持参した3つの袋などとうてい入らない状況。
 「ごみは当日の朝出しましょう」という決まりなのに(私もフライングしたことはあるが)、これは前夜の犯行と思われる。というのも、周囲に足あとがないからだ(この日の朝もうっすらと雪が積もっていた)。

 まあいい。前の日に出したからといって腐るわけではない。冬だから天然の冷凍庫に入れているようなものだ。
 しかし、私のごみが入らないのは困る。

 箱は四角い。そこに変型球体のごみ袋を入れると、必ず余分な空間が生じる。
 そこで私は、先着の袋をあれこれ入れ替え、ぎゅうぎゅう押し、何とか私のごみ袋を入れ、ようやく上のふたを閉めることができた。

 が、そのとき右手の親指の付け根に2cmほどの傷を負っていることに気づいた。
 それなりに血が出ている。
 ごみの中にカニの爪とかホタテの貝殻、焼き鳥の串といったものが入っていて、それで切ってしまったのだろう。

 ウチに入り、手を洗い-水の刺激が実に痛かった-、マキロン(もどきの消毒薬)を塗り、ばんそうこうを、はがれやすい場所だから各方向から無駄に3枚も張った。

 さて、その後、ほかの住民の人たち数人がごみを出し始めた。本来ならこれがふつうのごみ出し時間だが、この日は完全に出遅れてしまったといってよい。
 もちろんふたは閉まらない。最後にはふたは全開になった。

 こうなるとごみステーションのすべての袋がカラスに狙われる対象になる。
 ふたが閉まらないのなら、入らないごみ袋はその横に置いておけば、ボックスのごみまで被害が及ぶことはない。でも、なかなかそう決断できない気持ちもよくわかる。自分の家のごみ袋だけが荒らされるなんて、私だって耐えられない。

 そして、ほうら、カラスがやって来た。
 軽快なモーツァルトのメロディーにのって、ごみに狂喜するように……

MozartOvertures  よほど好きじゃないと6時には……
 心ウキウキって感じで始まるモーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の歌劇「劇場支配人(Der Schauspieldirektor)」K.486(1786)の序曲

 この作品は、厳密には歌劇ではなく、1幕10場の音楽付き喜劇。モーツァルトが書いた音楽も序曲と4曲だけである。

 今日「劇場支配人」序曲を取り上げたのは、年末年始にテレビでこの曲(のさわりの部分)をずいぶん繰り返し耳にしたからだ。
 「題名のない音楽会」のコマーシャルである(だから耳にしたのはチャンネルがHTBのとき)。

 私にとって「題名のない音楽会」は、黛敏郎が司会をしていたころの、なんだか陰気臭い番組というイメージしかない。だから、当時「オーケストラがやって来た」はよく観ていたが、「題名のない音楽会」はほとんど観たことがなかったし、その後もほとんど観たことがない。

 で、このコマーシャルで知ったのだが、いまは北海道(HTB)の場合は土曜日の朝6時から放送されているそうだ。テレビ朝日では土曜日の午前10時からの放送だそうだが、1月6日のHTBの番組表を見ると、確かに「題名のない音楽会」は6:00からで、10:00近辺はというと、9:50からは「LOVE HOKKAIDO」で、10:20からは「おにぎりあたためますか」の再放送である。
 うん、たぶん、いや間違いなく、こっちの方が「音楽会」より視聴率がとれそうだ。

 「劇場支配人」序曲については、アーノンクール/チューリヒ歌劇場モーツァルト管弦楽団の演奏を。
 このCDは、モーツァルトのオペラ序曲集である。

 1986年録音。テルデック。

   このCDの詳しい情報【タワレコ】
   モーツァルト:序曲集

  お節料理はお嫌い?
 カラスはやって来たものの、不思議なことに1羽だけである(大群を望んでいたのでは決してない)。
 もっと不思議なことに、「ほぅら、ごちそうよ~ん」とばかりに口を大きく開けているごみステーションのボックスに近づこうとしない。
 近くの電信柱からじっと見つめているだけである。

 誰かがカラスが怖がるような絵を袋に描いているのかと思ったが、どれもこれもおそろいの市の収集袋である。そもそもカラスが近寄らないような絵があるのなら、私も習得したいくらいだ。絵心はほぼゼロだが。

 このように不思議がっているうちにごみの収集車がやって来て、すべてを持ち去った。
 ごみステーションのあたりは、袋を破られ引きずり出された魚の骨や卵の殻などが散乱して純白な雪道がカラフルに汚されるってこともなく、清らかなままだった。

 こんなんなら、なんとかしてボックスに収めようと努力したあげく負傷した私の行ないになんの意味があったのか?

 傷がうずく……
 どうか、悪いバイキンが体に入っていませんように……

 1日経過した、アタシのキズ ↓

20180105Hand

    

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