BerliozRomeoMaazel  TVの影響?どの店も長蛇の列
 昨日の記事で千葉課長にご登場いただいたが、5日に私は妻とサツエキ周辺に出かけてきた。

 それが千葉課長と何の関係があるかというと、関係はない。いまのところ。

 前日のケンミンショで北海道のラーメンー旭川・函館・釧路・札幌って、なんで都府県の人に変な先入観を与えるようなバッカみたく時間がかかる非効率的な順のまわりかたをするのだろう?-が取り上げられていたので、昼はESTA10階味のテラスのラーメン共和国に行ってみた。

 番組ではテロップだけの紹介だったが、函館の『あじさい』の塩ラーメンを食べようと思ったのだ(私は醤油派だが妻は塩派。今回は私も塩に腹を決めた)。

 が、『あじさい』は長蛇の列だったし、のぞいた店内のテーブルの配置から「あっ、この店前にも来たことがある」と記憶がよみがえり、執着心ゼロ、あっさり塩味のようあっさり断念(ということは、そのときに劇的な感動を覚えたわけではなく、なにか不満があったということだ)。

 じゃあどうしようかということになったが、もう1時になろうとしているのにどの店もラーメンに飢えた人々の長い列が。

 私たちは共和国をあとにすることにした。

  久々にあの店へ
 さてどうしようか……
 「そうだ!私の好きなあそこに行こう」ということで、『菅家』に行くことにした。私が知る限り、私のいちばん好きな味の店だ。そのくせこの期に及ぶまで思い出せないとはもうろくしたものだ。
 ここなら、食べなれていても、新鮮かつ劇的な歓びを味わえるのは間違いない。

 このところ大きな音楽作品を取り上げていなかったが、今日はその反動で嫌味のように大曲を。

 ベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の劇的交響曲「ロメオとジュリエット(Romeo et Juliette)」Op.17,H.79(1839)。

 交響曲をオラトリオ化したような、あるいはオラトリオを交響曲形式にからめたというか、とにかくベルリオーズらしく大風呂敷を広げたようなワケがわからない試み。正確な『能書き』は、「合唱、独唱、および合唱のレチタティーヴォのプロローグを伴う劇的交響曲(Symphonie dramatique avec choeurs, solos de chant et prologue en recitatif choral)」。

 なんてたって「劇的交響曲」なのだ。そんな呼び名、後にも先にも聞いたことが……あった……。レスピーギが「劇的交響曲」という作品を残している。
 
 全4部からなり、アルト、テノール、バスの独唱と合唱、大きなオーケストラという編成。

 第1部~導入部/プロローグ「古い怨恨」/ストロフ「最初の激情」/
     スケルツェット「すらりとして軽やかな使者マブ」
 第2部~ロメオただひとり/悲しみ/音楽と舞踏の遠い響き/キャピュレット家の大宴会
 第3部~愛の情景
 第4部~スケルツォ「マブの女王,または夢の妖精」/ジュリエットの葬送/キャピュレット
     家の墓地でのロメオ/フィナーレ

 原作はもちろんシェイクスピアだが台本はベルリオーズ(といっても散文)。韻文化はE.デシャンが行なった。

 1時間半以上かかる上、ところどころなかなか間延びする音楽が続いたりするので、全曲を聴きとおすには苦行僧になるくらいの覚悟が必要。
 が、それ以上にすばらしい箇所がたくさんあり、やはりこの曲は管弦楽抜粋ではなく全曲を聴きたいところだ。

 私の場合は幸いなことに、この曲は最初に全曲版で知った。
 めったに演奏されることはない作品だが、NHK-FMで放送されたライヴ録音をエアチェックしたのだった。演奏はマゼール指揮フランス国立管弦楽団、フランス国立放送合唱団他。実際の公演はいつのことだったか知らないが-日本公演だったような気もする-、放送されたのは1978年12月30日。
 ソニーのカセットテープ・JHFのC-60を1本半ちょっと費やした。

 そんなマゼールさんに敬意を表し、マゼール・ウィーン・フィル、フランス国立放送合唱団、ウィーン国立歌劇場合唱団、ルートヴィヒ(A)、セネシャル(T)、ギャウロフ(Bs)の演奏を。

 1972年録音。デッカ。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】
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   Berlioz: Romeo et Juliette Op.17, Harold en Italie Op.16, Le Carnaval Romain Op.9

   ラーメン前の偶然の出会い
 『菅家』に向かう途中に、なんと三城さんに会ったのだ。
 かつて、千葉課長の部下だった、あの三城さんである。

 200万都市札幌でこんな風に偶然出会うとは驚きである。
 そして三城さんは正月気分にふさわしく、明るく礼儀正しかった。
 私は聞かれもしないのに「これからラーメンを食べに行くんだ」と答えた。

 このように、話は千葉課長とつながるわけである。

 もちろん『菅家』の岡本醤油ラーメンは私を十分に満足させるものだった(妻は岡本塩ラーメン)。
 今回は小ライスをがまんしたことをさりげなく申し添えておこう。

    

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