親子丼は……
大阪支社の周りには多くの飲食店がある。名古屋支社とはくらべものにならないほどの選択肢が私には与えられている。
しかし、混んだ店は嫌だし、1人で行ったとしても相席になるくらいなら昼食を抜いたほうがマシだと思う人見知りの私は、あいかわらず弁当を日々調達している。
名古屋支社のすぐ近くにはゼブンイレブンとファミリーマート(旧サークルK)があったが、こちらにもセブンイレブンとファミリーマートがある。
また名古屋では『ほっともっと』をよく利用したが、こちらで近くにあるのは『ほっかほっか亭』である。
まだ慣れていないせいだろうが、『ほっともっと』に比べ『ほっかほっか亭』は、店に入ったときにどのようなメニューがあるのかすぐにはわかりにくい。わかりにくいから先日は、すぐにポスターが目に入った《日替わりデラックス弁当》を頼んだが、《日替わり母さん弁当》というのもあったと知っても後の祭り。あるいは単品メニュー(かつ丼とかハンバーグ弁当など)にどのようなものがあるのかも皆目見当がつかなかった。
あとでネットで調べてかつ丼やとりめしなどもあることを知ったが、どうもヴァリエーションとしては『ほっともっと』の方がありそうだ。少なくとも『ほっかほっか亭』に親子丼はないし、幕の内弁当のバリエーションも少ないようだ。
毛色の違う弁当群
コンビニで名古屋になかったものというと、阪急の駅に入っているasnasがある。
ここで売っている弁当は、セブンやファミマともどこか違う。店員の応対もどこか殺伐としている。
先日はここで写真の《京だし卵と鶏照焼き重》なるものを買ってみた。別にこんなに玉子焼きを食べたかったわけじゃ全然なかったが、照焼きにひかれたのである(揚げ物がないことは良いことだと、地味に体のことを考えている。無駄な抵抗レベルだが)。
ご飯が茶飯だったのは食べるときに初めて気づいたし、茶飯の味は全然わからなかったものの、玉子の下に隠れていた微々たるちりめん山椒がなかなか味のアクセントとなっていた。
こうして義務的惰性的ながらもほんのちょっぴりだけ楽しくもある昼食選びは続く。
リゲティ(Gyorgy Ligeti 1923-2006 ハンガリー→オーストリア)の「コンティヌウム(Continuum)」(1968/改訂'74)。
チェンバロのための作品だが、改訂版は2台のハープによる。
曲名は“持続”の意味。
ここではシャリアルによるバレル・オルガン(自動演奏オルガン)の演奏と、ホッカー によるプレイヤー・ピアノ(自動演奏ピアノ)の演奏の2種が収めれたディスクを。
1995年録音。ソニークラシカル。
大阪支社の周りには多くの飲食店がある。名古屋支社とはくらべものにならないほどの選択肢が私には与えられている。
しかし、混んだ店は嫌だし、1人で行ったとしても相席になるくらいなら昼食を抜いたほうがマシだと思う人見知りの私は、あいかわらず弁当を日々調達している。
名古屋支社のすぐ近くにはゼブンイレブンとファミリーマート(旧サークルK)があったが、こちらにもセブンイレブンとファミリーマートがある。
また名古屋では『ほっともっと』をよく利用したが、こちらで近くにあるのは『ほっかほっか亭』である。
まだ慣れていないせいだろうが、『ほっともっと』に比べ『ほっかほっか亭』は、店に入ったときにどのようなメニューがあるのかすぐにはわかりにくい。わかりにくいから先日は、すぐにポスターが目に入った《日替わりデラックス弁当》を頼んだが、《日替わり母さん弁当》というのもあったと知っても後の祭り。あるいは単品メニュー(かつ丼とかハンバーグ弁当など)にどのようなものがあるのかも皆目見当がつかなかった。
あとでネットで調べてかつ丼やとりめしなどもあることを知ったが、どうもヴァリエーションとしては『ほっともっと』の方がありそうだ。少なくとも『ほっかほっか亭』に親子丼はないし、幕の内弁当のバリエーションも少ないようだ。
毛色の違う弁当群
コンビニで名古屋になかったものというと、阪急の駅に入っているasnasがある。
ここで売っている弁当は、セブンやファミマともどこか違う。店員の応対もどこか殺伐としている。
先日はここで写真の《京だし卵と鶏照焼き重》なるものを買ってみた。別にこんなに玉子焼きを食べたかったわけじゃ全然なかったが、照焼きにひかれたのである(揚げ物がないことは良いことだと、地味に体のことを考えている。無駄な抵抗レベルだが)。
ご飯が茶飯だったのは食べるときに初めて気づいたし、茶飯の味は全然わからなかったものの、玉子の下に隠れていた微々たるちりめん山椒がなかなか味のアクセントとなっていた。
こうして義務的惰性的ながらもほんのちょっぴりだけ楽しくもある昼食選びは続く。
リゲティ(Gyorgy Ligeti 1923-2006 ハンガリー→オーストリア)の「コンティヌウム(Continuum)」(1968/改訂'74)。
チェンバロのための作品だが、改訂版は2台のハープによる。
曲名は“持続”の意味。
ここではシャリアルによるバレル・オルガン(自動演奏オルガン)の演奏と、
1995年録音。ソニークラシカル。