DvorakNeumann  むかしの情報もたくさん転がっている
 いまさらながらだが、インターネットというものは実に便利だとつくづく実感する。

 おおむかしの本の正しい名前もわかるのだ。

 世界文化社の『世界図鑑百科』。

 これがかづさや書店』のおじさんが「お試しあれ」と置いていき、それはすなわちご購入が約束された儀式にほかならなかった、図鑑の名称だ。

 確か20巻ぐらいのセットだったと思う。

 こういう50年近く前の本が、インターネットの検索によって画像が見れたり、あるいはオークションで出品されてされていることさえあるのだ。

ZukanRikanoJikken これ!
 これが私がシリーズ中、最も読んだ『理科の実験』だ(見ての通り、ヤフオクに出品されているものの画面である)。

 ケースの写真の、おっさんくさい少年の顔、実験にふさわしくない服装(引火しそうだ)がなつかしい。

  「中学生に向けて」の殺し文句  
 その『かづさや』のおじさんが、私の小学校高学年になるころに、実にタイミングよく-すばらしい顧客情報の管理をしていたと言わざるを得ない-「中学に向け、あの図鑑じゃもう物足りないでしょう」と、《サンプル》として第1巻を持ってきたのが、『学研 学習大百科事典 オールカラー版』だった(でも、まだ小4か小5だったような……)。

 第1巻は『日本の歴史』で、さらさら興味はなかったが、続刊で『物質の変化、人体のしくみ、科学のあゆみ』というのがある、その予告に私の血は騒いだ。

 いや、科学のあゆみに尋常ならざる興味があったのではなく、物質の変化に人並みならぬ関心があったのだ。

 こうして、お試しはご売約済になった。

 全12巻のこの図鑑のラインナップは、

 第1巻 日本の歴史
 第2巻 日本の地理
 第3巻 日本の産業
 第4巻 世界の地理、歴史
 第5巻 政治・経済・社会
 第6巻 動物・植物
 第7巻 天文・気象・地球のすがた
 第8巻 熱・音・光・電気、力とその利用
 第9巻 物質の変化、人体のしくみ、科学のあゆみ
 第10巻 国語・美術・音楽・英語
 第11巻 数学、保健体育、技術・家庭
 第12巻 学習人名事典、さくいん事典

である(もちろん私はこれらの巻名を記憶していたのではない。ネット情報である)。

 私がもっぱら読んでいたのは第6巻から第9巻。
 これらが『科学と学習』の『科学』の領域だとしたら、ほかは『学習』の範疇である。

  第10巻がその後役に立つとは夢にも思わなかった
 ただし、その後クラシック音楽に出会い、それに溺れるようになったときには、第10巻のなかの鑑賞推薦曲の解説がなかなか役だった(ドヴォルザークの「新世界交響曲」が、まだ交響曲第5番と紹介されていた)。

 そのドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の交響曲第9番ホ短調Op.95,B.178新世界より(Z noveho sveta)」(1893)。

 ドヴォルザークの交響曲のナンバリングは楽譜の出版順につけられたため、むかしは以下のようになっていた。

 現・第5番 ⇒ 旧・第3番
 現・第6番 ⇒ 旧・第1番
 現・第7番 ⇒ 旧・第2番
 現・第8番 ⇒ 旧・第4番
 現・第9番 ⇒ 旧・第5番

 現在の番号になったのは、たぶん1970年あたりのことだと思うが、しばらくは新旧の番号が混在して使われていたようだ。

 またまたエリシュカ/札幌交響楽団の演奏を紹介すると叱られそうなので、けっこう名盤と位置付けられているはずのノイマン/チェコ・フィル盤を。

 けど、私はこの演奏、全然心に訴えてくるものがないんだけど……

 1972年録音。スプラフォン。

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