ShostakoNewBabyRozhdes  ショスタコの作品を発掘・紹介

 地震でバタバタしていて、話題にするのがすっかり遅くなってしまったが、指揮者のロジェストヴェンスキーが6月16日に亡くなったという。87歳だった。


 ロジェストヴェンスキーには自分がまだ思春期だったころからずいぶんとお世話になったものだ(と書くと、ほのかにいやらしい)。

 もともとロシア~ソヴィエトの音楽が好きな私だが、特にロジェストヴェンスキーの名をはっきりと意識したのは1978年に発売された1枚のLPからだった。


 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の映画音楽「新バビロン(New Babylon)」Op.18(1928-29)を、1955年にロジェストヴェンスキーが7曲からなる抜粋版にした演奏の録音が発売されたのである。


 演奏は、指揮はもちろんロジェストヴェンスキー。オーケストラはモスクワ・フィルハーモニー交響楽団。レーベルはメロディア。

  若きショスタコのひらめきときらめきが!

 『レコード芸術』に載っていたこのLPレコードの広告。そこに書かれていた何とかいう音楽評論家の巧みな絶賛コメントに、私はもう買わずにはいられなくなり、ここここで書いたように、急成長中の西野の街にあった『カスタムパルコ』の中の、『ロビンソン』という絶賛衰退中のレコード・ショップに注文し取りよせてもらったのだった(カスタムパルコ自体、西友西野店に客を奪われすでに閑古鳥がカァカァ鳴いていた)。

 あの絶賛提灯コメントほどのものではなかったが、それまで耳にしたことがなかった若きショスタコーヴィチのはつらつとした音楽はとても新鮮に耳に響いたし、『赤い靴』に似たメロディーが突如現れたりして、レコードを買ってよかったと思ったものだ。

 この音源はCDでも出ていたが、いまや廃盤。中古盤も入手困難な状況である。


ShostakoBolt 代わりに(はならないが)、これまた貴重な全曲版演奏のショスタコーヴィチのバレエ「ボルト(The Bolt)」Op.27(1931初演)。

 ここでも取り上げているが、これまた若きショスタコのイケイケGo!Go! な音楽が楽しい(ときに冗長でもあるが)。

 1995年録音。シャンドス。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   ショスタコーヴィチ: バレエ音楽 ボルト

  もうのれる?
 ところで、今日で発生から1週間となる大阪の地震だが、土曜日に運行を再開した大阪モノレールが昨日からまた全面運休した。

 地震の影響で車両に不具合-部品落下の恐れ-が見つかり、運転再開のめどがたっていないということだが、他の鉄道各線がほどなく、あるいは当日中に復旧したのと比べると、まだ動かせないというのは情けない。


 それから、地震発生後のニュースで、どこの局か忘れたが、どこかの家の中の壁を写しながら記者が興奮した口調で言った。


 「ご覧ください!壁に亀裂が入ってます!」

 
 でも私が見る限りでは、それは壁じゃなくて壁紙が裂けていただけだった。

 こういうよく確かめれば真実じゃないことを伝えるのは、結果的に誇大報道、ウソってことになる。


 すでに報告したように、私が住むマンションはあの大きさの地震としてはほとんど被害がなかったと言えるものだったが、3駅ほど離れた所に住む同じ職場の駿河谷さんの部屋は棚から何から倒れてぐちゃぐちゃになっていた(ご丁寧に写真を見せてくれたのだ)。

 3駅の距離が地震の強弱にどの程度影響を及ぼすのがわからないし、私が住んでいるのが3階、駿河谷さんの住んでいるのが5階という違いはあるものの、気の毒だ。
 心よりお見舞い申し上げたい。


 そういえば、このところACジャパンの宣伝が増えているような気がするが、気のせいだろうか?


 東北の地震の後はACのコマーシャルばっかり流れ続けた。被害者の気持ちへの配慮とかコマーシャルを流してもその商品が欠品っていうものもあったのだろうが、あれはあれですべての人を前向きな気持ちにさせないものだったし、たいした種類のないCMが繰り返し繰り返し流れるのはあまりに異様な感じだった。


    

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