先日行われた市議会議員選挙。
私は投票当日は大阪への移動日だったので、休みをとった金曜日に期日前投票に行った。正直なところ常日頃江別に在住しているわけではないので、いや在住していても同じようなものかもしれないが、選挙公報で数多くの候補者の顔を見て、公約を読んでも、なかなか判断がつかない。
それでもなんとか1人にターゲットを定め、住みよい街になりますようにと1票を投じた。
翌朝の道新webで確かめると、私が未来を託したその候補者はみごと落ちていた。
別にその人のことを良く知っているわけでもないし、ましてや生身を見たことも肉声を耳にしたこともないのだが、なんか悔しい。
この世界では安いのです
その投票日。
私は昼の便に搭乗。いつもなら飛行機に乗る前はモノを食べないのだが、この日は勇気をふるって軽く食べることにした。
「いつまでも食べることに脅えていけない、がんばるのよMUU!」という声が延髄あたりから聞こえたのだ。もっとも食べることに脅えるのは、ほぼ飛行機に乗る前だけのことなのだが……
「けさはヤクルトも飲んだ。乳酸菌シロタ株がおなかを守ってくれる」。そう自分を鼓舞し、新千歳空港のあの店でワンコイン弁当を買ったのであった。ワンコインといっても100円ではない。500円である。
これで500円は安い。
いや、コンビニやスーパーで売っている弁当に比べると高いのだが、空港のショップという異次元ワールドにおいては廉価だと言えるだろう。
これをぶら下げて保安検査場をとおり、ラウンジで、まだ10:50だったがさっそく食べた。
乗る寸前に食べて、機中で万が一のことがあっては困るからだ。
なかなかおいしい弁当だったが、箸で鶏そぼろを食べるのに多少難儀した。
それくらい時間をかけて口に運んだ方が、消化にも良いのだろうけど……
にしても、三色とはいえ、照焼きとそぼろは同じ茶色だから、厳密には《鶏二色》だ。そして、私にはわからなかったのが、マヨネーズは何のために入っているのかということである。
ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の「ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲(Konzert fur Klavier,Violine,Violoncello und Orchester(Tripelkonzert))」ハ長調Op.56(1803-04)。
三重は三重だが、色的にはこれも『二色』だ。
ベートーヴェンの曲としては失敗作と言えないまでも、評価がイマイチの作品。
でも、私は中学時代からいまに至るまで、けっこう好きな曲である。
♪ 作品情報 ♪
【作曲】 1803-04年(F.J.v.ロプコヴィツ侯爵に献呈)
【初演】 1808年・ウィーン
【構成】 3楽章(約35分)【編成】 独奏p, 独奏vn, 独奏vc, orch(fl 1, ob 2, cl 2, fg 2, hrn 2, trp 2, timp, Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
≫ カラヤンの合理的リハーサル体制
♪ 作曲家情報 ♪ ⇒ こちらをご覧ください
♪ 紹介したディスク ♪
ゼルツァー(p)、ムター(vn)、ヨーヨー・マ(vc)、カラヤン/ベルリン・フィル。
ゼルツァー(p)、ムター(vn)、ヨーヨー・マ(vc)、カラヤン/ベルリン・フィル。
1979年録音。グラモフォン 。