今回の主人公はあまりズレていない
 先日、三浦綾子の「帰りこぬ風」(電子書籍版)を読み終えた。

Miura_Kaerikonukaze

 この小説は主人公である若いナースの日記という形で話が語られていくパターン。

Miura_Popura_Mozart

 そして、どろどろとした男女関係と性悪男に性悪女の登場という三浦綾子ワールドは、ここでも炸裂。ただし、主人公は、ほかの作品の『まともで人格者なんだけどどこか常識外れ」である主人公とは違い、かなりまともな人間である。

 この主人公が杉井田という結婚詐欺師まがいの医者に翻弄されるのだが、彼女が日記に書く、恋愛する者の不安な気持ち、些細なことで感じる喜びといった心情の揺れ動きの描写はさすがである(偉そうな書き方でスイマセン)。

MozartGardinerBox モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第40番ト短調K.550(1788)でもいかが?
 今日はガーディナー盤を。ここに書いたようにサクッとした演奏だ(いえ、褒めてるんです)。


 さて、次に読むために買った三浦綾子の本は「岩に立つ」。
 が、その前にちょっと別な本を……