2020Dish  いったん綾子さまはお休みに 
 次の三浦綾子作品を読む前に、ふと別な本を読みたくなった。昨日の謎に満ちた最後の文は、それを暗示していたのだ(←アホかっ!)。

 その小説にもモーツァルトが出てくる。

 ……天井のスピーカーからはモーツァルトのコンチェルトが流れていた。……

 この一節はここでも取り上げている。

 村上春樹の「羊をめぐる冒険」を急に読みたくなったのだ。この小説を読むのは何度目になるかわからないが、やはり読み始めると引き込まれる。近年の村上春樹作品にはあまり感じられなくなった、失われない新鮮さがある。

 さらに、

 ……ヘッド・ウェイターが確信にみちた靴音を響かせて我々のテーブルにやってきた。彼は一人息子の写真でも見せるようににっこりと微笑みながらワインのラベルを僕に向け、……

 とか、

 ……テーブルには空になった五枚の皿が並んでいた。五枚の皿は滅亡した惑星群みたいに見えた。

など、例え方が実に斬新だ。
 って、皿を並べてみたけど、汚れてないためか滅亡した惑星には見えなかった。こういう無意味な試みはやめることにしよう。

 そういえば先月、村上春樹の新刊が出たけど、どうしようかな。買おうかな……

MozartFlConBruggen モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のコンチェルトの中から、今日はフルート協奏曲第2番ニ長調K.314(1778)を。

 私にとっては、クラシック音楽を聴き始めた最初のころに知った、思い出深い曲の1つである。あのころは、このおじさんもまだ中学生だったとは……。


 そして、少なくともこの歳まで無事生きてこれたとは!(マーラーの寿命よりも8年も長生きしていることになる)。