住宅地を守る小さな門と大きな門
 ゆめみ野南町から上江別南町、そして上江別東町を通って千歳川に合流する早苗別川。

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 この川は野幌原始林を源にし、同じく野幌原始林を源にし西野幌を流れてきた筋違川と東野幌で合流する。その合流場所が地図で円で囲った場所。写真に写っている小屋が地図に書かれたポンプ場ということになる。

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 ここで早苗別川は2つに分かれる。
 1つは上に書いた住宅街を流れる「早苗別川」で、クネクネした形はいかにも川らしい。
 いまでこそ平時は水の量が少ないが、それは1986年に早苗別川放水路ができたおかげで、かつては暴れる川だったに違いない。

 その早苗別川放水路がもう1つの早苗別川である。

 上の道路地図(昭文社のスーパーマップル)もそういう記述になっているが、この直線部分が多い早苗別川水門(同じく1986年完成)につながっている川が早苗別川放水路と呼ばれるもののはずで、札幌開発建設部もそのように書いているが、なかには逆になっている地図もある

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 この写真の対岸正面にある狭い水門。
 これが早苗別川が住宅地へと向かうスタート地点(①)。
 ずいぶんと狭いことに驚く。
 なお、この写真が②の場所である。

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 そして、大雨で水位が上がってきたときにはここを閉めて宅地への浸水を防いでくれるのだろう。水の行き先は早苗別川放水路だけとなり、その先では早苗別川水門が閉められ、千歳川からの逆流を防ぐとともに、早苗別排水機場(1998年完成)によって放水路の水は千歳川へと汲み出される。

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 これらが稼働するような気象に見舞われたくないが、いざというときの頼もしい水路と設備なのである。いや、この先ずっと稼働しないで済むことを願うばかりだ(いざというとき、上の水門は誰が駆けつけて閉めるのだろう?)。

 早苗別川にはホタルが生息しているというが、私は一度も見たことがない(いや、見に行こうと思ったことがない)。

MussorgskyMarkevitch ご存じのとおり、ムソルグスキー(Modest Mussorgsky 1839-81 ロシア)の組曲「展覧会の絵(Tableaux d'une exposition)」(1874)の終曲は「キエフの大きな門(La grande porte de Kiev)」である(ご存じでなかったら、今回で存じ上げてほしい)。

 って、ことで今日もラヴェルによる管弦楽編曲版を。
 しかも、私にとってはハテナなマルケヴィチの演奏を。