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  慣れない地で私を襲うプレッシャー
 おとといの記事で、室蘭で人気の老舗天ぷら店で食事をしたことを書いた。
 しかし、実は、私はこの天丼のご飯の半分を残した。食べることができなかったのである。胸がいっぱいで。
 いや、何かに感動していたのではない。

 もちろん天丼はおいしかった。とっても。
 だが、店に入るあたりから吐き気とまではいかないが、いわゆる悪心に襲われたのである。
 つまり急速に食欲が落ち、胸がムカムカし始めたのだ。

 ここ1~2年の間で、こういう現象が起こることがときど20211124BensaiteiMakunouchi1きある。
 間違いなく精神的なものだ。

 今回は、このように出かけていて、食べてしまったあとにおなかをこわしたら困る、という無意識なるストレスで、後ろ向きな身体の反応が出たんだと思う。途中トイレはあるにしても(ただしある程度清潔で洋式で温水洗浄機付きで、なにより『空いて』なければならない)、このあと慣れない街で用事を済ませ、そのあとは2時間ほど運転し続けなきゃならないのだ。

 その証拠に、帰り道に北広島市から江別市に入ったすぐのところにあるソフトクリーム屋では、平気でおいしくソフトクリームをいただけたではないか!しかも昼に食べたのが天ぷらなのに、さらにソフトながらもクリームを消化管に投入したのだ。でも大丈夫だった。
 明らかに、ここでおなかがゴロゴロしても、できたばかりのこの建物のきれいなトイレにすぐ行けるし、店をあとにしてもじきに家に着くことができる。

 まったくもって、精神が鍛えられてなくて困ったものだ。

 なお、水曜日に出社したときには、もちろん勝手知ったるトイレが近くにあって心配はないので、栄養をつけようと、弁菜亭の幕の内にマルちゃんのワンタンまで食べてしまった。
 でも、おなかはこわさなかった。

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 サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「食欲不振のコラール(Choral inappetissant)」。

SatieLegrand 「序」と20曲の計21曲からなるピアノ曲「スポーツと気晴らし(Sports et divertissements)」(1914)の序につけられたタイトルである。

 今日は11月最後の金曜日。プレミアム……いや、もうしつこく皮肉るのはやめよう……
 11月最後の金曜日ということとは関係ないが、今日はいつもとは違う昼食にしてみようかなと考えているところである。