新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の刺激的出来事について北海道から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の中年サラリーマン。

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

おバカなワタシ

顔が見えないのは座高が高いせいではなく……♪WAM/お尻のカノン

Furoisu1  店頭では狂うサイズ感
 もう20年以上も使っていた浴室の椅子-風呂椅子-を買い替えた。
 白色の、アクセント的にウサギちゃんだかリスさん(もはや、覚えていない)の絵が描かれていたものだが、経年による汚れがもういくら洗ってもとれなくなったからである。

 こういうのって、汚れていても使えないわけじゃ全然ないので、買い替えるには何かのきっかけで思い立ったときに一気呵成に突き進むしかない。

 妻とホーマックに行き、どれがいいか品定めをした結果、高さが40センチのものが座りやすく、そして立ち上がるときもとても楽だということがわかった。
 それを買って帰って来たのだが、いざわが家の浴室に置くと、、、、、デカい。おやおや、シャワー栓が隠れちゃってる。

 じゃあいままでの椅子のサイズはどうだったかとあらためて測ると、高さ20センチ、幅26センチ、奥行き20センチ。なんと、こんなに小さかったのか!

 今回買ったのは高さは40センチだが、考えてみりゃ当たり前のことで、幅や奥行きも比例して大きくなって、それぞれ34センチに28センチ。
 浴室内での存在感は朝汐並み。
 そしてなにより、座ってみると、正面の鏡に首から上が映らない。私の美しい顔は鏡に映る範囲外となってしまうのだ。

Furoisu2  早くも返品できる状況になく
 ってことで、40センチ椅子は夏に庭で、私は『考える人ごっこ』をするときに使うことにした(軽率な私は、買って来てサイズ感を確かめる前にシールなどをはがしてしまい、しかもいきなり使ってみた-生尻で座った-のだ。だから返品・交換はできない)。

 新たに買ったのは28センチ高の椅子。TOPVALUのPBだ。
 幅は30センチ、奥行きは25センチ。
 下の写真の右側だが、左の40センチ高の椅子と比べると、子どものようだ。

 みなさんも風呂椅子を買い替えるときには、『立ち上がりやすさ』以外のことにも気をつけた方がいい。

MozartCanon モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のカノン「おれの尻をなめろ(Leck mich im Arsch)」K.231(K6.382c)。






あぁ、安らぎたい……♪ヴィヴァルディ/モテット RV.630

VivaldiSacred  説明してもらうのになぜ緊張するのだろう?
 あそこここでちらっと触れたが、いや、メインの話題としてくどくどと書いたが、いよいよ本日、出向元の会社に出向き、定年退職にあたっての心構え、じゃなく、諸手続きを行なう。それとともに諸々の説明を受ける。

 疑問に思っていることが説明内容に入っているのか気がかりであり、もし入ってなかったとしたら-それは大いにありうる。というのも、私の抱いている疑問や確認事項はとても数多くあるから-、疑問をうまく質問できるか、そしてきちんと解決できるだろうか?そう考えると、胸が、いや、頭がいっぱいである。

20210213KAshitsuki_eco ということで、まったく心が穏やかではなく落ち着かないので、今日のブログ記事は内容希薄のエコモード状態でおしまい。

 それにしても、どうしてこう私はいろいろ考えすぎるんだろう?考えすぎて何を考えようとしているのかを見失い、ぼう然となりかけているほどだ。
 なぜ、「説明を受けて差し上げようではないか!」ってな具合にどしっと構えていられないのか?なんて小心者なんだろう!
 いや、よく言えば繊細な神経の持ち主で思慮深いってことだ(ってことで、手を打とうではないか!)。

 いまの私の心境にニアなタイトルである、ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741 イタリア)のモテット「まことの安らぎはこの世になく(Nulla in mundo pax sincera)」RV.630(1713-17)。

 

早まっちまったか???♪ブクステフーデのコラール前奏曲

20200516VegiGarden  寒い思いをさせてごめん……
 先週の金曜日は気温がずいぶんと上がった。

 なので、在宅勤務の身であるにもかかわらず、“時間をなんとか作り出し”、ついに野菜の苗を庭に植えた。

 実は苗はその少し前に買ってあった。
 だが、まだ植え付けるには気温が足りず枯らしてしまうと思い、買ってきた状態で夜間は物置にしまうようにしていた。
 いちばん良いのは、植え付けるにふさわしいほど気温が上がったときに苗を買うことだが、そのころになると苗は売り切れてしまっているのではないかという強迫観念に毎年襲われるのである。
 今年も私はその強迫観念に、一度は打ち勝ったが(最初に近所のスーパー内の園芸店に入荷したときにはがまんした)、やっぱりすぐに負けた。

 それでもすぐに植え付けるなどという行為には及ばず、植え付けはがまんしていたのである。
 金曜日の気温で、「いまでしょっ!」と決意した。

 ところがである。その翌日の土曜日は、風は強いは、気温は上がらないは、日も差さないはで、私は早まったと認めざるを得なかった。

 反省を込めて、ブクステフーデ(Dietrich Buxtehude 1637頃-1707 ドイツ)のコラール前奏曲「ああ主よ,あわれなる罪人のわれを(Ach Herr, mich armen Sunder)」H.4-3-1,BuxWV.178。

   Buxtehude: Complete Organ Works(写真と同一の音源盤)

 とにかくこのビニールが苗たちを守ってくれることと、早く暖かい日が続くようになることを祈るしかない。

 罪深い私からもう1つ、懺悔。

 まだカッコウの声を今年は聞いてないのに、タネもまいちゃったんです。
 がまんできなかったんですもの……

大阪最後の木曜日(日没編)♪吉松/忘れっぽい天使

20200130Izymo1  なに聞いてたんだか……
 さて、夕食はちょこちょこと食べ飲みしてみようという妻の提案で、ルクアのバルチカへ。

 マーケット側から通路を進んでいると、お姉さんが「ハイボールとレモンチューハイが90円!」と私たちにお声がけ。「いづも」というウナギの店。うなぎ居酒屋とでもいうべきものか?牛タンのメニューも豊富だった。

 ところが、慣れない私は、あるいはアルチューハイマー気味かもしれない私は、席に案内されるなり「生ビール2つ!」と注文。
 やれやれ。なに考えてるんだか。どうして言われたこと忘れるんだか。

 生ビールは1杯490円。2杯で980年。ハイボール10杯分にもなるではないか!店に入ることにした動機をすっかり忘れた私の完敗に気づいたのは、けげんな顔をしている妻と乾杯したあとだった。

20200130Izymo2

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20200130Izymo4

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 酔う前に忘れるなんて、とほほ、だ。
 牛タン串やウナギの短冊、おでんなどを食べ、全部で4,300円。敗因は何といってもビール!

  最後の最後で満足いく串かつに出会う
 次に入ったのは、串かつの「松葉」。

 串かつは安いけどそれほどおいしい食べ物じゃないってイメージがあったが(具が貧相。大阪に何店かある某有名串かつ店の串かつを食べてそういうものと思っていた)、ここのはきちんとした『揚げ物』だった。鶏もとってもジューシー。
 2軒目ということもあったが、でも会計は2,020円!

20200130Matsuba

 このあとはバルチカから出て、「ニューミュンヘン」へ。
 ポルチーニ茸のクリームコロッケビーフカツレツ(この2つは、私にとっては感動の一品で、妻にも食べてもらいたかった)、さらにはオムライスを食べた。妻は梅酒、私はハイボール2杯。4,900円。ってことは、90円にはインパクトがあったものの、1軒目は料理はふつうのお値段ってことね。うなぎだもんね。

20200130Receipt


YoshimatsuForgetful

当別のは製麺所、難波のは製麺処♪クープラン/第13組曲

20200127OtaniSeimendokoro  再びミナミでランチする
 葦山課長と難波の老舗洋食店「重亭」に行ったのは昨年12月のことだった。

 そして一週間前に、また葦山課長と難波で昼ごはんを食べた。
 私は、難波には年に数回行くかってものなので、2か月連続で難波に出向くのは異例であるし、しかも昼食を食べるなんて異例中の異例である。
 この背景にあるのは、葦山課長の仕事の重要な取引先が難波の方にあることと、葦山課長が熱心においしそうなお店を調べてくれているからである。

 この日行ってみましょうと提案されたうどん店も、食べログで3.73という高スコアの店だった。

 私たちは開店と同時に店に入ったが(たまたま行ったのが開店10分前で、寒風の中じっと待ったため)、そのあとお客さんが続々やってきた。

  またまた「はんぶんしか食べられないの、かなしいねっ、さっちゃん」状態
 私が頼んだのはかけうどん 570円。葦山課長は唐揚げのセット(ハーフうどん+ごはん+唐揚げ)。

 お金がなかったのではない。前日は日曜日だったのにもかかわらず、私はけっこうな二日酔いだったのだ。家飲みでこんな状況とは、まるで酒乱である。

 しかも全部食べられる自信がないので、最初から麺の約半分を葦山課長の丼へと引越しさせた。
 結果、私がハーフうどん、葦山課長がフルうどんの定食へとアップグレードした(そういえば、弁当を半分残した経験をしたばかりなのに……)。

 いや、でもとってもおいしいうどんだった。
 あの劣悪な体調でもそう思うのだから、正常モードなら脱頬、つまりほっぺたが落ちていたかもしれない。もちろん葦山課長も大喝采だった(実際には店で拍手することは慎んだ)。なお、葦山課長の頼んだセットは900円くらいだったと思うが、とてもおいしそうな唐揚げであり、これでこの価格とはひじょうにコスパが良いと感じた。

CouperinOrdreCompBaumont なお、今日の記事のタイトルはこういうことによる。

 ってなことで、私の状況は変わらない(いや、二日酔いってことじゃなく、こういうこと)ので、↓。F.クープランの「第13組曲」の第2曲「葦」。

 昨日、予定通り自宅-別宅などないわけだし-に引っ越し荷物が到着したことを、ご報告申し上げておく。



続けて食すことを慎むべき♪アンダーソン/チキン・リール

201903LAWSON_Torizanmai  『むら』じゃないよ、『んま』だよ
 先週の金曜日の朝、LAWSONで買った『鶏ざんまい弁当』。
 これがなかなかおいしいではないか!

 想像するに『鶏ざんまい』は『にわとりざんまい』ではなく『とりざんまい』と読むのだろうが、北海道でなら居酒屋の『鳥侍』に似ていてまぎらわしいかもしれない。

 揚げ物が入っていないから低カロリーでヘルシー、とは必ずしも言えないだろうが、でも揚げ物が入っていないから低カロリーでヘルシーっぽい予感がする。

 内容は、照焼き2切れ、つくね1個、そしてシーチキンのようなフレーク状のもの(この味付けがいかなるものによるのかわからなかった)。

 気に入ったので月曜日も買って食べた。

AndersonFen その結果、このあとしばらくはいいかなって気になった(洋風ミックス弁当でも同じ過ちを犯した私。学習してない……)。

 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)の「チキン・リール(Chicken Reel)」(1946)。

 日本語にするとなんてなるのか知らないが、どこかで“ひよこの行列”って訳を見たことがある。

 けど日本でも、99.9%「チキン・リール」って曲名で呼んでいるので、余計なことは考えないことにしよう。

Anderson♪ 作品情報 ♪
【構成】 単一楽章(約3分)。
【編成】 orch

♪ 作曲家情報 ♪
 

 セミ・クラシックの通俗曲の作曲家。

 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 フェネル/管弦楽団(具体的な名称の表記無し。きっと契約上の問題によるのだろう)。
 1964年録音。マーキュリー。

センセイ、そういう言い方ってないでしょ?♪GM/葬礼

GokakuImage1  秘技・読み上げワープ
 おとといのブログ記事を書いていて、とってもイヤ~なことを思い出した。

 私は浪人生活2年目に突入せざるを得ないことになったが、卒業後1年間きちんと予備校に通い勉学に励んだ高校時代のクラスメートのY君は、晴れて(私が受験したのとは別の)大学に合格した。
 私はそれを心から喜んだ(同じ大学だったら妬んだかもしれない)。

 私がやはり高校時代のクラスメートのT君に『ニュー銀座』でランチをごちそうになった3週間ほど前に、私の不合格が発表になった。
 私が受けた大学の合格者は、合格発表の日の午前中に、合格者の受験番号と名前が民放ラジオで放送されていた。合格発表を見に行かずとも、ほぼリアルタイムに合否がわかるのだ。

GokakuImage2 「1201 コマツカズヒコ、1202 タカセキケン、1205 オダカタダアキ、1206 ツツミシュンサク、1207 アサヒナタカシ、1208 ヒロカミジュンイチ、1212 アキヤマカズヨシ、1214 イワキヒロユキ……」てな具合だ。

 つまり不合格者に待っているのは『跳ばし』。私は受験番号1213ってわけだ。

 また、北海道新聞の夕刊には、これまた全合格者の氏名が掲載されるのだった(他紙がどうだったかはわからない) 。

 Y君が受けたのは教育大だった。

 合格発表は私が悲しい思いをした数日か1週間ほどあとだったと思う。

  わかった。代わりに見てあげるね
 その発表の数日前にY君から電話が来た。
 「落ち込んでるとこ悪いんだけど、教育大の合格発表見に行くのつきあってくんない?」
 彼とはその1年間の浪人生活中もときおり会っていた仲だ。断る選択肢などない。
 「いいよ」
 「いやぁ、怖くて自分で見れないと思うんだ」

 教育大の合否発表はラジオでは放送されない。
 自分の目で確かめに行くか、じっと夕刊が来るのを待っていなきゃならない。

 その日は大粒の雪が降っていた。
 マチナカでY君と待ち合わせをし、初めて乗る市電で教育大まで行った。
 着いてほどなくして、合格者の受験番号と名前が書かれた(受験番号だけだったかもしれない)掲示板が現われた。
 Y君は、しかし、怖くてそれを観ることができない。
 私が彼の名前を見つけた。
 「Y、あったよ!」
 「ほんと?……ほんとだ。やった!」

 てなわけで、「よかったね、がんばったね」と、よくなかったがんばらなかった私は彼を称え、マチナカに戻って別れた。
 なんとなく、晴れやかな気分になりたかったので、アテネ書房でエッチな本を買って帰った。

 その後もY君とはときおり会っていたが、お互い就職してからは会う機会もなくなった。

 そうなってから3年ほど経ったとき、私は結婚することになり、Y君にも披露宴の招待状を送った。
 しかし、締め切りになっても彼から出欠のはがきが戻ってこない。

 私は彼に電話した。
 彼の声を聞くのは久しぶりだ。
 元気だった?とかという話をしたあと、私は尋ねた「結婚式の案内状着いてるよね?返事がきてないんだけど?」
 「ああ、もらったよ。で、出てほしいの?」

 はぁ?
 出てほしくない人に案内を出すバカがどこにいる。
 しかも「出てほしいの?」だって?

 その瞬間「出てほしくない」派に転向した私だが、そこは紳士的に「いや、忙しいだろうからいいよ。どうかなと思って電話しただけ」というにとどめた。

 私は彼との関係を葬った。その後は年賀状を出すこともやめ、一切接触していない。

 ああいう物言いをする人が、教師になるとはねぇ……

 ねっ?とってもイヤ~な話だったでしょ?
SprachBoulez

  悲劇に追い打ちをかける同姓同名
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響詩「葬礼(Totenfeier)」(1888)。

 交響曲第2番ハ短調「復活(Auferstehung)」(1888-94/改訂1903)の第1楽章の初期稿である。

 ところで、さらにもう1年浪人し『3度目の正直』とばかり(あるいは『2度あることは3度ある』)受験した私。
 合格発表の日、部屋でラジオを聞いていたら、私の名前が呼ばれた。

 が、そのとき読まれていたのは私が受けたところとは違う学部の合格発表。
 つまり同姓同名。

 なのに、次の瞬間から方々から「おめでとう」っていう早とちり合格祝い電話が……(勘違いするのも無理はないけど)。
 結局私はこのときもダメだったのだが、まさに泣きっ面にハチ状態だった。

♪ 作品情報 ♪
【初演】 1983年・ベルリン
【構成】 単一楽章(約25分)
【編成】 orch(picc 1, fl 3, ob 2, E-H 1, cl 2, b-cl 1, fg 3, hrn4, trp 3, trb 3, tuba 1, timp, 打楽器各種(大太鼓, トライアングル, シンバル, タムタム), hp 1, Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  デーはいらんのじゃないですかね……♪GM/葬礼
 
♪ 作曲家情報 ♪
  ⇒ こちらをご覧ください。

 
♪ 紹介したディスク ♪
 ブーレーズ/シカゴ交響楽団。
 1996年録音。グラモフォン(TOWER RECORDS PREMIUM CLASSICS)。
 交響曲第2番の第1楽章になる前の、ある意味、野暮ったい音楽を楽しめる。

松任谷正隆氏と私の共通点♪リスト/エステ荘の噴……

201812JAFmaite  でも、私の場合は家系ではなく
 『JAFMate』12月号。
 音楽プロデューサーでありモーター・ジャーナリストでもある松任谷正隆氏が連載記事『車のある風景で』でこう書いている。


 松任谷家の家系は、ほぼおなかが弱い。なにかとおなかを壊す家系である。おやじもしょっちゅうトイレに立てこもっていたし、叔父にいたっては、自分の結婚式のときにトイレから出られなかったそうだ。いったいどういう結婚式だったのか見てみたかったものである。
 いやいや、他人事じゃない。そういう自分も子供の頃からおなかが弱くて、ひどく苦労した。……


 ただ、子供の頃からおなかが弱かったという記憶は私にはない。


  私の場合は歩き〇〇した過去がある
 そんなわけで、当時は家以外で大便をするなんてことは考えられなかったし、その必要性もなかったわけだが、小学生のとき、ある日1人で買い物に出かけた先から帰る途中、ジワジワと押し寄せていた便意-腹痛ではなく、純粋に本能的なもの-が急に激しくなり、自分に課した掟-つまり家以外では大便はしない-を破るどころか、田舎の街だったのでどこにも便所なんてなく、そのまま漏らしたことがあった。

 が、硬いものだったので、延焼は避けられた。めでたしめでたし(今思えば、あたりにいくつもあった原っぱで野〇〇という選択肢もあったが、たぶん『チリ紙』を持ち歩いていなかったのだろう)。


 ……通学中のことで言えば、電車に乗っていてしばらくして、いわゆる「差し込み」が襲ってくる。参ったな、で済めばことは簡単だが、差し込みのひどいやつは始末が悪い。貧血まで引き起こすのである。顔は青ざめ、脂汗だらだら、意識は朦朧とし体中の力は抜ける。何度こんな目に遭ったのか分からない。意識は朦朧としたまま、駅のトイレを探す。トイレが間に合わない、と思ったこと数知れず。しかし、人間の底力というものは侮れないところがあって、一度として歩き〇〇をしたことはない。……


 上に書いたように、残念ながら、かつ、恥ずかしながら、私にはある。


  “おなかをカラにしたい”に深くうなづく私

 ……そんなわけで僕は、松任谷家の慣例に従って日常的にトイレの個室に立てこもる。とにかく差し込みが怖いのだ。トイレから出て、数分も経たないうちにまた立てこもる。もしかして……と思うから。そこで完遂出来なかったらまた数分して立てこもる。おなかを空にしたい、の一念である。たぶん中学の頃からこうだったのではないか。大人になっても変わらないどころか、むしろ悪化しているかもしれない。


 私は日常的にトイレに立てこもることはない。差し込みっていうのもほとんどない。
 あるのは、肛門を急に襲う高い内圧である。そうなると、すでに筋肉の衰えがないはずのない肛門が大噴火し、火砕流が発生するという恐怖にかられるのである。


 「おなかを空にしたい」という気持ちは、もっっっっっのすごく、よくわかる。

 家にいるときは平気だ。
 しかし、外出するときはその願望が強くなり、乗り物-特に飛行機-に乗る前は、そうしておかねばならないという強迫観念にかられるのである。
 もう出ないのに、まだ残っているかも知れないといきむ。このまま脱肛してしまうんじゃないかと思うことさえある。
 しかも厄介なことに、空港でもどこでも、だいたいトイレっていうのは混んでいる。

 落ち着いて時間をかけてなんてやってられない。時間との勝負だ。
 精神的にも肉体的にも実に負担が大きい。

 完全防臭、外観から装着しているのがわからない、全天候型ともいえる使い捨てパンツは開発されないものだろうか?


 電車に乗らなくなったのも、きっとこの経験が大きく影響している。他人様の前で恥をさらしたくない。だからクルマに乗るようになった。動く個室。とはいえ、おなかが悪くなるのはクルマを運転していても変わるわけはなく、何度となくぎりぎりのところまでいった。……


 車だって、オプションでおまる型シートを選べるようになるととっても便利……誰も買わないか……

LisztBolet リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の「エステ荘の噴水(Les jeux d'eaux a la Villa d'Este)」。

 「巡礼の年第3年(Annees de pelerinage troisieme annee)」S.163(1867-77。全7曲)の第4曲。

 エステ荘というのは、ローマに近いティヴォリにある観光地。

 1550年にローマ教皇選びに敗れたイッポーリト2世デステがこの町に移り住み、やがてもともとはベネディクト派の修道院だったものを、別荘と多くの噴水がある庭園に改築させた。


 イッポーリトは1572年に亡くなったが、改築は紆余曲折を経ながらも続けられ、現在4.5haの敷地内には大小500ほどの噴水があるそうだ。ユネスコの世界遺産にも登録されているらしい。

 リストは1868年からこのエステ荘に、ホーエンローエ枢機卿(この人物についての詳細については調べ上げられなかった。ローマ・カトリック教会の司教枢機卿のグスタフ・アドルフ・プリンツ・ツー・ホーエンローエ=シリングスフュルスト(1823-96)のことだろうか?)の客として滞在。さらに、翌69年から85年までは、毎年ここで冬を過ごした。

 「エステ荘の噴水」は印象主義音楽を先取りしたような曲と言われており、晩年のリストの作品の中でも人気が高い。


 ボレットのピアノで。


 1983年録音。デッカ。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】
   リスト:ピアノ作品集


 〇〇〇の話のときに取り上げてしまって、リストさん、ごめんなさい。

上と下とで別なパジャマに……♪イベール/バッカナール

  音楽を聴きながらお酒をチビリっていう方限定です
 1か月ほど前に、タワーレコードからメールが届いた。

 な、なんと、タワレコで酒類を扱うというではないか!

TowerRecoSake

 おお!これでもうAmazonに4リットルのブラックニッカクリアを頼まずに済む。

 朝にチェックしてもずっと『配達中』のままで、結局届いたのは夕方なんていう、無駄な時間を過ごさずに済む(根がまじめなので在宅していなければと思ってしまうのだ)。

 でも、サイトを調べると、ちょっぴりお高い、おサレなお酒ばかり。

 そうだよねぇ~。音楽を聴きながらだもんね。
 ひたすら煽るような飲み方をする私に合うような品ぞろえではなかったってワケ。でも、庶民的ウイスキーでハイボールを何杯も飲みながら、チャイコフスキーに涙するっていう人だって、この世には、ここ大阪にはいるんですのよ。

 でも、考えてみれば、タワレコだって配送時間の指定が(無料で)できるかどうかわかんないし……

  あのとき、そのチョコはとってもまずかった
 イベール(Jacques Ibert 1890-1962 フランス)の「バッカナール(Bacchanale)」(1956)。

 古代ギリシアのの酒の神の名はバッカス。
 私がバッカスの名を知ったのは、まだ幼いとき。チョコレートの名前で。
 そう考えると、商品のネーミングって、けっこう学習に良いものだ。

 酒の入ったチョコレートで、妊婦は食べてはいけない。当時の私は妊婦でなかったが(その後も妊婦になったためしはない。人夫だ)、子供だったので食べてはいけない部類に入っていた。
 しかし禁断の一口で……とっても不幸せな思いをしたものだ。苦い、辛い、まずい…・・・

 そのバッカスをまつる、まあ言ってみればやりたい放題の祭りがバッカナールである。

 音楽も、なかなか激し!

 佐渡裕/ラムルー管弦楽団の演奏で。

 1996年録音。ナクソス。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】※ポイント15倍キャンペーン開催中。12/12まで

   音楽配信はこちら NAXOS MUSIC LIBRARY

DSCN0391  人に見せられないずぼらさ
 先日、パジャマ姿ですっかりくつろぎモードになって家飲みしていたときのこと。
 パジャマの色は心が穏やかになるブルー。

 ところがそのズボンに炒めたベーコンを落としてしまった。

 あ~ら、油じみ。

 私はさっそうとズボンを脱ぎ、それを洗濯機に投入。かわりに赤のチェック柄のパジャマのズボンをはいた。
 めんどうだから、上はそのまま。

 つまり、上半身はブルー、下半身は赤いチェックの状態。

 系統の違う、あるいは同じ系統でも塗装が違う車両を連結した列車みたいだ。

 「まるで721系電車3両1ユニットに731系電車3両1ユニットを連結したみたいだな。ふふふっ」と呟いてしまった(写真はイメージ。721でも731でもない)。

 われながらバッカみたいと思った。

 ※ 今日の文には現在は使ってはいけない不適切な言葉が含まれておりますが、ご了承ください。

でも、良いってことなんですよね?センセ!♪シベリウス/Sym2 by KAMU

最新レコード名鑑交響曲  勝手に秋のテーマ曲
 このところ2回ほど、紅葉(というか『観楓会』)のことを書いていたら、なんだかちょっぴりおセンチな気持ちになって、シベリウスの交響曲第2番を聴きたくなった。

 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の交響曲第2番ニ長調Op.43(1902)が、特定の季節の情景や雰囲気を表現しているなんてことは、作曲者はまったく言っていない。

 実際、音楽は澄んだ響きが全体を貫くが、「なんだかアタシ、物寂しいの」ってもんではないし、むしろ曲調は明るく伸びやかで、最後なんて輝かしく終わる。

 でも、私にはこの曲は秋のイメージがつきまとう(って、もう冬なんですけどね)。

 この曲を初めて聴いたのが秋だったんじゃないかって?
 いえ、あれは1975年の4月のことでした……

 いま部屋で聴いているのは、カム/ベルリン・フィル盤。1970年の録音だ。

  鮮度が良くないのが良い?
 そのむかし、『レコード芸術』の付録でついてきた『最新レコード名鑑 交響曲編』(門馬直美編著)で、この曲のイチオシのレコードとして取り上げられていたのが、このカム盤。

SibeliusKamu お国もののシベリウスに誠実な解釈をみせている。カムの本格的なデビュー盤ということもあって、カムは、慎重さをみせているのだろうが、それが逆にことさらの新鮮さを打ちださないという結果にもなった。だからこのレコードの価値が低いというわけではなく、北欧的な感覚や全体のごく自然なまとめあげ方、綿密な計算なども、貴重なものである。

 いま読むと、不思議な推薦文である。

 書いている途中で直美ちゃん(注1)の頭の中に邪念が浮かんだかどうかはともかく、薦めてくれていたのは間違いないんだろうし、私もこの曲ではカム盤を再生することがいちばん多い。
    注1) 男です。

 グラモフォン(TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus)。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】

 今日から札幌に出張。
 コートを忘れないように気をつけなきゃ。靴も冬底のものを履いて行かなきゃ。

 そして、今年はまだ札幌の道路や歩道はアスファルトが出ているようだが、ちょうど1年前、私はしこたまケツを打ってしまった要警戒だ。

 今日は移動はするが有給休暇扱い。札幌に着いたらいつもの採血&診察、そのご褒美としてお薬を出してもらう予定。

 昼は「弟子屈」にしようか……いや、採血前にラーメンはまずいかも。

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