新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の刺激的出来事について北海道から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の中年サラリーマン。

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

チェロ協奏作品

対象年齢は何歳以上?(あるいは何歳以下?)♪チン/vc協1

  老い先長くない私には何年もかけられない
 そんなわけで、ステラの三省堂書店でこの本を買い、そして APIA の弘栄堂書店の店頭に積んであった(いや、並べてあった、かもしれない)、この本も思わず買ってしまった。

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 このような脳の萎縮につながりかねない現象を予防するために、本能的に買ってしまったのだ。

 買ってしまったあとに、「はて?この本はもしかしてお子様向けなのかしらん?」とも思ったが、まあいい。どうせそろそろ赤ちゃんがえりする年ごろの私だ。

 このまちがいさがし、「なんだカンタ~ン」と思いきや、全部見つけるのはけっこう難しい。
 たとえば30のまちがいがあるとして、20数個まではお茶の子さいさい(←よく考えると不思議な言葉だ)で見つけられるのだが、そのあとがなかなか発見できない。イライラ……

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 ぺんたと小春が『鏡の王国』から自分たちの世界に帰って来られるように、脳を酷使する所存である。

 ゴードン・シーウェン・チン(金希文 1957-  台湾)の「鏡の中の夢の罠(Dreams trapped inside the Mirror)」。
 チェロ協奏曲第1番(2006)の第2楽章にこのタイトルがつけられている。



日曜の朝。窓の外は雪、部屋の中は疾風怒濤♪CPEB/vc協Wq.170

202103Saba  制定したのは八戸市
 本日3月8日は「サバの日」につき、そのことが私の日常に関係あるのかと問われれば「まったく無い」と答えるしかないのですが、でもお休みさせていただきます。

 昨日の朝は大粒の雪が降っていましたが、AIR-Gの朝クラで(バッハの次男である)C.P.E.バッハチェロ協奏曲イ短調Wq.170がかかった。

 やっぱいいなぁ~、CPEB(コストパフォーマンス・エベツではなく、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ)。
 この曲を聴くと、もう雪なんかに負けるもんか!って気になる(もうすぐ春だからこそ、そう思えるわけだけど……)。

BachCPEHM

 ※ masaさん、慰労メッセージありがとうございます!

140年の節目の年なのに……♪ドヴォルザーク/vc協

  箱は別な弁当のものを流用?
 昼に天丼弁当を食べた先週の某日の翌日。

 朝、札幌駅で電車を降り、ホームからの階段も降り、一応はいつもの Kiosk を覗いてみた。もちろん昼の弁当を物色するためである。
 しかしながら、完全に予想がついていた通り、Kioskの棚の品ぞろえは安定のラインナップ。つまりいつもどおりの定番商品が幅を利かせ、変化が見られなかった。

 そこで構内の駅弁店の様子を店員さんの死角になる斜め横の位置からさりげなくうかがってみた。正面から近づくと、相手も買ってくれるものと身構える可能性があるからだ。

 すると、見たことのないパッケージが。
 私は正面に瞬間移動し、内容見本写真をチラ見し、これは駅弁ハンター(誰が?いつから?)としては無視できないと観念し、買うことを決意した。

 「北海道鉄道140年記念駅弁」という立派な名前の弁当で、880円である。

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 昼になって、まずは箱にかけられているスリーブ状の包装紙をはずす。
 すると、箱にはこんな文字が。

 ちょっぴりあの感覚に襲われた。
 つまり、宿泊したホテルの部屋の壁に飾ってある絵画をずらしたら鳥居が描かれたお(ふだ)が貼ってあったってやつだ。だって、いきなり“四季彩”って、140年と関係あるようには思えない唐突感があるではないか!(きっと仕出し弁当用の箱なんだろう)

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  満足の炭水化物量
 この弁当はロングセラー弁当である「石狩鮭めし」(鮭とイクラご飯)と、紅白の俵ご飯が入っている。『紅』は赤飯である。さらに、これまた札幌駅のロングセラー「柳もち」(あんころ餅。金粉をトッピング)も入っている。つまり、ボリュームは十分なのである。

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 ご覧のように、これまた駅弁らしい駅弁、北海道らしい駅弁だ。
 鮭のチャンチャン焼きは鮭の生臭さがなくおいしい。ザンギは、残念なことにちょっとミニ過ぎ。一方できんぴらごぼうはちょっと多くないか?そのあたりのバランスを考慮していただけると-ザンギをもう少し大きくして、きんぴらをもう少し減らすとか-私はより大きな歓びを感じることだろう。

 なお、あんころ餅は警戒して食べたが、入れ歯が外れるというトラブルに見舞われることなく、無事胃の中に納まった。

 この弁当は10月10日から販売が開始されたそうで、限定1,000食だそうだ。
 君も札幌駅へ急げ!

BrahmsSym3Eliska では、鉄道マニアだったドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の作品を。
 今日は、チェロ協奏曲ロ短調Op.104,B.191(1894-95/改訂1895)。
 


 140年という記念の年だっているのに、JR北海道は来春のダイヤ改正で運行列車の減便を発表した。
 そりゃ新型コロナの影響が深刻なのはわかるが、便数が減る→不便になる→ますます利用客が減る、って負の連鎖が起こることは間違いないだろう。

 通勤時間帯も心配だ(普通列車は主に日中の便を減らすとは言っているが)。朝夕の混むときに減便とか、6両編成を減らして3両編成を増やすなんて痛勤になるような改悪はやめてほしいものだ。

 いまの首相が官房長官のときに強行した快速エアポートの1時間当たり5本運行(それまでは4本)も見直し、減便になるようだ。

綾子さんはカラスがお好き?(続・旭川紀行その1)♪DSch/vc協2

DSCN2788  強がり?それとも本気?
 9月の末に旭川に行き、街中を散策-というよりも脱水症状になるんじゃないかというくらい歩いた-したことはここで報告したが、その余話(の方が複数回にわたるというのも、いかがなものかと思うが)。

 その記事では忠別川の河川敷(忠別橋公園)の芝生にやたらとカラスがいたことも書いたが、それにしてもあの芝生にエサになるようなものがあるのだろうか?
 とっても気になるが、カラスの群れの中に入って行って尋ねるのも怖いので、謎は残ったままである。

 三浦綾子の自伝「道ありき」のなかで紹介している、彼女自身が書いた手紙。そのなかの1つにこのような文面が出てくる。

 ……わたしはこれから、この手紙を出しにポストへ行きます。そして、牛朱別川(うしゅべつがわ)のゴミ捨場に、カラスが群れている様を見に行きます。わたしは雪景色の中で、このゴミ捨場を漁る黒いカラスの群が好きなのです。……

 手紙の相手に対していきがって(強がって)このように書いているのだと思うが、そうではなく本当にそれが好きだとしたら、けっこう変わり者だったのかもしれない。

  ワタシはアナタの話を聞いていると落ち込みます
 これを目にしたとき、大学のときにクラスにいた女性-つまり女子大生ってやつだ-が放った言葉を思い出す。

 「気持ちが落ち込んだときは、ショスタコの5番を聴くの。ますます落ち込めるから」

RKorsakovVox 私はこいつの横っ面を張り倒したいと思ったが、特に親しくもいないヘンテコ女に余計なことをして犯罪者扱いされるはご免なので、黙ってこのマトリョーシカみたいな体型の《クラスメイト》の前から立ち去った(なお、写真はイメージである。彼女が知っているショスタコーヴィチの作品は交響曲第5番だけだった可能性が非常に高い)。

 いまなら、「同じショスタコでも、チェロ協奏曲第2番の方が這い上がれなくなるぐらい落ち込めるよ」と寛大にアドバイスできると思うのだが、残念である。

MorkCello ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第2番ト短調Op.126(1966)。

 作品についてはこちらをどうぞ(自分で言うのもなんだが、けっこうわかりやすい解説)。

 モルクのチェロ、ヤンソンス/ロンドン・フィルの演奏を。

 1995年録音。エラート。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】

 なお、牛朱別川は、もちろん旭川の街の中を流れる川である。

 それにしても、旭川ってむかしから(そしていまでも)カラスが多い街なんだろうか?

 さて、旭川駅からちょいと離れた場所で、こんな店を発見。

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 ぱっとみ、さいしょはなんのみせかかいどくできなかった。

 それと、これも旭川にて。
 こんなゴミステーションだとカラスも近寄らないかもねって、かすかに思った。

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 ※ 本日は本館の方も更新してます。怖いお姉さんの顔が見られるのと、恐ろしい母親の話が読めます。

振休で再会がかなわなかった1週間前の火曜日♪PMD/リングァ・イグニス

  『なつぞら』号でGo!
 先週の今日、つまりはわかりやすく言えば先週の火曜日。私は『スーパーとかち3号』で帯広に向かった。
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 帯広駅に『スーとか』が着くと、ラッキーナンバーのキハ40が、ちょうど新得に向け出発するところだった。この車両を目にするのはこれで3度目だ。

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 さて、13時すぎに着き、目指すは『美珍楼』。今日の昼はここの担担麺+ライスと1か月前から決めていた。

  海の日のせいで……
 美珍楼は月曜が定休日。しかし、この週の月曜日は『海の日』で祝日。
 もしかしたら祝日なので営業し、この日の火曜日が休みかも……、とイヤな予感がしてはいたが、その予感は的中してしまった。

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 『“いつもの”お姉さん』に再会できなかったし、絶品の担担麺を口にすることができなかった。。アンラッキーだ。

 ただ予感がしていたということは、私は代替案をすでに用意していたということだ。

 向かったのは、美珍楼のすぐ近くの『みすゞ』。

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  緊張のあまり注文を間違えて……
 『ふつう』のしょう油ラーメンを頼むつもりが、口が滑って独特の風味を持つ『みすゞラーメン』(もちろんこれもうまい!)を頼んでしまった。プラス小ライス。
 注文したあと『一口ライス』なるものもあることを知ってしまった。それで十分だった。
 きちんと確認しないからこういうミスを犯してしまう。

 しかも慌てることはないのに、なんとなく急いで食べてしまい、さらに奥歯が1本無いということで麺がすすりにくく、食べ終わったあと舌がヒリヒリした(それでも私のあとに入ってきて、カウンター席の私の隣に座った人の方が先に食べ終わった)。『みすゞラーメン』は『ふつうのラーメン』より脂が多いので、やけどをしたのだった。

MaxwellDavisNAXOS マクスウェル・デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「独奏チェロとアンサンブルのためのリングァ・イグニス(Linguae Ignis)』」(2002)。

 「リングァ・イグニス」は「炎の舌」の意。ファイアー・タンじゃないのね。
 なお、この曲に対しての私の無知さはこのときと変わっていない。

 V.チェカンティのチェロ、M.チェカンティ/コンテンポアルト・アンサンブルの演奏で聴くことができる。

 2004年録音。ナクソス(原盤:コリンズ)。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   P.Maxwell Davies: Linguae Igni, Vesalii Icones, Fantasia on a Ground and Two Pavans

 さて、ひりひりモードで店を出ると、そのすぐあとから店員さんも外に出てきてドアに何やら書いた紙を貼った。

20190716Misuzu2

 なんてことでしょう!
 担担麺攻めではアンラッキーだったが、私はラッキーだったと言わざるを得ない。
 しかも前日の『わか竹』に続く幸運だ(ということは777効果とは言えない)。

  料金に見合った接待ができないわけで……
 夜は兵庫県から夕方に帯広に到着したお客さまと、こちらの取引先と合流し会食。
 場所は2012年の北海道版のミシュランガイドで星2つの評価を受けた日本料理店のH。

 料理の味は良いのかもしれないが-私には過去2回来たときも、今回もそんなにすごいとは思わなかった-、今回も(ということは、過去もそうだったということ。、とにかく席に料理を出す順序がめちゃくちゃ。接待で使っているのはわかると思うのだが、誰が客で誰が接待する側かお構いなしに料理を置いていく。

 赤坂の「黒澤」なら予約した段階でそのあたりを入念に確認してくる。そこまでは要求しないが、こんなに気遣いができない店が星2つを得たのが不思議である(ちなみに今回、この店を選び予約したの帯広の取引先の方。利用するのは初めてだということだった)。

あなたは『がに』派?それとも……♪カーニス/ムジカ・セレスティス

HokkaidoCoffe  食べたい、食べられない、食べなきゃ
 鉋さんとアルフレッド氏と一緒に、ブーツグラスに入った-いまではすっかり慣れて、残り少なくなった時につま先を上にして飲もうとし、そのつま先に『カポッ』っと空気が入って、顔にビールを浴びることもなくなった-サッポロビール黒ラベルや、大ぶりのグラスに入ったハイボールを飲み、サラダに入っていたハムとホワイトアスパラを食べ、鶏の唐揚げと鉄板ジンギスカンの一部、さらには鉄板ナポリタンなどを平らげた日の翌日。私は昼過ぎの便で、大阪に飛んだ。

 たまにはフライトの前に勇気を奮って、3階のレストラン街の『ラーメン道場』は『弟子屈』の『むかし醤油ラーメン』を食べようかと思ったが、ちょっぴり、ええ、ほんのちょっぴりなんですけど、二日酔い気味だったのと、やっぱり食べたあとに飛行機に乗ったら、あらあらおなか急降下っていう悲劇中の悲劇に見舞われたら自分が気の毒すぎるので、断念した。

 かといって、その日の夜は名古屋から来たお客さんと食事をすることになっていたので、空腹のまま会食となると酔いが回りまくる。何かおなかに収めておかねば。
 ということで、着陸30分ぐらい前に食べるために-それなら急降下したとしても、飛行機も降下中で、なんとか(おか)に降り立つまでがまんできるだろう-おにぎりを1個買った。
 それも初めて見る商品だった。

  駅立売商会が空港に進出
 売っていた場所は保安検査場を抜けてからの、待合室にある『北海道くらし百貨店』。
 この店では以前、上に写真を載せたコーヒーや、半額になったさんまを買ったことがある。

 紙風の袋に入ったおにぎりが並んでいた。そのラインナップは、帆立、牡蠣飯、鶏、鮭西京焼、かにである(ほかにもあったかもしれないが、私のメモリが足りなかったために保存されたデータは以上である)。

20190326Soramusu1 私が買ったのは『かに』である。
 税込み185円である。
 もしかしたらラインナップ中、最高値だったかもしれない。

 ぜいたくだとお思いか?

 たまたま小銭で100円玉と10円玉8枚と5円玉1枚を持っていたので、端数が2円とか4円のものを避けただけだ。
 味的には私のお好みは『鮭西京焼き』だったに違いない。

 そして驚いたことに、これらのおにぎり、なんと作っているのが旭川駅立売商会である。

 新千歳空港で旭川の、それも駅弁製造会社が作った空弁(空むす)が売られているとは、感動せずにはおられないことだ。
 未代!、いや、見よ!このリアルなカニの絵を!

20190323Soramusu 味は良い。価格もカニとしてはリーズナブルだ。

 ただ、米どころ上川-旭川は上川地方の都市である-のおにぎりなのに、ご飯があまりジューシーではなく、ちょっぴりパサパサに感じたのが残念。
 まっ、ご飯の軟らかさも好みは人それぞれだけど……(その点、このご飯は私にぴったりの炊き方)

 私は朝早くに製造し、旭川から運んできていると思い込んでいるが、もしかすると前日に製造している可能性もある。
 それが悪いということではなく、製造してから時間が経つと、やはり多少パサついてくるってことは考えられる。

 ところで、このおにぎりのシールには『毛がに』と書いてある。
 だが『札幌かに本家』(でも本部は名古屋)では、かたくなに『毛かに』である。

20190406Kanihonke_Ad

 いうまでもなく、私は『がに』派である?
 あなたはどっちかに?

MorkCello カーニス(Aaron Jay Kernis 1960-  アメリカ)の「ムジカ・セレスティス(Musica celestis)」。

 自身の弦楽四重奏曲第1番(1990)の第2楽章を、独奏チェロと弦楽合奏用に編曲したもの。

 この曲を初めて聴いたときの-カーニスという作曲家もそのとき初めて知った-その美しい響きに対する、新鮮なる驚きと喜びを、いまでもまざまざと思い出さなくもない。

 前日にアルフレッド氏と話をしていたときも名前が出てきたが、私がこの曲を知るきっかけとなったアイゼンシュタイン氏はいまいずこ?

♪ 作品情報 ♪
【構成】 単一楽章(約13分)
【編成】 独奏チェロ, Str
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  今年の〆は、先日知ったすばらしい作曲家について

♪ 作曲家情報 ♪
 

 1960年ペンシルバニア州生まれ。サンフランシスコ音楽院、マンハッタン音楽院、イェール大学卒業後、管弦楽のたまの作品「ドリーム・オブ・ザ・モーニング・スカイ」を発表し成功を収める。1998年、弦楽四重奏曲第2番がピューリッツア賞音楽部門で受賞。

♪ 紹介したディスク ♪
 モルク(vc),大植英次/ミネソタ管弦楽団。
 2002年録音。エラート50999615810(輸入盤)。

今年はおあずけよ!♪CPEB/vc協イ短調

ToyozakiMetta  そうそう、わかるわかる!
 “ノーベル文学賞の今年の発表が見送られることが明らかになり、ハルキストたちががっかりしている”と、新聞が報じていた。いったいどれぐらいの数のハルキストを取材したのかわからないが、毎年騒いでいるけど、春樹さん、ノーベル文学賞は無理なんじゃないのかなぁ。
 そういうたぐいの小説じゃないと思う。もっとも、ノーベル文学賞をとった作品を読んだことないんだけど。

 最近、大森望/豊崎由美の『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(河出書房新社)の電子版を購入した。

 いわゆる、難癖をつけるシリーズだが、自分の心の中でモヤモヤしていること、変だよなぁと思っていることが、しっかりと指摘されているところはスカッとする。

 「騎士団長殺し」だけではなく、「色彩を~」や「1Q84」なども標的になっており(すでに出版されていたものの再録のようだ)、一連の小説の共通点(というよりもパターンの酷似性)も、あらためて整理(?)されている。

 こういう本に嫌悪感を示す人もいるだろうが、私はニヤニヤしながらあっという間に読み終えた。

   村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

   紙の本 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

 
割引には消極的?……
 「1Q84」で思い出したが、2月に申し込んだ受信料の『単身赴任割引』。もう3ヵ月も経とうとしているのに、いまだ適用になっていない。
 受信料を払えっていうのは引っ越し後速攻で来るのに、こういうのはやたら時間がかかるっていうのはおかしすぎないか?

 春樹関連の本をもう1冊。いや、関連じゃなく本人ご登場の本。
 川上未映子/村上春樹の「みみずくは黄昏に飛び立つ-川上未映子訊く/村上春樹語る-」(新潮社)。こちらの方が、「メッタ斬り」よりずっと先に購入した(電子書籍版)のだが、なかなか読み進めないでいる。

 いや、参考になることは書かれているんですよ。春樹さんの考え方とか。
 けど、川上さんって人の質問というか、話というかが、なんだかおもしろくない。

 この本については、また機会をあらためて取り上げよう。

MorkCello さて、6日の午後に大阪に戻った私が-マンションにたどり着いた途端、汗がだらだらと噴き出てきた-、久々に《きちんとした装置》で聴いた音楽は(何曲かあるが)、C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88)のチェロ協奏曲イ短調Wq.170,H.432(1750)だった。

 なぜかって?理由などない。それを無性に欲したのだ。

 ここで書いたように、この曲はチェンバロ協奏曲Wq.26のチェロ版であり、またフルート版のWq.166もある。

 抑えきれない激情って感じがたまらなくいい。

 モンクのチェロ、ラバディ/ル・ヴィオロン・ドゥ・ロイの演奏を。

 2008年録音。エラート。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
    ※本日5/8 11:00よりポイント10倍キャンペーン開催!
   Truls Mork - The Greatest Cello Concertos

 気になったので、NHK受信料の引き落とし額を調べてみた。クレジットカードのご利用明細である。
 すると、なんとすでに単身赴任割引(家族割引)が適用され、通常金額の50%になっていた。
 文句をつけてすまんかった。
 けど、登録が完了したら私のところと、自宅の両方にはがきで通知すると申し込み完了を伝えるメールには書いてあったのに、そのはがきは届いていない。間違いなく。

    

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私の札響感動史(22)♪秋山の『ディスカバー名曲』の取り組み

  首席の第1弾はラフマニノフの3番
 1988年に春に札響の岩城体制は終わった

 新しい体制でのトップバッターは高関健。4月の第291回定期でブルックナーの第7番を取り上げているが、私はこのコンサートには行っていない。

 翌5月の第292回は堤俊作が登場。チャイコフスキーの交響曲第5番で熱い名演を聴かせてくれた

 ミュージック・アドヴァイザー・首席指揮者の秋山和慶が指揮台に立ったのは6月の第293回。

 このポストに就任した秋山の方針は「日本ではあまり演奏されない名曲を積極的に紹介する」という、実に勇気のある、そして期待が持てる意欲的な取り組み。

 この回はラフマニノフの交響曲第3番をメインに取り上げてくれた。
 私もはじめてこの曲を耳にしたが、文句なく一発で好きになった。まさに「あまり聴かれることのない名曲」を教えてもらったのだった。

SSO293rd

 またこの日のソリストはルイサダ。初来日で札響にも来てくれたのだが、あのルイサダが札響と協演したというのも、なんとなくすごいことだ。

  あのときの無念を心に抱き続ける私
 秋山が次に登場したのは9月の295回定期。
 メインはエルガーの交響曲第1番。
 この曲も私は聴いたことがなかった。

SSO295th

 だが急に東京出張が入り、私は行けなくなってしまった。

 後日、AIR-G(FM北海道)でこの日の演奏が放送されエアチェックしたが、なんとすばらしい曲、なんとすばらしい演奏と、私は行けなかった不幸をただただ嘆くしかなかった。
 その思いはしつこくいまでも持ち続けている。

  だってティンパニさんがカッコよかったんですもの
 さらに秋山は12月の第297回で、メインにニールセンの交響曲第4番「不滅」を取り上げている。

 この曲はニールセンの代表作ではあるものの、いまの私にとってはおもしろいような、どこか物足りないような曲だ。だが、初めて聴いたこのときには、なかなか聴きごたえのある曲だと思ったし、2組のティンパニの掛け合いに萌えた。

SSO297th

 なお、1曲目の武満徹の「乱」-この曲は札響とは深い縁がある-と2曲目のカバレフスキーのチェロ協奏曲第2番も、私にとっては初めて聴く曲。
 カバレフスキーのチェロ協奏曲には興奮させられたし、いまでも好きな曲である。

 秋山の「知られざる名曲」を積極的に取り上げる姿勢は、私にとって新たな曲を開拓するのに非常に役立ったのだった。秋山の存在というのは、実は私の中で非常に大きいのだ。

Kavalevsky Vc カバレフスキー(Dmitry Borisovich Kabalevsky 1904-87 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第2番ハ短調Op.77(1964)。

 ショスタコーヴィチの同時代のカバレフスキーの代表作といえば組曲「道化師」。
 カバレフスキーはわかりやすく親しみやすいことを作曲の基本姿勢としたが、「道化師」は子供向けの作品ということもあって広く親しまれている(よく小学校の運動会などで使われる)。

 しかしチェロ協奏曲第2番にはそんなカバレフスキーの表情はまったく出てこない。この人、血液型はABだったんじゃないかってくらいだ。
 重苦しく、意味ありげ。とても深遠な音楽。
 明るくないとはいえ、決して親しみづらい音楽ではないので、ご存じでない方はぜひ勇気をふるって聴いてみてほしい。第2楽章の最初でアルトサックスが叫ぶように吹くところも聴きどころだ。

 私が愛聴盤は、ウォールフィッシュのチェロ、トムソン/ロンドン・フィルの演奏によるもの。

 1987年録音。シャンドス。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】
   Kabalevsky: Violin & Cello Concertos /Mordkovitch, Wallfisch

    

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憩ったあとに焼きそば。でも健康になれるパラダイス♪ブロッホ/ソロモン

20171202Hazaemon   健康は毎日の運動から
 魅惑的な言葉をごちゃまぜにして訴えてくる店である。

 『健康一番』はわかるが、その下に『毎日の運動』。
 それが何に関連付けられているかというと、実は看板のいちばん上に書かれた『歌って踊って』である。

 うっかりすると、同じ毛筆体文字の『歌って踊って健康一番』で完結していると考えがちだが、実は『歌って踊って』は下の丸ゴシック体の『毎日の健康』にもかかっているわけだ。秘技・二重目的格である。
 さりげなく『一曲100円』とダブル攻撃しているところも見逃せない。

  同じ数がダブル。人はそれをゾロ目と言う
 さらに店主がダブル好きだろうということがにじみ出ているのがゾロ目。
 「ゾロ目出たら1曲サービス」ってやつだ。いったい何のゾロ目なのかはっきり書かれていないところが、また客の好奇心をいやがおうにも高めている。

 『憩いの場』に目を奪われているうちに、かんじんの健康のことが頭から抜けてしまいがちだ。
 そこで印象を決定的にするのが『健康道場』である。

 憩えるが、あくまで目的は健康。
 足腰を無理なく鍛えるために立ち飲みにしているところも、もちろん計算ずくだろう。

 ところでここには謎の食べ物が書かれている。

 ドラえもんやホリエモンのことは知っている。南大門は帯広の焼肉屋だし、赤門は(ホリエモンとも関連する)大樹町にあるラーメン屋だ。
 だが、ハザエモンって何だ?何者だ?

 500円ってリーズナブルだけど……

MorkCello  ソロモンはユダヤの象徴
 ブロッホ(Ernest Bloch 1880-1959 スイス→アメリカ)の「ヘブライ狂詩曲『ソロモン』(Rhapsodie hebraique 'Schelomo')」(1915-16)。
 独奏チェロとオーケストラのための作品。

 ソロモンは古代ユダヤ王国の最盛の時代の王。ヘブライ語の発音に従って綴るとソロモンの名はシェロモとなる。そのためこの曲も「シェロモ」と呼ばれることもある。

 ブロッホはユダヤ民族主義の作曲家。
 この曲は彼の主義を強く示したもので、「ソロモン」をユダヤの象徴として音楽にした。つまり標題音楽ではない。

 モルクのチェロ、P.ヤルヴィ/フランス国立放送フィルの演奏を。

 2003年録音。エラート。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】※本日1/26 23:59までポイント10倍キャンペーン開催
   Truls Mork - The Greatest Cello Concertos

 ところで、この店の写真を撮ったのは土曜日の朝。
 当然ひと気はない。入口は籐細工的板と金網によるバリケードされている。

 だが、のれんはかかっているし、営業中の札も。

 そのずぼらさがちょいと気にかかる……

    

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いまは、その肝心の車両が足りないわけで♪DSch/vc協2

Sato JR  消費税が10%になったらどうなるのか?
 北海道新聞に最近書評が載っていて、おもしろそうだと思って買った本がある。そりゃそうだ。おもしろそうだと思わなかったら買うもんか。

 佐藤信之著の「JR北海道の危機 日本からローカル線が消える日」(イースト新書)。
 私は電子書籍を購入した(紙の本は こちら JR北海道の危機 日本からローカル線が消える日 (イースト新書) (新書))。

 いまたまたま読んでいる箇所が、半分より少し進んだあたりの、第6章「JR北海道が輝いていた時代」。

 こんなことが書かれている。

 ・JR北海道はJRが発足した1987(昭和62)年度に726億円の鉄道事業営業収益で始まった。

 ・青函トンネルを含む津軽海峡線が開業し、1988年度の鉄道事業営業収益は811億円に達した。


 ・その後も、青函トンネルの開業とリゾート開発によって増収が続き、バブル崩壊の1991(平成3)年には895億円となった。その後は増収のペースは落ちたが、1996年度の930億円まで増加。97年4月の消費税率の引き上げによる消費不況のなかで減収に転じた。


2016-12-02_135 ・最近もてはやされているリゾート列車やクルージングトレインだが、1985年にキハ56系気動車を改造した「アルファコンチネンタルエクスプレス」を投入。JR北海道発足後もジョイフルトレインの投入を続け、北海道は観光列車の先進地だった。


 ・1988(昭和63)年11月3日に札幌駅の高架化が完成したのに合わせて、JR北海道は約2700kmの列車の増発を行い、収入源と期待される札幌都市圏の輸送力増強を進めた。


 ・JR発足後の15年間は、JR北海道も長距離列車の高速化や札幌圏の輸送力増強など、積極的に設備投資が行われた。鉄道事業は列車が売り物であり、車両の快適性が消費者である利用者にアピールするのだ。

  本業に金をつぎ込めない
 “列車が売り物”というのは、私が賛同するまでもなく核心を突いている。

 なのに、いまJR北海道は車両も満足に用意できない。だから利便性に逆行するダイヤを組まざるを得なくなり、それがまた乗客離れを起こしている。

 なぜJR北海道はいまのような状況に陥ったのか?
 それは説得性、納得性のある佐藤氏の論をお読みいただくしかないが-というか、北海道にゆかりのある人、JRに関係のある人、北海道の鉄道利用者ならびに鉄道ファンにはぜひ読んでいただきたい-、少なくともJRが発足したときの勢いを再び、と願うのは私だけじゃないだろう。

 この本、読みはじめたのが小樽に出張するJRの車内で、であった。
 JRに乗りながら、こういう本を読むなんてなんだかバチあたりな気がするが、決して意地悪くこの本を選んだわけではなかった。

 ところで、このときはじめて気づいたことがある。
 “張碓”という駅がなくなっているではないか。

ToyohoroMap むかしっから、札幌から小樽方面へ向かう列車(普通列車)では張碓を、そして岩見沢方面に向かう列車では豊幌を通過する列車が多かった。1日に何本停まっていたのだろう。

 その張碓駅-銭函と朝里の間-は、調べたところ実質的に1998年から完全休止の駅になったという。
 やれやれ、そんな前にかい。ちっとも知らんかった。
 
 一方、豊幌駅は現在、通過しちゃう普通列車はなくなった。
 この駅の周りは宅地開発が進み、利用者が増えたためだろう(といっても、当初の目論見どおりに人口は増えてはいないようだ)。

  とにかく起死回生を願う!
 本を読んでいてなんか暗い気分になったので、それに追い打ちをかけるように明るい気分にならない-JRの苦境に感情移入したのだ-、でも私にとってはドラえもんとは比較にならないくらいとっても大好きなショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第2番ト短調Op.126(1966)を聴いた。

 この作品については、ここで詳しく書いているし、これを読めば私の惚れこみ度合いもわかっていただけるのではないかと思うが、とにかくブーブリキなのである。いまの話の流れからすると、「買ってください乗車券」だが……

ShostakoVcCon ノラスが弾いた演奏がなかなかだったが、現在その音源は入手困難。

 なので、わたし的にはオーソドックスな-この曲ではいちばん繰り返し聴いているという意味で-シフのチェロ、マキシム・ショスタコーヴィチ(ドミトリーの息子)指揮バイエルン放送交響楽団の演奏を。

 1984年録音。フィリップス。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】
   ※11/17 23:59までポイント10倍!
   Shostakovich: Cello Concerto No.1, No.2

 JR北海道が投入したリゾート列車はどれも未来的なフォルムでカッコ良かった。

 が、写真に載せたように末期はボロボロで悲惨。
 もちろん写真を撮ったのは引退したあとで、鉄道の日に苗穂駅に展示されていたもの。にしても、ひっどく痛々しい。

    

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