新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の刺激的出来事についてたらたらした文章で報告中。自宅は北海道ながら現在は仕事の関係で大阪在住。血液はB型かつ高脂血症の中年サラリーマン。

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

四重奏曲

先週のランチを振り返る♪セジョルネ/ゴタン

  7月1日・月曜日
 この日の弁当はすでに紹介済みだが、あらためて。
 抜歯したあとだったので軽めのものに。

20190701LP

 でも、この多数のごまは抜歯後のクレーターには危険だったと反省している。

  7月2日・火曜日
 この日はコンビニではなく、阪急梅田駅のコンコース(JR大阪駅側)にある弁当屋さんで購入(昼前にたまたまそちらの方面に行く用事があったのだ)。
 なんとなく、コンビニ弁当よりもおいしそうに感じるのは、たぶん-実際はそんなに違いはないのかもしれないが-冷めてからあまり時間が経っていない、つまり作られてからそれほど時間が経っていない感じがするからだろう。
 そしてまた、コンビニ弁当よりはおかずが、手作りの味とまでは言わないが、既製品的な味があまりしないし、野菜もコンビニ弁当より多い。さらに価格もコンビニより安い。

20190702PL

 初めて気づいたが、コンビニの弁当はいたずら防止のためか、ふたが簡単に開かないよう透明のフィルムがまかれている、つまり帯で封印されているが、弁当屋とかスーパーのものではそうなっていない。

  7月3日・水曜日
 再びコンビニ弁当。ローソン。

20190703PL

 新発売ではないが、たぶん初めて見かけた弁当。
 体に良いと言われるヒジキをこのところ積極的に食べるようにしている。が、このかき揚げは体に良くなさそう、いや良くないと思う。

  7月4日・木曜日
 朝はバナナ1本だったので、梅田駅でホームに降り立ったときにはすでに空腹の腹ぺこブッチ状態。
 asnas をのぞいたが喉から舌が出そうなほど魅力を放つ弁当は発見できず。
 そこでセブンイレブンへ。
 で、新発売の、これまた体に良さそうな枝豆が数個入った新発売の幕の内弁当、プラス、おにぎり1個(新発売)を7ペイじゃなく、ニコニコニッコリ現金払い。

20190704Edamame

20190704SAusageOnigiri

 昼までの間、胃の中で誰かがへたくそな角笛を吹いていた。昼にもちろん完食。

  7月5日・金曜日
 この日も午前中にあの弁当屋さん(GOZEN)の方に行く用事があったので、今度は白ご飯のノーマルタイプというかプレーンタイプの幕の内弁当を購入。

20190705PL

 これもおいしかった。コスパが良い!
 歯のことを気にしないでもよくなった時には、ここのカツ弁当も食べてみたいものだが、はたしていつのことになるのやら……

 で、GOZEN じゃなく GOTAN。

IfukubeLauda bacau セジョルネ(Emmanuel Sejourne 1961-  フランス)のマリンバ四重奏のための協奏曲ゴタン(Gotan)」(2015)。
 Gotan/Serenity/Sahara の3つの楽章からなる。

 ウェーヴ・カルテット(バカヌ,ジーツェン,内山詠美子,ペトロフ)の演奏で。

 2016年録音。Genuin。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   Lauda Concertata - Works by Emmanuel Sejourne and Akira Ifukube

 牛タン御膳が食べたくなってきた……

 そんなことより、本日は歯科通院の日。
 そしてまた禁煙して7週目に突入。まだまだ吸引欲求にしばしば襲われる私。

もろ手を挙げて「お帰りなさい!」?♪ライヒェ/24の新しい四重奏曲

   時間つぶしでスーツ姿の撮り鉄に
 火曜日の午前中の飛行機で、大阪へリターンした私。
 この日の朝は穏やかだったが-とはいえ、駅に向かって歩いている途中から少し雪が降り始めた-、万が一のことを考えて早めに行動。

 そのために札幌駅には、u シートの指定をとってある列車の時間の30分前に着いてしまった(ちなみに、その快速「エアポート」も余裕を持った早めのものである)。
 ってことで、寒いにも関わらず、久々にあちこちのホームに行って列車の写真を撮った。

20190122JR1

20190122Jr2

20190122JR3

20190122JR4

 こうやって見ると、遅れただの運休だので確かに迷惑をかけられてはいるが、よくぞまあ悪天候の中でも走っているものだと感心する。これが本州の鉄道ならすぐに止まってしまうだろう。感謝の気持ちを忘れてはならない。
 特にいちばん下の写真の721系の足回りを見ると、なんとも痛々しい。私だったらしもやけになっているところだ。

  ほほぅ、地図と同じじゃないですか!
 私が乗った『快速エアポート』は、ほぼ定時に新千歳空港に到着。
 飛行機も定時出発。
 窓側席が空席だったので、出張者ではなく、これまた旅行者のように写真を撮った。
 こんなにしょっちゅう利用しているのに、もしかすると新千歳空港を上空から眺めるのは初めてかもしれない。

20190122CTS1

20190122CTS4

  万歳というか、お手上げというか……
 大阪空港にも定時に到着。
 着陸の少し前には万博記念公園、そして太陽の塔が見えた。

20190122Taiyo

 なんだか赤ん坊が、覚えての万歳を披露しているような感じだ。

Pezel ライヒェ(Gottfried Reiche 1667-1734 ドイツ)の「24の新しい四重奏曲塔のソナタ)(24 Neue Quadricina(Turmsonaten))」(1696刊)。

 ペーツェルと同じように、塔の上からのラッパによる時報の音楽である。

 エヴァルト金管アンサンブルの演奏で。

 2007年録音。Hungaroton。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
  ※1/31 23:59までポイント10倍キャンペーン開催中!
   Tower Sonatas; Pezel & Reiche / Ewald Brass Quintet

 大阪に雪がないのは当たり前だが、それにしても日本て広い……

♪ 作品情報 ♪
【編成】 金管四重奏
     (cornet 1, trb 3。ただし上のCDでは異なる楽器の組み合わせをとっている。約45分)

♪ 作曲家情報 ♪
 
 ライプツィヒで活躍したトランペット奏者。大バッハの作品のトランペット・パートを演奏。塔の上から時刻を告げる吹奏楽曲を作曲。 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

どーでもいい話ばかりだけど……♪ヨンゲン/2つのパラフレーズ

 いろいろなことがあって皆さんにまだお伝えしていなかった数々の『その後』について、本日一挙にご報告。


  壊れた炊飯器について

 燃えないゴミの収集日に収集してくれるかどうか、ワクワクソワソワしていた私。
 というのも、市が収集するゴミのサイズぎりぎりで、突起物部分はかすかにサイズオーバー。
 しかしその日の夜帰宅すると、ゴミステーションから姿を消していた。ちゃんと収集してくれたのだ(まさか古炊飯器コレクターが持って行ったわけではないだろう)。
 私がどんなに安堵したか、みなさんならわかってくれるだろう。


  ポーポーちゃんについて
 おととし、わが家のシンボルツリーである桃色ナツツバキに営巣したポーポーちゃん。ポメラニアンではなくキジバト(ヤマバト)である。2羽の子どももあっという間に巣立っていった。
 去年は営巣せず、今年はどうか?と思ったが、今年もやって来なかった。あたりでは鳴き声がするのに、わが庭に住もうとは思ってくれなかったのだ。借地代をとるなんて言ってないのに残念である。

  練りワサビについて
 練りからしを買いに行ったのに、何をとち狂ったのか、間違えて練りわさびを買ってしまった私。
 新品の練りわさびが2本という大量在庫を抱えてしまったのに、先日シンクの引き出しの中に、別な新品の練りわさびがあるのを発見。しかも同じ商品が1つもないという見事さ。しかし3本もどうするか?やれやれ……

WASABI_Tri


 いずれにしろ、いま私の部屋には3本の新品のわさびと1本の洋からしがある。

Jongen ヨンゲン(ジョンゲン。Joseph Jongen 1873-1953 ベルギー)の「3本のフルートと1本のアルト・フルートのためのワロン地方のノエルによる2つのパラフレーズ(Deux paraphrases sur des noels wallons pour trois flutes et une flute alto)」Op.114-1,2(1940)。

 この幻想的な曲をブリュッセル王立音楽院フルート四重奏団の演奏で。


 1997年録音。ナクソス。


   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   Music For Flute:Jongen


   音楽配信はこちら NAXOS MUSIC LIBRARY

  こがねそばについて
 先週に日曜日は北海道にいたわけだが、またまた新札幌の『八雲』でそばを食べた。

 冷やしこがねそば-小さめの角餅2個とえび天が1本のっている-を頼んだ私だが、ショーケースのサンプルではゆでたホウレンソウものっかっているのに、目の前に置かれたそれにはなかった。うそつき……

 ほうれんそうをのせ忘れたのか?それともこういう仕様に変わったのか?いや、サンプルは温かいこがねそばのものだった。冷やしだとホウレンソウはのらないのかも知れない。どっちにしろ聞く勇気なんて、私にはない。

 それにしても、餅を食べるときは歯にかぶせた冠がとれてしまわないかと、いつも恐怖に襲われる。
 
  新発売の弁当について
 火曜日に久々にローソンに行き、昼食用に買った新発売という弁当。

 これはなかなか素敵な内容。“ごっつうおいしい”かどうかはともかく、この『関西満彩幕の内』は満足度大。特に西京焼がおいしい。赤いウインナーの串揚げも地味にうれしいし、奈良漬けの味が少々移ったポテトサラダも珍味。

20180918PL_Kansai

 残念なのは、バイトの兄ちゃんA君(注:日本人)が割り箸を入れ忘れていたことだ(実は翌日、その翌日も、さらにその翌日も、私は同じ店で同じ弁当を買ったのだが(4日間連続!)、店長の名札をつけたB子さんや別なバイトのC君は、当たり前に割り箸と紙おしぼりを袋に入れてくれた)。


  八つ裂きについて
 赤いウィンナーといえば、数日前に本社から出張で来た人と夕食をともにしたとき。
 ここ『がんこ寿司』で、まず私が頼んだのは『たこ踊り鉄板焼き』。

 たこと言っても海に生息する蛸ではなく、海に生息する魚を原料にして作ったソーセージを真っ赤な皮で包み、そのうえで半分を八つ裂きにした、タコさんウインナーである。
 見た目もなかなかだし、おいしかった(って、赤いウインナーの味だけど)。

20180918Tako

  こちらの店舗には ゛ がないことについて
 その『がんこ寿司』のメニューには、前に行った別の『がんこ寿司』の店と違って、メニューには『アボガド』ではなく『アボカド』と書かれていた。
 ちょっぴり裏切られたような気がした。

  親切な家と商売っけのない女について
 大阪に戻った17日は、大阪空港に着いて、モノレールで蛍池に行き、そこですぐに阪急に乗り換えないで、蛍池のCANDOに寄ってエアークッションを購入。オークション出品したCDを送るのにこの商品は実に便利。

CANDO_AIRBUG

 そのCANDOの近くの家の前。歩道にあふれ出た植物を摘んでいいですよという貼り紙。

20180917RedFlower

 この花、私の部屋にもあるベビーサンローズ(花蔓草)だ。

 私は名古屋にいたとき、やはり見知らぬ人の家の庭先の歩道にはみ出している一つの芽を失敬して育て、今に至っている。このように書いてくれると、私のようにその後負い目を抱いたまま暮らし続けなくて済む。

 ところで、なんでわざわざ蛍池のCANDOに寄ったかというと、出張からマンションに経路の途中にあるってことだからだが、実はマンションから最寄りのCANDOにはこれと同じ商品が置いていないのだ(大きいサイズのはある)。だから、わざわざここに立ち寄ったのだ。

 その最寄りの店で、先日、店員の若い姉ちゃんに「17cm四方のエアークッションは入荷する予定はありますか?」と尋ねたら、間髪入れず「ありません!」と答えられた。感心するほど素早く、接客には不向きだと痛感する、実に感じの良くないヒトであった。

  多胎出産について
 自宅にある多肉植物。
 先週、外に放置してあったものを、そろそろ朝晩冷え込むからと、屋内に取り込もうとしたら、葉の周辺にこんなにたくさんのお子さまが!

20180909Taniku

 なんつーか、きもかわいい。

  外耳炎について
 耳が痛くなり、耳の穴に水が入ったような聞こえ方になったり、痛みがかゆみに変わったり。
 そんな症状が最初に現れたのは7月4日のことだった。高知行きの飛行機の中で最初の痛みが来た。
 この日から翌日にかけて四国や中国地方は大雨に見舞われ大きな災害が起こった。
 あれから2か月半が経つ。

 そして私の耳は、完全に治ったとは言えない状態だ(音楽を聴くことに支障はない、ような気がする)。

 聞こえがおかしくなるということはほぼなくなったが、痛みやかゆみは残っている。

 その原因はわかっている。かゆくなってくると、いけないこととはわかっていても、耳かき棒を入れてしまう。
 ちょっと撫でるつもりがついつい力が入り、また傷つけてしまって痛くなる。
 それが治りかけてまたかゆくなり……という繰り返しだ。

 がまんが足りん!
 このままではいかん!

 これからは顔をゆがめてかゆみに耐えよう。

容器だけでなく味も進化!♪DSch/SQ12

ShostakoSQEmerson  もっと暑くなる前に……
 あっという間に過ぎ去ってしまったこの土日。
 休みってどうしてこんなにはかなく通り過ぎて行ってしまうのだろう。

 土曜日は朝イチバン-9時開店-でダイコクドラックに行き、歯ブラシと味ぽんとじゃもじと練りわさびと馬油石けんを買ってきた。

 なにもくそ暑いなか、わざわざ急いで買いに行くこともないが、不要不急のお出かけをわざわざしたのは、やはり丸一日まったく外に出ないのは健全な壮年男性としてはよろしくないだろうと思ったからだ。けど、なんせ体の弱い壮年だから、それでも真昼間よりは少しは暑さがマシな朝にお出かけしたのである。
 この日のダイコクドラックは5%引きの日だった。わざわざ不要不急のお出かけをしたかいがあった。

 にしても、味ぽんなんてへたすりゃスーパーより安い。
 しゃもじも108円で100円ショップと同じだ。これでごはんがこびりつくという厄介さからしばらくは解放される。

20180825BonC1  食後の胃の重さがないのは材料が良い証し
 昼は久々にボンカレーを食べた。
 ボンにカレーを食べに行ったのではない。いまや3分間待たなくてもよい大塚食品のボンカレーである。電子レンジで500Wだと、そのまま1分40秒レンジアップするだけなのだ。
 見よ!松山容子さんの服装は昔ながらだが(だがビミョーに変化してきている)、手にしているのはアルミパウチではなく、蒸気口を装備した最新のものなのだ!

 そして味。
 間違いなくおいしい。あちこちで売られているけっこう値段も高い『ご当地もの』のカレーだって、その多くは(なかにはもちろんおいしいものもあるが)ボンカレーの足元にも及ばない。
20180825BonC2 この安定度はすばらしい。

 ボンカレーをたたえる意味で、ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-1975 ソヴィエト)の弦楽四重奏曲第12番変ニ長調Op.133(1968)。
 この曲が書かれた年にボンカレーは誕生した(東宝映画の「怪獣総進撃」も公開された)。

 弦楽四重奏曲第12番は2つの楽章からなり、全曲で約26分だが第2楽章だけで約20分を占める。

 エマーソン弦楽四重奏団の演奏で。

 1994年ライヴ録音。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
  ※ポイント10倍キャンペーンは本日27日23:59まで

 カレーを食べ満足した私はおねむになり、さあお昼寝しようと横になった。
 だが、そのあと泣かされる羽目になるとは……

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
        ↑ そのままクリックするだけです ↑

空虚で無駄ではなく、孤独と思われぬよう努める時間♪グラス/SQ2

20180120SOS  座りはしないが壁の人にはなる私
 岩城宏之の「棒ふりの休日」(文春文庫)。このエッセイ集のなかの「パーティ狂騒曲」。

 日本の人間は、世界に冠たるパーティ下手、またはパーティおんちであって、みんながみんな無愛想な顔をして、会場の壁にへばりついて立っている。運良く椅子が置いてあれば、ペタリと座りこんで、中央には大きな空間ができ、シラケのかたまりみたいな真ん中のテーブルに、どこに行っても同じような伊勢えびとかローストビーフが並んでいて、取りに行く気はさらさらなく、パーティには何の関係もないような銀座のオネエチャンたちが着物でシャナリシャナリやって来て、うすい水割りを渡してくれる。
 しばらくの間、こちらも壁の花になっていて、誰かの長いスピーチの間に、戸口近くの人に、さも用事があるような意味ありげなすり足を見せ、そのままスルリと逃げてくれば、もう自由の身なのだ。
 このような日本的典型のパーティは、実はパーティとは言い難く、あれは何だろう。セレモニーの一種ではあるのだが。……


  みな場馴れしているように見えるが……
 実は昨日、ある大きな取引先の懇親会があった。
 こういう場はもちろん初めてではないが、何十年経っても私も苦手だ。
 あるいは参加している人たちも、ごく一部の人を除き、苦手だと思う。

 それでもこの取引先の方々はけっこう気さくでパーティーの席でもけっこう長く話し相手になってくれる。

 が、よくわからない取引先の場合は、ほとんど孤立状態。
 まずは先方のお偉いさんたちに挨拶する列に並び、ようやく自分の番が来て、かといってこれといった気の利いたことを言えるわけでもなく、「今後ともよろしくお願いします」とかなんとか会話した後は、再び私は常連さんばかりの焼き鳥屋(それも巨大な)に迷い込んだような気分になるのである。
 もう誰にもSOSすら発信できない。
 でも、それはきっと他の人も大なり小なり一緒なのだろう。

  飲み食いに徹するすごい人もいる
 すごいと思うのは、そんな取引先との挨拶なんて関係ないとばかり、黙々飲み、食べ続ける人がこういう場に必ずいることである。
 会費を払っているのだから全然かまわないが、私なんて食欲もわきません。小心者でスイマセン。
 でも、なんであんなにがっついてんだろ?ふだん、ちゃんと食べてないのか?1人でローストビーフと寿司を大量に持っていくな!まっ、小心+(こういう場では)小食だから、私は構わないけど。

 昨日の場合は、さらに伏草課長や開元さんなど、わが社の参加メンバーが私1人でなかったのが大いなる救いであった。
 でもこうなると、おのずと自分たちだけが寄り添いあう。
 となるとなんだか意味があるのかどうかわからなくなるが、そんな中、1人でポツンとしている人たち-あっちもこっちもポツンがたくさんだ-を見ると、痛いほど気持ちがわかる。僕たち、幸せそうにしててごめんね。

GlassSQNAXOS グラス(Philip Glass 1937-  アメリカ)の弦楽四重奏曲第2番仲間(Company)」(1983)。

 立食パーティーの悲哀を描いているのではもちろんなく、S.ベケットの小説「仲間」を描いたものである。

 カードゥッチ弦楽四重奏団の演奏で。

 2008年録音。ナクソス。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   ※ポイント10倍キャンペーンは1/26 23:59まで
   P.Glass: String Quartets No.1-No.4

 しかし、冬休み長くないか?
 SOSって、何かのメッセージか?

 そもそもここ、何の店なんだろう?

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
          ↑ 仲間ですよね? ↑

酉の役目は本日限り。明日からは戌の世だ!♪ディーリアス/SQ

RecoGei201801  口?渇いてます
 私が『レコード芸術』の1月号を立ち読みしたのは23日のことだった。

 尋ねられてもいないのに詳細をご報告したように、イオンのなかにある《morimoto》にクリスマスケーキを、《日本一》に鶏の半身揚げを取りに行き、丸大のペパーポークまでついでに購入した際、書店でペラペラとページをめくり、「でも、ボク、いらない」と買わなかったのだ。

 しかし、その決意もゆるく『レコ芸』を買ってしまった。
 25日のことだ。

 「舌の根も乾かぬうちに、なんてやつだ」と私を非難するのは、しかし、間違いだ。
 2日もあれば舌だって根まで乾くってもんだ(特に口呼吸を続けた場合)。

  私を見つめる赤の後光のモーツァルト
 買ったのは新千歳空港ターミナルビルの書店。

 最初に1階の-JR新千歳空港駅からANA側の出発ロビーへと上がるエスカレーター(地下1階~1階)に乗った先にある-文教堂に寄った。

 このときは『レコ芸』を買う気はなかった。
 もう一度、パラパラと眺めてみようと思っただけだ。
 しかしこの書店には『レコ芸』がなかった。内心、ちょっぴりほっとした。あったら買わねばならない気持ちになっただろうからだ。

 そしてまたエスカレーター(1階~2階)に乗り出発ロビーで職場へのおみやげを買い、少しだけうろうろしていると-〇〇カードはお持ちですか?と2回声をかけられた-またまた文教堂の前にたどりついた。もちろん先ほどとは別の文教堂である。
 一応整理しておくと、文教堂は1階(到着ロビーではない、離れ小島のようになっているフロア)と、2階にあるのだ。ついでに言うと、2階のJAL側には紀伊国屋書店がある。

RecoGei201801Dokusha その2階の文教堂には『レコ芸』があった。
 しかも表紙をこちらに向けて置いてある。

 目が合った。ヴォルフィーと。

 「私をこのまま置いてきぼりにするつもり?」
 そう訴えられている気がした。

 なので買った。
 カバンが重くなるのに……

 しかし、買って良かったと思うことがある。

  ぼっち×3で衣付きチキンに舌鼓
 というのも、読者投稿欄『読者投書箱』に札幌市民を称える声が載っていたからである。
 いや、エリシュカの最後の公演に感動したという内容なのだが、なかなか読んでいて心温まるものだった。
 この人は絶対に善い人に違いないと思わざるを得ない。

 この日の夕方。
 千葉課長が「クリぼっちですか?」と聞いてきた。

 『クリぼっち』という言葉の意味を知らなかったが、クリスマスに独りぼっちのことだと教えてくれたので、すぐに実用化し「クリぼっちです」と私は答えた。

 さらに千葉課長の部下も『クリぼっち』であることが判明し、3人で麻婆豆腐と青菜炒め、そしてクリスマスといえばチキンということで鶏のから揚げを食べに、あの店に行った。
 中華でクリスマスも悪くなかった。

DeliusEdition  今日はしらさぎじゃなくつばめ
 いまだクリスマスのことを書いているが、今年も今日で終わり。トリ年からイヌ年になる。

 なんとなく象徴的に、ディーリアス(Frederick Delius 1862-1934 イギリス)の弦楽四重奏曲

 1916年に完成したが、翌17年にスケルツォ楽章を追加している。

 ディーリアスは楽譜の第3楽章に「Late Swallows」、つまり「去りゆくつばめ」と記している。

 フィッツウィリアム弦楽四重奏団の演奏を。

 1978年録音。デッカ。

   このCD(同一音源)の詳しい情報 【タワレコ】
    ※ポイント10倍キャンペーンは1/3 23:59まで
   Sibelius:String Quartet Op.56 "Voces Intimae"/Delius:String Quartet/Sonata in one movement for Cello and Piano:Fitzwilliam String Quartet/George Isaac(vc)/Martin Jones(p)

 なお、この第3楽章はのちにディーリアスの弟子のフェンビーが弦楽合奏曲に編曲し、「去りゆくつばめ」とした。
 いまでは、フェンビー編のこの独立した楽曲の方が有名である。

 それではみなさん、よいお年をお迎えくださいますよう。

 では、お互いの気が向けば、また明日!

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
          ↑ クリぽっち ↑

頭は光り、衣装はくすんでいたコーラ好き老人♪ラヴェル/SQ

  熊がころり、社長さんもコロリ
 帯広勤務中は十勝清水にある取引先の社長(いまは勇退)と親しくさせていただき、ときどき一緒にお酒を飲む機会もあったが、先日電話したところ「台風で大変だったが台風にめげずに元気だ」と言っていた。実際、その話しぶりは相変わらず精力的だった。何よりである。

 このお方は“北海熊ころり”という日本酒が好きだった。小樽の酒で超辛口である。

 ふだんは日本酒は飲まない私だが、「ほんとに美味いから、あんたも飲んでみな」と社長さんに薦められて口にしたことがあるが、とても美味しい酒だった。
 そしてまた、社長さんはその酒しか飲まなかった(たまにそうでないこともあったが)。


  伝統ある北の誉が廃業、その影響で……
 その“北海熊ころり”の蔵元“山二わたなべ”が廃業したと、“財界さっぽろ”の11月号に載っていた。

 記事で初めて知ったが、“熊ころり”は北の誉酒造に醸造委託していたのだそうだ。ところが北海道の歴史あるメーカーの北の誉が閉鎖。
 ゛わたなべ”は別な委託先を探したものの見つからなかったという。


 社長さんは“熊ころり”がこの世から絶滅しちゃったことを知っているのだろうか?
 自宅の在庫(たぶんけっこうあると思う)がなくなったら終わり。どんなに悲しむことだろう。


  先見の明があった?
 日本酒といえば、札幌市西区は西野に“リカーショップやまや”という店がある。

 私が子どものころ祖父母の家に遊び行っていたころからあり、当時は“やまや商店”という名だった。

 そのころは普通の商店だったが、その後日本酒に力を入れて珍しいものも揃えるようになった。
 先日店の前を通りかかったが、なんだか入口がオープンな感じじゃなくて、立ち寄るのをやめた。
 もっとも、日本酒を買う気は全然ないが……


 手稲東町(現・西町)と西野(当時は手稲西野という住所)の間にある正路通り(旧国道5号線と山の手通りの中間に、両者に並行している道路)に面しているが(住所は西野1条6丁目)、いまでこそ住宅街の中にあるものの、できた当時はあたりはリンゴ畑だの空地だの、パンジー畑(もちろん出荷用)が多く、そんなに住宅はなかった。

 道も大きな通り以外は砂利道で、それも角ばった砕石だった。この砕石はたぶん西野の奥の福井や平和の砕石場で採取されたものだ。転んで手をつくと、出血必至。革靴なんかはすぐに傷ついたに違いない。

 そんなところに開店したのだが、いまでは札幌でも日本酒を専門的に扱う有名店になった。たいしたものだ。

Garden100523Biora

  めくると“500円”の文字が!
 一方、山谷商店よりももっと発寒川側。住所では西野1条4丁目になるが、やはり正路(まさみち)通りに面して“広島商店”というのがあった。

 ここは奥行もけっこうあり、肉屋や魚屋、おもちゃ屋に駄菓子屋などがテナントで入っている市場形式の店だ

った。あのころはここでふだんの買い物をしている人も多かったはずだ。

 広島商店の広島というのはこの中の酒屋の名前で、ペプシコーラの王冠の裏蓋をはがすと現金が当たるというキャンペーンで、ここで買ったものの1本で私が500円を当てたことがあり、当たりの王冠を持っていくと店主が大感激し、共に大喜びした記憶がある(その500円でまたコーラを1カートン買った)。

 広島商店の並びには喜久恵堂(字は違うかもしれない)というお菓子屋(和洋)があり、浦河から西野に引っ越してからは毎年クリスマスケーキはここに注文していた。昭和51年に西友西野店(西町店ではない)がオープンしたとき、この店はテナントして西友に入り店舗を移した。

 広島商店とお菓子屋の間には電器屋と洋品店があったような気がするがはっきり覚えていない。また広島商店の向かいには日立のチェーンの電器店もあった。

 その電器店の隣には、あとの時代になってからのことかもしれないが食堂があり、さらそのあとは喫茶店(トーテムだかいう店名)になった。その隣にはタマキという床屋があった。

 西野1条5丁目の4丁目側の角(正路通りに面しているところ)には、これまたあとになってからのことかもしれないが、マリ美容室っていうのもあった。マリさんってどんな人だったのかいまだに気になる。

 当時を思い返すと広島商店が無くなり、やまや商店が生き残るとは思わなかった。もっとも広島商店の主人と、同じく店に出ていた奥さんとの間にゴタゴタがあり、さらには主人が病気で亡くなったということもある。

IMGP1163

 正路通りとT字交差するマリ美容室の前の通りを山の手通りまで進むと、その手前に手稲東中学校がある。
 校舎は右手、グラウンドは左手である。

 にしてもこの道、こんなに狭かったのかと思うくらいいま通ると細い。

 この辺りがおそらくは無計画に分譲されたことがうかがい知れる(条丁目になる前の住所は番地だったが、ひどいとび番だった。というのも家が建った順に番地が付けられたらしいからだ)。

  知る人ぞ知る東中近くに住む有名人

 中学校の裏手には昔から市営住宅があり、当時はそこに住む“丹前じじい”というはげで細身の無気力そうな爺さんが界隈ではちょっとした有名人だった。

 いつも丹前姿で、日中に中学校の敷地内を通って山の手通りの方に行く。ほぼ毎日だ。
 しばらくするとコカコーラのホームサイズのカートンをぶら下げて帰って来るのである。

 いまの若い人は知らないだろうが、ペットボトルのない時代、500mlのビンに入ったコーラをホームサイズといい、その4本が入る厚紙のカートンがあったのだ。

 丹前じじいはどこに出動するのか?
 方向的にコーラを買っている店は笹原商店か小沢商店と思われた。いずれも山の手通り沿いである。

 視線はまっすぐ先を見ており、歩き方もゆっくり。
 しかも丹前姿(なのに靴はなぜか革靴。年季は入っていたが)だから、たぶんどこか体の調子が悪いと思うのだが、あれだけコーラを飲めるなら心配ないような気もした。

IMGP1164

 中学のプール前の1階の教室で授業を受けていると、校舎のすぐ横を歩く丹前じじいの姿が窓から見える。
 授業中に教科書読みを当てられている最中に、出没する姿が視界に入るとつらいものがあった。

 「誰だ。」メロスは走りながら、 うっ!(視野右75度に茶の制服を着た歩兵発見!超低速度で接近中!) 尋ねた。 ゲホンゲホン

 「ヒ、ヒ、 フィロストラトスでご じゃ、あっ ございます。貴方のお友達セリ ヌヌヌ ヌンティウス様の弟子でご じゃ、いや ございます。」その若い石工も、 ひひひひぃ~っ メロスの ご、ご、ご?、 後について走りながら叫んだ。「も、も、も、 もう、駄目でございます。 先生。読めまふぇん……


 でもあの丹前、いつも同じに見えたけど、替えはあったのだろうか?

   久留米織り綿入り長丹前・どてら 丹前紐付き 茶/紺

RavelSQMelos ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)の弦楽四重奏曲ヘ長調(1902-03)。

 この作品と、以上のたわごととは何の関係もない。
 むしろ今日は異例なことに音楽作品には触れないでおこう。いや、触れようがないと弱気になっていたくらいだ。

 でも、メロス弦楽四重奏団の演奏を紹介しておく(井瀬詩麻子のときに続き、何と今年2回目)。

 1979年録音。グラモフォン。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   ドビュッシー&ラヴェル:弦楽四重奏曲<アンコールプレス限定盤>


  虫の居所が悪い教育者?
 その丹前じじいが住む市営住宅に同級生も住んでいた。
 まだ小学生のころ、中学の体育館の横で(なぜかそこにはポツリとブランコだけが設置されていた)彼とサッカーのボール蹴りをして遊んでいたところ、ボールが体育館のガラスを直撃。ガッシャーンと割れてしまった。


 そのすぐ横には校長公宅があった。三角屋根の冬はいかにも寒そうな家だ。


 正直者の私たちは校長宅の呼び鈴のボタンを押した(ブーという音が聞こえた)。
 赤ら顔の校長が出てきた。単なるおっさんだった。それも寝起きを起こされたような機嫌悪そうな顔つきだった。

 事情を話した。
 許してくれるかと思ったら大激怒された。
 でも弁償は免れた。
 いまでも思う。あんなに怒ることないだろうに、と。


 今日掲載したビオラや野菊の写真は本文とは一切関係ない。
 文字ばかりなら嫌だろうから、イラスト代わりに挿入したに過ぎない。

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
          ↑ これもイラスト代わりのようなもんです ↑

でも、13時間で来れるんだぁ♪ハイドン/SQ78

KohiyamaKawade  実はオディール君も小檜山ファン
 母は汽車で滝上を出て渚滑で乗り換え、次に紋別で乗り換え、さらに遠軽で乗り換え、十二時間かかって出てきたのだった。寒い二月で、母はモンペをはいて上半身に角巻きを羽織っていた。冷害つづきの年で、旅費は農協から借りてきたものに違いなかった。

 これは小檜山博の「人生という旅」(河出文庫:2013)に収められている「改札口で」のなかの一節。
 JR北海道の車内誌“THE JR Hokkaido”に連載されたエッセイを集めたものだが、文庫版後記に“最初に連載を依頼してくださったJR北海道の坂本眞一氏、……”とあるのが痛々しい。坂本氏は一連の事故、不祥事を受け自殺したからだ。

 母親は、ある事情から息子に会いに札幌に出てきたのだが、滝上(たきのうえ)も渚滑(しょこつ)も紋別も、もう駅はない。廃線になったからだ。

 つい最近、交通公社の時刻表を買った。

 ・ 時刻表復刻版 1968年10月号
 ・ 時刻表復刻版 1978年10月号
 ・ 時刻表復刻版 1980年10月号


の3冊。


TT196810TT197810














TT198010  捨てたものを買い直す愚
 実は私、1968年のは別として、78年と80年の時刻表は同じものをかつて所有していた。

 あのころは毎月時刻表を欠かさず買っていたのだ(あと、小学館の雑誌“GORO”も)。
 季節列車以外、そうそう掲載内容は変わらないのに立派だとしか言いようがない。
 そしてそのコレクションは、のちにすべて古雑誌として捨てた。

 もったいないことをした。でも、あのときはもう見返すことはないと思ったし、かなり邪魔になっていたのである。

 かつて持っていて、古新聞・古雑誌のトラックにドナドナと積まれていったのと同じ78年と80年の2冊を再購入するとは、あの時捨ててしまったことがまさしく取り返しのつかないことだったという感じだがしょうがない。

 また68年のころといえば、たぶん私が初めて時刻表(それも弘済会の道内時刻表)を手にした頃だと思う。
 浦河駅のキオスクで買ったのだ(浦河駅に売店があったなんて、今では信じられない)。


 なぜいずれも10月号かというと、国鉄のダイヤ改正は毎回10月に行なわれていたからだ(近年は3月)。
 だから売る号も10月号にターゲットを絞っているのだろう。

 そして、そのなかでも1978年、つまり昭和53年の10月に実施された“ゴー・サン・トォ”ダイヤ改正は、私にとってはなかなか大きな意味を持っているのだが、どんなふうに意味を持っているのかは過去記事(旧館)をご覧いただきたい。見つけられればの話だが……

  紙と違い見づらいが……
 さて、この3冊は古本ではなく、上に書かれているように復刻版である。
 そして紙の冊子ではなく電子書籍(PCのブラウザで読める。端末であるレディオでは読めない)である。


 冊子と違ってページを行ったり来たりしにくいし、文字も小さい。
 拡大表示すると次のページに進めない(一度標準サイズに戻らなければならない)。印刷ができないのも不便(不法コピー防止のためだろう)。プリント・スクリーンで画面に表示されているものをコピーし、エクセルなどに貼り付け、それを印刷すると全然不鮮明。

 ということで、使い勝手が良いとは言えないのだが、これもひとえにかつての冊子を処分してしまった私が悪い。


HaydnSunrise  意味ないシミュレーション
 小檜山氏の母親が札幌に出てきたときとはずいぶんと年月が経っていてダイヤは変わっているだろうが、78年10月号で母親がどのような移動をしたのか、疑似的に追っかけてみた。


 まず大前提になるのは、お金がなくて農協から借りたらしいというほどなので、使った列車はすべて普通列車とみなした。特急はもちろんのこと、急行も利用しない。

 滝上(たきのうえ)に実家があったというので、乗車駅は北見滝ノ上駅とすると、5:40北見滝ノ上発渚滑行というのがある。渚滑(しょこつ)線である(とっくに廃線)。札幌に着く時間から考えればこの列車に乗るしかない。

 2月の6時前といえば、まだ真っ暗闇である。それだけで憂鬱になる旅だ。
 終点の渚滑着が6:35。そのころに、ようやく陽が出てきて少しばかりあたりが明るくなったことだろう。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の弦楽四重奏曲第78番変ロ長調Op.76-4,Hob.Ⅲ-78「日の出(The sunrise)」(1797)。

 作品76の弦楽四重奏曲は、通し番号で第75番から第80番の6曲で構成される。
 エルデーディ伯爵に献呈されたために、この6曲は「エルデーディ四重奏曲(Erdodyquartette)」と呼ばれる。

 大木正興氏(音楽評論家)は、「エルデーディ四重奏曲」についてこう書いている。

 1797年、シューベルトが生まれた生まれた年にまた新しい6曲の弦楽四重奏曲が作られた。二度目のロンドン訪問も終り、彼は交響曲を作曲しなければならぬ環境の外に出ていた。この弦楽四重奏曲のグループは、ハイドンの交響曲の仕事がすべて完了したのちに現われた。そして彼の新しい対世間的な音楽として、ロンドンでヘンデルに接したことがきっかけとなって、この年にオラトリオが着想される。そのような状況のもとで書かれたこれらハイドンの持ちまえの几帳面さを放棄しない限りでの、精神のきわめて自由な飛翔がある。すべての楽想は純化され、遅疑の痕跡の一片も見出しえないほど、すっきりと性格的であり、形も見事に整っている。
        (最新レコード名鑑 室内楽曲編(上):音楽之友社,1975年頃,「レコード芸術」付録)

 あのぅ……ヘンデルさんは1759年にお亡くなりなっているはずですけど……

 なお「日の出」のタイトルは、冒頭の印象からつけられたニックネームである。

 タカーチ弦楽四重奏団の演奏を。

 1988年録音。デッカ。
 廃盤となっているので、入手するには中古となる。

   このCDの詳しい情報 【Amazon】
   ハイドン:弦楽四重奏曲 皇帝


  オホーツク海側なのに“名寄”
 渚滑で遠軽行の普通列車に乗り換える。名寄本線である。

2016-10-05_194 (1280x853) 名寄本線は名寄⇔興部⇔渚滑⇔紋別⇔中湧別⇔遠軽を区間とするが(とうの昔に廃線)、確かに起点は名寄だがこのルートを見ると“名寄”という名がついているのが不思議な感じもする。名寄から東のオホーツク海側へとわき目もふらずに進むからだ。

 なんだかへんてこだが、名寄本線は石北本線(旭川⇔網走)よりも歴史が古く、石北本線が開通するまでは札幌や旭川方面から網走方面へ通じる重要な路線だったらしい。


 さて、小檜山ママは渚滑6:39発の遠軽行に乗る。
 エッセイでは紋別で乗り換えたことになっているが、この渚滑6:39発の列車は、もちろん紋別は通るがそのまま遠軽まで行く。遠軽着は8:07。


2016-10-05_100 (1280x853) 遠軽では1時間半ほど待ち時間がある。
 遠軽9:35発の旭川行(国鉄時代は“あさひかわ”ではなく“あさひがわ”と呼んでいた)普通列車に乗車、旭川に着くのは13:29である。

 エッセイにはない乗り換えを、この旭川でしなければならない。


 今度は2時間近く待って、旭川15:20発の普通列車に乗車。札幌に到着するのは18:45。

 北見滝ノ上駅を出発して13時間である。
 たまらんね。13時間ですよ。
 
 関係ない話だが、78年の時刻表に載っている駅弁で、札幌駅で今でも売られている“やまべ鮭寿し”の値段は500円。
 で、いまはというと600円。

 100円しか変わっていないなんて、とっても驚きである。

 ※掲載した下の2枚の写真は1977年または78年に撮影した(昨日紹介したの“テク”でネガから取り込んだ)ものである。

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
          ↑ 見捨てないで…… ↑

404は宛先不明のコード番号♪ヤナーチェク/ないしょの手紙

JanacekSQ1  404急増中
 グーグルからお知らせメールが来た。

 私のこのブログで、404エラーが急増しているといるが大丈夫か、という親切な私個人に宛てられたお手紙だ。


 404(見つかりません)エラーを返す URL の数が著しく増加したことが Googlebot で検出されました。これはサービスの停止や設定エラーを示している可能性があり、その場合にはユーザーの利便性が低下していることになります。結果として、こうした URL は Google 検索結果には表示されなくなります。該当する URL が完全に存在していない場合は、特に何かしていただく必要はありません。


 メールに従って、グーグル・サーチ・コンソールの画面を開き、“クロールエラー”を確認。

 その画面を見ると、“見つからなかった”URLが100近くリスト化されている。
 カテゴリーらしきもの、タグらしきもの、長々とした%がやたら多いさっぱりわからないものがある。

 エラーが集中しているのは今月の12日から13日。
 この直前にアップした記事の中に、見つからない先をリンクした箇所があるようだ。

  この混乱の原因は?
 だが、実際に12日より少し前の記事から、1つ1つリンク部分をクリックしたが、見つからないサイトはなかった。

 グーグル・サーチ・コンソールの画面では解決するための方策が書かれているが、その説明が専門的というか業界用語的というか日常日本語的でないというか、わかりにくい。行く先々で新たな疑問が生じるが、その生じた疑問が自分でもよくわからない。
 何かする必要があるような気がするものの、何かしていただこうにもいただけないのが実態。

 結果、原因はなんだったかわからないということに落ち着かせた。

 もしかすると9月2日の記事でリンクを貼ったYAHOO!のニュース記事が、すでになくなっているので、そのせいかもしれない。が、リストアップさせていた長い暗号のようなURLを見ると、そんな単純なことじゃないような気がする。

 ヤナーチェク(Leos Janacek 1854-1928)の弦楽四重奏曲第2番ないしょの手紙(Listy duverne)」(1928)。

 村上春樹が「1Q84」でヤナーチェクの「シンフォニエッタ」を取り上げたことで、一時期プチブームになったような雰囲気になったが、その後はまたいつもの存在になっている。

 ヤナーチェクの音楽は独特だ。
 いや、どの作曲家にも個性っていうのがあるが、あまりに個性的だ。
 これがはまる人にははまる。麻薬的に。
 私もちょっとひねくれた気分になりたいときは、ヤナーチェクを選んだりする。

 この弦楽四重奏曲のタイトルは作曲者自身がつけたものだが、彼は一方的の惚れてしまった40歳年下の女性と文通を続けていた。すなわち「ないしょの手紙」というのはラブレターのことで、作品をこう名付けることで、オレはあの女とこんなに親しいんだぜ、ということをほのめかしたかったようだ(作品の詳細はこちら)。

 私が持っているのはヤナーチェク四重奏団による演奏のCD。

 1963年録音。スプラフォン。

   このCDの詳しい情報 【タワレコ】
   ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番・2番
   SACDもリリース中 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番・第2番<生産限定盤>

 なお、彼の弦楽四重奏曲第1番には「クロイツェル・ソナタ」というタイトルがついている。

 これは、L.トルストイの「クロイツェル・ソナタ」に触発されて書いたもので、ベートーヴェンのヴァイウオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」とは関係ない(ベートーヴェンの「クロイツェル」というのは献呈者のR.クロイツェルからついた通称。トルストイの「クロイツェル・ソナタ」は、ベートーヴェンのソナタにちなんで書かれた小説で、主人公の妻の浮気相手がヴァイオリンで……って、この記事を読みゃあわかるか)。

 昨日乗った飛行機は強い向かい風のために、20分遅れでセントレアに着陸。
 いつも私には逆風が吹いている……

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
          ↑ どれもが「見つかります」 ↑


貴族が浦島太郎になったとき♪Dsch/SQ7

P8060293  中華はイヤってことね
 金曜日も暑かった。

 夕方喫煙ルームに行くと、嬰ヘ短調のような表情の先客がいた。

 嬰ヘ短調は暗く曇った、孤独で厭世的と言われる調だ。

 それは千葉課長だった。

 彼はけだるそうに言った。

 「暑いですね」

 この言葉に、どうして私が冗談でも対立する(よくわかんないけど)変ホ長調のテンションで「そんなことないよ。寒気がするくらいだ」なんて答えることができるだろう?そんなことをしたら、きっと3日間は絶交されるだろう。

 「まったくだ」。私は久しぶりに心を素直にして、冗談ではなく真剣に、やや切迫感も加味して答えた。

 実際暑い。熱い。Very Hot!だ。
 その証拠に歩道やらどこやらのあっちこっちに落ちているセミの死骸が、腐敗する間もなく干物になってしまうくらいなのだ。

 「焼き鳥でも食べに行きましょうか?」
 私は探りを入れるように応えた。
 「おいしいところがあるの?」
 「いや、おいしいってわけじゃないかもしんないでけど、安いところはあります」
 「でも、中華もよくない?あそこの晩酌セットなら安いよ」
 最近、回鍋肉のCMを観て回鍋肉気分が高まっていたのだ。

 「あそこってどこですか?」
 私はお店の名を言ったが、彼は知らなかった。だから場所を懇切丁寧に教えた。説明を聞き終わった彼はこう言った。

 「このあいだ中華料理食べたばかりだからなぁ」
 婉曲的な No の意思表示である。
 毎日中華料理を食べている中華圏の人々の気持ちをわかっていない発言でもある。

 しかし、ここは私が屈折するしかあるまい。
 「じゃあその安いけどすごく美味い!ってわけでもない、その店に行ってみよう」

 こうして業務終了後の課外活動のプログラムが決まった。

PianoQuintet  今日の嬰ヘ短調はこれ! 
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調Op.108(1960)。

 3楽章構成の作品で、スコアには“ニーナ・ヴァシーリエヴナ・ショスタコーヴィチの思い出に捧ぐ”と記されている。
 ニーナ・ヴァシーリエヴナは1954年に亡くなった最初の妻である。

 第1楽章はリズミックであり、ここでは最初に妻と出会ったときの日を回想しているという。
 第2楽章は4つの楽器すべてが弱音器を付けて演奏する物憂げなもの。
 第3楽章は前2つの楽章の主題がよみがえり、フーガとワルツで高潮したあと、ひっそりと閉じられる。
 3つの楽章は合間なく続けて演奏される。

 ボロディン弦楽四重奏団の心にしみる演奏を。

 1981年録音。EMI。

 タワレコ・オンラインショップのページでは録音年が不明なため、同一音源とは断言できないが、以下のディスクが同じである可能性が高い。

   このCD(同一音源)?の情報 【タワレコ】
   ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第2、3、7、8&12番<期間限定低価格盤>

IMGP0324  ちょっと健康を意識してササミなんかを頼んでみた
 その店は、なんのことはないここだった。

 そうネーミングが高貴な私にふさわしいが残念ながら店の状況は貴族的ではない“鳥貴族”である。
 しかし全品280円という価格は魅力的以外の何物でもない。会計の計算もしやすい(酔ったうえで計算する気力があればの話だが)。

   焼鳥屋 鳥貴族 錦三袋町通店

 4人で行くことになったが、あとで2人加わるという。

 先発隊の4名が店に入ったときは、金曜日の夜だというのに閑散としていた。先発しすぎたのだろう(が、仕事を終えるのをフライングしたわけではない)。

 店員のラーマン君(仮名)が言う。「おセキ、4ジカンまでとなっちょりま」

 4時間あれば全然大丈夫。その半分の2時間も居れば十分だ。
 だいいち板を渡して造られている椅子だ。千葉課長やその手下である三城係長、あるいは植原課長は大丈夫でも、私のデリケートなお尻は長時間耐えられないだろう(って、私は痔主ではないことをはっきりと申し上げておく)。

 遅れて伏草課長と、回平係長、相場&八口さんが来た。
 6名のはずが8名になった。
 盛り上がるのはけっこうなことだが、問題はそのころには閑散としていた店が満杯状態になっていたということだ。
 私たちは助け合い励まし合って6人掛けテーブルを8人で利用した。

  4時間÷8=30分、って計算は成り立たないか……
 そして店員のテイ君(仮名)がやって来て「らすとおーだーダヨ」と言った。

 なに?

 気がつくと……なんということでしょう!もう3時間半も経っているではないか!

 仕上げのラーメンを食べなければ!と思いきや、定員オーバーで使っているテーブルにはもはや丼を置く余分なスペースなどないし、立ち食いとまではいかないが、中腰状態で麺をすすらなくてはならないことになりそうだ。

 ラーメンのことは断念し、ハイボールを追加注文して中部⇔新千歳を往復フライトしてもまだお釣りがくる時間を貴族的に過ごしたのだった。

 テイ君、言われてからも少しダラダラと居残ってすまんかった。
 それと、外で席が空くのを待っている人がいるとは知らんかった。
 暑い中、すまんかった。

    

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ  blogram

のブログランキ

ング  音楽ブログラ
               ↑ 押スンダヨ ↑
激励のお気持ち承り所


にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ


道央の空のご機嫌
メッセージ

名前
メール
本文
↓ 03以上を目にできたら奇蹟
現在の閲覧者数:
これまでの御来訪者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

私の浮き沈み状況
QRコード
QRコード
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
本日もようこそ!
記事検索
つぶやき……
カテゴリ別アーカイブ
最近寄せられたコメント
タグクラウド
タグ絞り込み検索
ささやかなお願い
 当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSANの許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。

 © 2014 「新・読後充実度 84ppm のお話」
  • ライブドアブログ