露枝の雑文館 旅先点描/日常点描

館長露枝(Roshi)による旅先でのひとコマと日常での些細な出来事です。(写真は鷹(Taka)によるイメージ)露枝鷹

「ファンヒーター時計合わせて冬となり」~秋の深まり

ファンヒーター時計合わせて冬となり

当地神奈川県雑文館地方では先月下旬あたりから秋の気配が急速に歩みを速めました。
そして、11月に入った途端に秋の深まりが冬の気配へとシフトしつつあるようです。
気温が昨日と今日で極端に違うという訳ではありませんが切り取ったカレンダー1枚分は確実に寒くなっている気がします。
 
各地の紅葉もここに来て盛りを迎えつつあるようです。
テレビのニュースや紀行番組、新聞写真等々で紹介される列島各地の紅葉具合は久し振りに見事な錦秋の絵画の趣です。
ここ数年は種々の都合で中々旅行に出ることが叶いませんでしたが旅心を擽られます。
年内は無理だとしても来年こそは旅に出られなかった数年分を取り返すような旅に出られたらと考えています。
 
しかし、先ずは空にして春夏秋を越えた灯油ファンヒーターのタンクに灯油を満たすことが旅より何より私の冬支度の第一歩です。

日 光 「江戸村の半紙」

日 光 「江戸村の半紙」

Takaさんと出掛けたのは某年10月初旬だった。
日光は東照宮などを見て鬼怒川温泉に泊まった翌日に、ニャン髷で売り出した「日光江戸村」を訪れた。
先ずは入村手形(入場券)を購入し江戸時代元禄年間にワープである。金額の違いは各種アトラクションへ入場するためのチケット数の違いである。
村内のアトラクションは一つ10分~30分で、大別して劇場と体験館のアトラクションで構成されている。その劇場は「南町奉行所」「忍者屋敷」「水芸小屋」等々がある。
これらの劇場に入場する時にチケットを必要分渡すと引き替えに半紙をよこす。
???であるが何の説明も無い。劇場内が人で埋まり満席になった頃に前説の座員が現れ、これから始まるアトラクションの凡その説明をする。その説明の最後に半紙の謎が伝えられる。
さて、その半紙の正体とは“おひねり”を包むためのものであった。
因みに“おひねり”とは、芝居や役者が気に入った時にお金を紙に包み舞台に投げるもので、今の時代“おひねり”は知っていても実際に実行した人は殆ど居ないのではないだろうか。
珍しさも手伝って、演目の終わりに近付くとあちらこちらから“おひねり”が舞台へ飛んでくる。我々も興に乗り“おひねり”を投じた。金額は50円から100円見当である。この金額は決してケチった訳ではなく、半紙に包んだ時の重さが丁度よいのだ。
マァ、金額の多寡は兎も角も昔の芝居小屋はこんな感じではと思わせてくれる。
江戸村の各種アトラクションの全部を見る(体験する)には朝一番に入村しても1日では難しいかも知れない。
余りガツガツせずにノーンビリと江戸を楽しむ、これが一番なのかも知れない。

「正月が汗拭きながら御用聞き」~世の中の動きが早くなっている

正月が汗拭きながら御用聞き

きょうのお昼過ぎに郵便配達の人が書留郵便を届けてくれました。 受取票にサインをして渡すと配達員は 『チョッと早いのですが』 と言ってリーフレットを寄越しました。 それは年賀状の予約申込書でした。 私が 『エッ、残暑もまだ終わらないのにもうそんな時期なんだ』 と言うと年々少しずつ早くなっているとの事です。 『必要枚数を記入してポストに投函して頂けば時期になったらお届けに上がります』 と言い置いて配達用バイクに戻って行きました。
  そう言えばネットの通販サイトでも 『お節料理承ります』 のメールがちらほら届きます。 秋気配とは言え厳しい残暑にヒーヒー言っている身には年賀状もお節も全くピンと来ませんが世間の商魂は既に師走からお正月辺りをターゲットに動いているようです。
  ハロウィンやクリスマスも未だ未だ先なのにそれらを飛び越したお節料理を予約する人が居るのでしょうか。 私からみれば突拍子もないこの時期のお節予約メールですが一定の予約が見込めるからこそのメールなのでしょう。 “おめでたいお節料理” の予約メールなのですが私の頭の中では 『生き急ぎ ・ 死に急ぎ』 といったような言葉が明滅しています。 世の中の動きが早くなっているとは言え残暑最中のお正月には四季の有る国の住人として少し勿体ない気がします。
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