アレグロ・エネルジコ マ・ノン・トロッポ

大好きなショスタコーヴィチ先生やマーラー監督の音楽をめぐっての考察(妄想とも言います)や、
出かけたコンサートの感想などを中心にして好きなものごとについて綴っております。

October 2009

今日はハロウィンです。
個人的には1年で一番気持ちが盛り上がる日なのですが、体調不良でアルバイトを休んでしまいました。
明日、明後日は忙しいので頑張って出勤しないと。。。
気管がぞわぞわしてちょっと肺が痛いです。。。。

で、数ヶ月悩んでいたことを実行してしまいました!
それは、新しいパソコンを購入すること。
我が家のインターネット環境はこのところずっと最悪で、2台のパソコンがほとんど稼動しないという状況です。
この文章はMebiusで書いていますが、これはインターネット接続に30分くらいかかり、おまけにしょっちゅうフリーズします。
6年ぐらい前に購入し、2年ぐらい前から調子が悪くなり、パソコンの中身をからにするという作業を2回くらい(自分で)やって、その直後は調子いいんですが、すぐダメになる・・・という状況。
でも、ワープロとしては使い勝手がいい・・・という悩ましいMebiusくんです。

となると、EeePCが頼りだったのですが、セキュリティソフトを入れたら(入れるな・・・ということなんですが、さまざまなことで使っているので、入れないわけにはいかない)、もう、これも動きが悪くて、だからパソコンのふたをあける作業そのものが、もう、ストレスになっていて、これが、ブログ更新が滞っている理由のひとつでもあります(言い訳は聞き苦しい!!)

我慢も限界(体調が悪いときは特に)なので、買ってしまいましたよ。
ノートパソコン♪
デジカメも持っていなかったので一緒に買ってしまった。

本当はレッツノートが欲しかったのですが、パソコンを携えて外に出る…という状況が入院のときぐらいしか想定できないのでやめて、LaVieにしました。
白にするか、赤にするかさんざん悩んで、やはり一番好きな色ということでスパークリングブラックに落ち着きました。
Windows7搭載のモデルです。
メカ音痴でもあるみーちゃさんに使いこなすことができるか否か。
2週間ぐらいで届く予定なので、それまでに攻略本を読んでおこう!

むむむ、全身がどうもすっきりしないので、「ハロウィン」観て寝ることにします。

Trick or treat!
Trick or treat!
Happy Halloween!!
HA HA HA

しかし、そもそもノートパソコンってどれくらいで買い換えるものなのでしょうか。。。
6年って、長持ちしたほうですか???

タコ街道をひたすら歩んでいるみーちゃですが、(って、ここだけを読んでくださっている方は何のことかわからないですよね。。。ショスタコーヴィチ先生の勉強のことです♪)
可愛いものには目がありません。
乙女心がくすぐられます〜

d1ede72e.jpg先日、お友達からこんなに愛らしい生き物をいただきました。
うしろにファスナーがついているポーチなんですが、汚してしまいそうで、何を入れようか悩んでおりました。
今日になって、あるアイデアが

242b0745.jpgリンデンフラワー、ラベンダー、ローズのハーブを入れて、アイピローにしたら素敵なんじゃない?
リンデンフラワーはこのまま入れるとがさがさしちゃうから、細かくして不織布の小さい袋に入れて、ラベンダーとローズはブレンドして、同じように不織布の袋に入れて、このポーチの中に。。。

オリジナル・アイピローの出来上がり
このところ、まあ、いろいろと考えることがあって寝つきがよくないのですが、今夜はぐっすり眠れそうな気がします♪

三毒追放、三毒追放、三毒追放。。。
怒っちゃいけない。
嫉んじゃいけない。
愚痴っちゃいけない。

ああ、愚痴りたい。。。

こういう気分のときには、あれを聴くしかないわ。
鐘の音が響く音楽♪
でも、ラフマニノフの「幻想的ピアノ前奏曲op.3-2」「鐘」のオーケストラ版じゃないですよ。
浅田真央さんは、グランプリ・ファイナルに出られるのかな。。。

さて、「あれ」とは何か!
次回に続く。。。

なぜか道を尋ねられることが多い。

昨日も名鉄百貨店あたり(というか、名鉄名古屋駅の前)で、上品な感じのおばあさまに「中村公園にはどう行けばいいんでしょう…」と尋ねられました。
地下鉄の駅を案内し、東山線に乗って中村公園駅で降りられるのが…とご案内したのですが、後になって、あのご婦人は名鉄電車で行きたかったのだろうか・・・とか、はたして名鉄で中村公園に行けるのだろうか…とさんざん考えました。
行けませんよね?

自慢じゃありませんが、運動音痴に加えて方向音痴のみーちゃです。
車の運転もしなければ、自転車にも乗らない、行動範囲が異常に狭く、かつ、限られている…といった理由で、本当にどこに何があるのかがわかりません。
道の名前なんて全くわからないので、時々タクシーで
「道がわからないので教えてください」
と言われることがあって、これには困ります。
一回だけ大喧嘩になったこともありますよ。
ずいぶん前のことですが、その当時は「愛知県がんセンター」に通っていました。
かなり具合の悪い時のことで、よろよろっとタクシーに乗り込んだら
「道を教えてください」
と言われ、普通ならそんな言い方はしなかったと思うのですが、相当辛かったんでしょうねぇ、思わず
「あなた、プロでしょ!!ナビがあるでしょ!わからなかったら無線で聞いて!!」
と怒鳴ってしまった。
ハズカシイ。。。

まあ、そういうわけなので、道を尋ねられると真剣に悩んでしまいます。
まわりにいっぱい人はいるし、大きなマスクをかけてすたすた歩いている、親切そうでもないし、どちらかというとあまり関わりたくないような風貌のみーちゃに、何故声をかけるのでしょう。。。

つい最近も、近鉄の駅前で外国の方に
「お〜!きょうと〜」
と声をかけられ……。
このときは、新幹線に乗れば…と言いたかったんだけど、
「新幹線って英語でなんていうんだっけ???」
状態になり、JR駅までご案内し、あわわわ……あやふやな説明。。。
しかし、ひょっとしたら近鉄で京都に行くことはできたのではないだろうか、新幹線よりずっと安くすんだのではないだろうかと後になって激しく後悔し……。
アルバイトに身が入りませんでした。。。

だから、誰にも声をかけられないように必要以上にせかせか歩いているのに、何故!!!

ああ、どうか、わたしに道を尋ねないでください。。。

さて、「新幹線」を英語では何というか。
答えは「Shinkansen」です。。。あうう。。。


オルカ・フィルハーモニー管弦楽団 第3回演奏会
BlogPaintチャイコフスキー
幻想序曲「ロミオとジュリエット」
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
【アンコール】
リスト:バラード第2番
モーツァルト:トルコ行進曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

指揮:角田鋼亮
ピアノ:田村響
10月11日(日)愛知県劇術劇場コンサートホール


オルカ・フィルハーモニー管弦楽団は、2006年に名古屋大学交響楽団のOB/OGが中心となって活動を始めたオーケストラだそうです。
ちなみに名古屋大学交響楽団が基盤となっているアマチュア・オケは5つもあるそうで、びっくりしました。。。

開場15分くらい前に行くと、そこそこの列ができていました。
開場とともに、ダッシュして…名フィル定期会員の席でいうところのセレクトプラチナ席を見事ゲット!!
この席は一度座ると病みつきになりますねぇ。。。

チャイコフスキー:幻想曲「ロミオとジュリエット」

7月の名古屋シンフォニア管弦楽団演奏会の時には、盛り上がりたいのに我慢して指揮をされている感のあった角田鋼亮さんですが、今日は、最初から我慢していない!!
かなり大胆に強弱をつけ、のびのびと演奏させているという気がいたしました。
何より、演奏者の「この曲が好きです」という気持ちが伝わってくる演奏に好感が持てました。
破綻もなく、聞かせるところは聞かせるという演奏はなかなか見事でした♪


シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 

とにかく「田村響さん、すごい!」
この言葉に尽きます。
「オルカ・シンフォニー管弦楽団演奏会」というよりも、「田村響 ピアノ・リサイタル」と言ったほうがいいでしょう。
ダイナミックでありながら、弱音部分を非常に美しく聴かせてくれる田村さん。
オーケストラとの息もぴったりで、まばたきをするのも忘れてしまうほど素晴らしい演奏でした。
そして、アンコールがまたびっくり。
再びすたすたとステージに登場して、椅子に座り、やおら弾き始めたのは、何と何とリストのバラード第2番ですよ!!
超絶技巧に加え、その、迫力があり切々と訴えてくる演奏に、口は半開きのまま。
しかし、途中から客席がざわざわし始めました。。。
だって、この曲、かな〜り長い曲なんですよ。
アンコール曲の域を超えて、まさに、リサイタル。
やんやの喝采をあびて、さらにはトルコ行進曲まで弾いてしまうという大サービスです。
田村さんは何度か聴いたことがあるのですが、聴くたびに進化している…そんな感じです。これからの活躍がますます楽しみです♪

って、こうなると、なんだかタコ先生が・・・うす〜い印象になってしまうのではないでしょうか。。。
タコ先生を待たずに、休憩時間で席を立ってしまった人もちらほらと見受けられました。

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

白状してしまいますと、タコ先生の交響曲第5番を実演で聴くのは、1999年2月18日の名フィルの第245回定期演奏会(指揮は小林研一郎先生)以来なんです。
が、その当時、かなり「鬱」がひどくて、ほとんど記憶がないのです。。。
だから、今回の演奏はとってもとっても楽しみにしていました。

で、結局は、「う〜ん。。。」と言う感じ。
一生懸命、試行錯誤しながら演奏している…という熱いメッセージは伝わってきたのですが、かなり散漫で、荒削りな演奏であったという印象は否めません。
第3楽章の後にかなりの間をとったことも「散漫感」を高めた気がします。アタッカでそのまま第4楽章に入ってしまえばよかったのに。。。
それから、やっぱりホルンって難しいんだなぁ…と思いました。
全く違う音が出ていたところがかなりあったようななかったような…。
そして、とどめは曲が終わるか終わらないかのフライング・ブラボー。。。
ホルンパートを立たせたときにも、同じ人が「ブラボー!!!」
むむむ。。。

ちょっと残念なタコ先生でしたが、それにも増して田村さんが素晴らしかったので、「…されど、すべてはよしとなり」ということで。

それに珍言亭ムジクスさまに教えていただきましたが、来シーズンの名フィル定期演奏会ではフィッシャー親方でタコ先生の5番が聴けるので、そちらを愉しみにしようかなと。


宗次ホールコンサートシリーズ
世界のカルテット∞カルテットの世界 SQ.3
アトリウム弦楽四重奏団 演奏会
チラシ 058ボロディン:
弦楽四重奏曲第2番 ニ長調
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲 第5番 変ロ長調 作品92
チャイコフスキー:
弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 作品22

【アンコール】
ショスタコーヴィチ:ポルカ、エレジー

2009年10月4日(日)15:00開演
宗次ホール


なんかね。。。朝は「ブログ書くぞ!」って元気満々なんですが、アルバイトから帰るとぐったりでパソコンの蓋(?)も開けない状態。
体が疲れているだけでなく、新型インフルエンザがアルバイト先でもちらほら出始めていて、精神的にもかなり参っています。
「罹るときは罹る」
と、居直っているものの、できることならば避けたい。。。
ああ、でも無理かなぁ。。。
と、今頃4日の演奏会の感想文を書いていることの言い訳を書いているわけです。。。


4日はとても暑くて、予定していた服が着て行けず、ああでもないこうでもないと10回ぐらい着替えた結果、結局いつもアルバイトに着て行く服になってしまいました。
おまけに家を出たのが2時半。
タクシーに飛び乗ったことはいいけれど、東急ホテル手前で通行止め……。
「なぜ〜!!!」
って、「名古屋祭り」だからだったんですが、すっかり忘れていて焦った焦った。。。

「アトリウム弦楽四重奏団」
一言で言うと、「すごい弦楽四重奏団」を知ってしまった!
この一言に尽きます。それぐらい、もう、もう、もう、感動しました。

タコ先生のSQの時に、とても不思議な感覚に見舞われました。
何というか、自分が音符のひとつになってしまったような感覚。。。
音の渦の中に投げ込まれるというような感覚は、演奏会ではしばしばなのですが、投げ込まれたあとその音の中で自分が分解されて、音の最小単位にまで小さくなってしまったような感覚です。
何と申しましょうか、一種のトランス状態みたいなもの。。。
震えました。。。

そしてアンコールにもタコ先生のポルカとエレジーが聴けて、大満足!!

しっかりとサインをいただいて幸せいっぱいの演奏会となりました。

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書き始め10月5日 書き終わり10月17日。。。ううっ。。。


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