ミシガン大学(Ross)Global MBA 2014年生の徒然日記

全米が誇るミシガン大学のグローバルMBAコース2014年生の日本人12人が、日替わりで日々を綴っていきます。それぞれの視点から綴られたGMBAでの喜怒哀楽を是非、お楽しみ下さい。

2013年12月

こんにちは、Masaです。
今回の記事が今年最後の更新となります。

こちらのブログですが、年末年始は1週間だけお休みを頂いて、
新年度は2014年1月6日(月)からスタート予定です。

新年1発目は、Kenさんがブログには書けない、、、
あんなことやこんなことを話してくれると思いますので、
乞うご期待下さい。

さて、私は現在ブエノスアイレスにて冬休みを満喫しています。
年末年始を南半球で過ごすのは初めての体験なのですが、ギラギラ照りつける太陽を目の当たりにすると、すぐに12月であることを忘れてしまいそうです。

そんなこんなで、特に細かい予定も決めずに始まった今回の旅なのですが、南米の人は陽気でたくさんの人と知り合うことが出来ました。
ベネズエラから来た石油会社の技師の方は懇切丁寧にホテルの予約を手伝ってくれましたし、電車で出会ったウルグアイ人の学校の先生とアルゼンチン人の弁護士はスペイン語を色々教えてくれました。バーで出会ったロシア人は人生にウォッカがいかに大切であるかを熱弁してくれました。
みんな私の大事なアミーゴです。

こういう日常の交流はとても楽しいのですが、自分の話す内容がGMBAに来る前から変化してきたな〜と思います。
以前ならば、ブラジルのワールドカップくらいしか共通の話題を見出せなかったのですが、今は相手の働く業界やそのビジョンが気になります。
授業で学んだケースと重なる部分があれば、その点について議論したくなります。
そういった話になると、相手も身を乗り出して考えをブチまけてくれるので、非常に白熱した場になります。
この一年、色んなことを学んだな〜、と実感できた一場面でした。

来年度も沢山のことを吸収し、様々な人と出会える一年にしていきたいです。

こんにちは。今年も残すところあと数日になりました。

日本も年末休暇になって、帰省、出国ラッシュ。私はこの休みでニューヨーク家族旅行に行きました。年明けはフロリダにとこの休暇を満喫中です。

さて今回は車に関することについて。まず、ミシガンでは車検制度がありません。しかし、ナンバープレートの更新があって、そこで定期的に自動車登録料を支払うことになります。またナンバーは各自でアルファベット等を選べます(有料)し、ミシガン大学マーク入りのナンバーにすることも出来ます(勿論有料(笑)。ミシガン州自動車免許取得については、日本免許保有者であれば、練習期間を免除(通常は30日間必要)されますので、渡米するときは日本の免許も持ってくるべきです。国際免許で運転は可能ですが、残念ながらトラックレンタル(U-haul等)だけは規定外なので国際免許では借りられませんので注意が必要です。

アメリカでは自賠責保険制度はありませんので、各自が任意保険に加入することになります。GMBA生は30歳前後が平均ですが、一般的な補償内容で月100ドル前後と思います。年齢が若いと当然高いです。韓国人の何人かは高級車、新車を購入していたので、それに応じて車両保険分が高くなっていました。あと、過去の運転履歴によって高額になる場合もあるようです。基本的には自動車保険には免責金額が設定されて、金額を抑えていますが、Uninsured Motorist(対無保険者傷害補償)に加入することで、相手側が保険未加入の場合の補償が受けられます。さらに駐車場等での当て逃げについても補償され、免責金額もありません。これには誰も乗車していなかった(運転中でない)ことを証明する必要があります。しかし警察はけが人がいない場合はポリスレポートを書いてくれない場合が多いので、ショッピングモール等での当て逃げ被害の場合は、モールの保安事務所に事故報告を行い、第三者の証言(実際、目撃者はいないとしても、第三者から保険会社に報告してもらうことが重要)があれば、保険会社は当て逃げ事故と判断し、全額補償してもらえます。※もし当て逃げと判断されない場合は、Collision Damage(自損事故)として免責金額が適用されてしまい、出費がでます。

最後に日本の免許がない人ですが、アメリカで取得(トータルで100ドルほど掛かります)した上で、日本で免許書き換えを行うと、日本の自動車学校での高額講習費用が掛かりません。それでも書き換えには各都道府県の運転免許センターでの実技試験受験が必要です。友人の経験によると1回で受かるのは難しいので、数回受験することになるそうです。それでも受験費用の数万円で済みますので、日本で免許を持ってない人は取得することをお勧めします。
 
PS.毎年1月にデトロイトモーターショーがあります。車好きに関わらず、最大規模のモーターショーをこの地で堪能出来ますので、ぜひミシガンに!!

Keijiです
2013年が終わろうとしています。
今年は変化の年でした。そして本当に考える年でした。

今年最後の締めくくりとして、少し振り返りたいと思います。

大学生の頃は恩師から、身の丈が分かっていないと
アドバイスを受けました。
その時は意味がわかっていなかったものの、
自分ができないような目標を常に立て、
無謀と言えるような計画を見た恩師は、
それを事前に察知していたのでしょう。

大学院に行ってからも、
周りにいる優秀な同級生や先輩についていけず、
精神的にもかなり追い詰められていたのを覚えています。
英語も含め劣等感の塊からスタートした学生生活でした。
とにかくなんとかついていきたいと思い、
常にもがきながら過ごしました。

就職してからも自分にない才能を光らせる
同期たちに驚きました。危機感を持ち、
大きな組織の中であくせく働く自分の小ささに
葛藤を覚えながら、目の前のことを必死に取り組んでいました。
営業時代の上長から、「目の前のことに集中しすぎる傾向がある」
と指摘されたことがあります。
目標を達成することに集中しすぎ、
周りが見えなくなっていたのだと思います。

いろいろなところで出会い、
アドバイスをもらうことで
少しづつ少しづつ成長してきました。

そして現在。

半分以上のカリキュラムを終え、
MBAは、ただ資格として持っているだけでは、
個々の授業のTake Awayを最大化するだけでは、
なかなか価値や意味を最大化できないと感じています。

確かに、特にアメリカではMBA卒業後の平均年収は非常に高く、
それを求めている人も多くいます。
個人個人の価値観があるのでそれは否定できません。

しかし私が大事にしたいのは、
授業で学んだことや今まで経験したことをもとに、
出会った貴重な友人たちと、
自分がこの社会にどんな価値を残せるか、
私たちがこの社会に存在する意義を
どうやったら最大化出来るのか、ということです。

小さなことでも、大きなことでもいい。
私が携わる事業やプロジェクトが、
利益を出すだけではなく、社会や関わる人たちを
どのように変えて行くことができるのか。
どれだけ共感を呼び、周りの人たちを巻き込みながら、
意味のある価値を作ることができるのか。

窮地に立ったとき実際に
どのような信念を持って判断した戦略を
実行して行くのか、MBAでは教えてはくれません。
一部を除いて学校の教授は、
重要な決断をするビジネスの最先端にはいないからです。

培った自分の価値観を信じながら、
MBAで学んだことやネットワークをベースに、
リアルなビジネスの中で身を持って
実行していくことが、MBAを卒業する学生に
与えられた宿題であり、MBAを取得する価値だと思います。 

私は、個人の利益や組織のBureaucracyに沿った
判断・実行ではなく、自分の信じる
この価値観をもとに見極めていこうと思います。

2014年も少しづつ少しづつ成長していきたいと思います。
周りの方々にいろんな影響をもらったことに感謝をしながら。

皆様良いお年を。

Keiji


私のほぼカウントダウンも200日を切り、

卒業を具体的に意識する数字になりました。

 

日本に一時帰国中の Nao です。

 

昨年の今頃は、未だGMATの勉強をしていたことを考えると、

驚く程のスピード感です。GMBAの大きなメリットですね。

 

事実、この一年は長かった~、と思える程、

本当に色々なことがあった一年でしたが、

久しぶりに会社の友人と話しても、自分であまりブランクを

感じない程度の期間です。。

 

今は、友人・家族に会ったり、家事、人間ドック等で、

慌しいながらもリラックスした時間を過ごしております。

 

年末年始は温泉にでも漬かり、ゆっくり充電して、、、

 

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来たる2014
年も充実した年にしたいと思います。

Nao でした。Go Blue!!
卒業まで、ほぼ191!! 

今年最後のブログとなりました、Mitsuです。


秋学期の後半(Fall B)は、

グループでのプレゼンテーション、レポート作成と、

グループワークの多い学期でしたが、

どのクラスにおいてもメンバーに恵まれ、大変有意義な学期となりました。


今日はグループワークで出会った、印象深い3人のクラスメートを振り返ります。


まず1人目は、中国人女性のMさん。

彼女とは、Management & Organization(経営・組織論)に属する、

“Creating High-Performance Teams”という授業で一緒にグループを組みました。

同じミシガン大学家族寮(Northwood)に住むという縁もあり、

彼女とは色々な話をしました。

世界的な経営コンサルティングファームに務める彼女は、

とにかく超優秀。

決して、リーダーとしてぐいぐい引っ張っていくタイプでもなさそうだったのですが、

彼女の発言は常にポイントを押さえていて、痛快であり、感心させられました。

驚いたことに、彼女には夏に生まれた生後4ヵ月の赤ちゃんがいるのにも関わらず、

他の科目も含めて普通に履修し、課題に励んでいました。

おまけに彼女は、大規模な学生クラブの幹部まで務めていて、

そちらでも活躍しているそうです。

赤ちゃんの世話で毎日睡眠不足だと思うのですが・・・


2人目は、Business in Asiaのグループワークで一緒だった、

メキシコ人女性のKさん。

彼女は、フルタイムMBAに入学する以前から

アジアで仕事をし、生活をしたい!との強い意思があり、

2012年秋に入学するやいなや、

有名な2人のアジア系教授に直接相談しに行ったとのことです。

彼女の熱意もあり、Business in AsiaL教授から

米系大手金融機関に務めるミシガンMBAの卒業生(Cさん)を紹介してもらい・・・

最終的には、ソウル支店の特別なポジションの内定を獲得、来年夏から働くとのこと。

そのポジションは、ミシガン大学全体からでも毎年1名だけという、非常に狭き門です。

ちなみに、上記Cさん(ブラジル人女性。ソウル支店の後、上海支店で活躍中。)は、

ゲストスピーカーとして一度授業で講演されました。

明るく素敵な女性で、どこの国・地域のどんな文化の中でもやっていけそうな方でした。

同様に明るく陽気なKさんは、Cさん以上に活躍してくれることと思います。


最後は、インド人男性のUさん。

実は一度も話したことがありません。

先の授業“Creating High-Performance Teams”の課題で、

自分のグループは、ロス・ビジネススクールのロックバンドにつきレポートを纏め、

プレゼンをすることになりました。

Uさんはロックバンドの主力メンバーの一人。

ライブを2週間前に控えたリハーサル見学時から強烈でした。

異様な風貌とテンションのメンバーがいたことから、

こっそり他メンバーに国籍を尋ねたところ、

「インド人」。

何気なく、学年を尋ねたところ、

「秋学期(9~12月)だけの、他ビジネススクールからの交換留学生」。

彼がバンド全体に自然と溶け込んでいて、それでいて一人弾けているので驚きました。

また、明らかなメインボーカルの横で、彼も全曲全フレーズ熱唱していることから、

このバンドは、2人以上ボーカルがいるのかと尋ねたところ、

「彼は単なるコーラス」。


ハイライトは、マイケル・ジャクソンのビリージーン。

彼はマイケル・ジャクソンになりきり、歌い、踊りまくっていました。

そして・・・ライブ当日も、キレの良いダンスを披露してくれました。

まるでこのロックバンドの為だけにロス・ビジネススクールに交換留学に来ている、

そんな勢いを持っているUさんでした。


この3人は、全然違うタイプですが、

エネルギーに溢れ、積極的で行動力のあるクラスメートです。


特にインド人Uさんのビリージーンは、脳裏に焼き付いて、忘れることはないでしょう。

彼の雄姿を励みにしながら、

2014年も勉強と課外活動に全力を尽くす一年にしたいと思います。

ファイナルが終わった翌日から、
家族旅行へと旅立ったkazuです。

メキシコのカンクンに5泊して、
フロリダのディズニーに5泊という
今までで一番長期の家族旅行です。

今年最後のブログは、
家族が寝静まったカンクンの夜
荒々しいカリブ海の波の音を
バルコニーで静かに聞きながら、書いてます。


今年最後の授業は、ネゴシエーションでした。

交渉において、
「契約重視のアメリカ」と「関係重視のアジア」
とよく言われます。

授業でそのように習っている最中、
まさに私はあるアメリカ人との交渉に
頭を悩ませてました。

派遣元の会社からの依頼で、
あるアメリカ人とパートナー契約の
交渉を進めていたのです。

彼を信頼して、すべて進めていた中で、
最後の契約書を交わす段階で、
いきなり、嫌らしい交渉をしてきたのです。

その対応の仕方と交渉の仕方が
あまり気持ちのいいものではなくて、
正直、かなり嫌な気持ちになりました。

簡単に言ってしまうと、
今まで話してきたことを覆すというものでした。

確かに、話してきた内容は
契約書での双方合意がない限り、
法律的には効力がないかも知れません。

でも、だからといって、
言った事を守らなかったり、
しらばっくれたりするのは、
築いてきた人間関係にひびが入ると思います。

というより、交渉云々の前に、
「言ったことをやむなくする」というのは
人として良くないと思います。

それがどれだけ偉い立場の人であろうと。


この交渉がアメリカ人のスタンダードだとすれば、
とてもいい経験を出来たのかも知れません。

が、それでも僕は、「交渉は交渉だから・・・」
と割り切るのは、違うと思うんです。


「あ~、日本は関係重視だからね・・・。」と
外国人に分かったように言われたら、
「というか、それ以外になんかあるのかい?」
とガツンと切り返そうと思います。

だって、人間関係がすべてのベースだし、
そもそも「契約重視か?関係重視か?」と
それらをコントラストにするのも違和感があります。

多種多様な移民を受け入れてきたアメリカが
「契約書」という共通のテンプレートによって、
約束を担保してきたというのは、分かります。

でも契約書があろうがなかろうが、
約束は大事にするというのは、
大人だろうが子供だろうが、
どこの国の人でも、すべての人にとって、
普遍的に大切なことだと思います。

人との約束を破って、
自分だけいい思いをして、
利己に走った瞬間に、
人は離れていくと思います。


私も、出来るだけ「人との約束を果たす」
という価値観を大切にしてきました。


今まで多くの人と、色んな約束を交わしてきました。


なんとか義理を果たせた約束。
まだまだ果たせそうにない約束。

様々ある中で、一つの約束を思い出します・・・。


目を瞑って、海の音を聞きながら、
久々に今日はその人のことを
思い出そうと思います。


その人は、タフネゴシエーターでした。
和歌山県の某住宅会社の社長。

私のクライアントからの紹介でお会いしたので、
面談する前までは、そんなハードな交渉が
待っていると思いませんでした。

当時、私は前職の会社で、
住宅業界向けのコンサル部門の部長をしていました。

会社の状況はとても厳しく、
毎月の数字をつくるために、全国を奔走していました。


その社長は、私の会社の決算資料を
すべて打ち出して、面談テーブルの上に
並べて、待っていました・・・。

「会社、相当、厳しいらしいね・・・。」

そこから始まった面談は、
なかなか骨が折れるものでした。

「成果が出なかったらどうするんですか?」
「うちがお金を払って、会社が倒れたらどうするんですか?」

前職の商社で慣らした社長の交渉力は、
留まることを知らなかった・・・。

僕は、社長の目をしっかりと見て、
ただ約束をするのでした。

「成果は何としても出します。」
「会社に何かあったとしても、最後まで私が責任を取ります。」


それくらいの約束が出来るくらいは、
僕もとっくに覚悟が出来ていたので、
そのように約束をして、社長は納得をして、
契約書を書いて、コンサルフィーをお支払いして頂きました。


お互いに頑固なところもあり、
何より互いに真剣だったので、
その後も、お互い何度かぶつかったり、
けんかっぽいこともありましたが、

お蔭様で、長いお付き合いとなり、
社長の本気によって、
その会社は、劇的に成長し、
3年間で3倍ほどの売上成長をしました。

私も約束を果たし、
社長も私が期待したことを
すべて果たされました。


厳しいとき、前職の会社を支えてくれた
貴重なクライアントの1社です。


私が留学することを決めた際に、
過去および当時のクライアントに
順番に報告をして回りました。


その和歌山の社長にも、
もちろん連絡しました。

いつものように、引き継ぎに関してとか、
小言の一つでも言われるかと思いきや、

「今回留学をすることに決めました。
 暫しの間ですが、少し日本を離れます。」

と伝えると、

「それはよかった。貴方は、日本を出ていった方がいい。
 日本を羽ばたいて、世界の優秀な人達とどんどん戦っていって下さい。
 日本の未来のために。」

そのように言ってくれました。

「そのつもりです。有り難うございました。
 次回会う時に、成長した姿を楽しみにしていて下さい。」

そう答えました。


とても悲しいことに、
それが最後の会話となりました。


社長は40代にして、
ある日突然、病魔に襲われて、
そのまま亡くなられました。

昨年のことでした。


成長する姿をお見せすることは出来ないけれど、
社長と交わした約束は守ろう。

「世界で活躍して、日本の未来に貢献する。」

また一つ、大切な約束が増えたのでした。


波の音を聞きながら、
あらためて、その約束への思いを新たにするのでした。
Kazuでした。

Fall termが終わり、家族と共にメキシコのカンクンにバカンスしにきています。

寒いミシガンから一転、常夏のビーチに来て太陽のありがたみを再確認しています。アメリカから来ている他のお客さんも、シアトル、オハイオ、トロント(カナダだけど)とアメリカの北部から来ている人が多いです。Mの帽子をかぶった人もいて親近感湧きました。

ホテルも広大な敷地に巨大なプールが複数あり、まさにリゾートといったところです。2月からほぼノンストップで勉強してきたので、やっとゆっくりして家族孝行が出来ます。

 

ただ、クリスマス気分を味わいたい方には常夏のカンクンは向きません。ラジオから流れる曲がクリスマスソングなくらいで、それもラテン調に陽気にアレンジされていて雰囲気が違います。

White Christmas とかありえませんし、ましてやジングルベルが鳴り響いたりもしません。代替するなら白い砂と太鼓でしょうが、なんか違いますよね。キリスト教が92.4%占める国の割には宗教色が薄い気がしました。やはりタコスとコロナビールで一日中リラックスするのが向いています。ですが今回は健康上の理由もあり減酒しているため、ビールも控えていますが。。。

 

年明けから早々にWinter termが始まり、その後は卒業までまたノンストップ勉強生活になるので、それまでゆっくり家族と過ごしたいと思います。

体重計が無いので、体重アップは年明けにします。


年の暮れも押し迫った12月末。皆さんは如何お過ごしでしょうか。

他のクラスメートも書いているように、僕たちはFallタームが終わり、Winter Breakに突入しました。

僕はカリブ海のセントルシアという島国の友人宅で2週間ほどウルルン滞在する予定です。詳細は次回のブログで書くかもしれません。

 

さて、今日はFall Bで取ったAccounting(Financial Accounting Reporting)の授業について書きたいと思います。

 

経理・財務畑以外の皆さんの中には財務会計に苦手意識を持たれている方も多いのではないでしょうか。入社以来営業一筋でやってきた僕もご多分に漏れず財務会計が大の苦手でした。

MBA中にこの苦手意識を何とかしようとしていたのですが、コアクラスが終わっても中々苦手意識が消えず、このままではまずいと思いながら上記のクラスを受講したのですが、このクラスのおかげで漸く会計に対する苦手意識が消えました。

 

このクラスは何といっても教授(Ryan Ball)が素晴らしく、クラスの内容(講義+演習+解説をひたすら繰り返す)、ハンドアウト(初心者にも分かりやすい)、授業の進め方(時折ジョークを織り交ぜながら非常にわかりやすい説明をしてくれる)もプロフェッショナルそのものでした。そして何より教えることに対する熱意が伝わってきました。間違いなくRossで今まで受けた授業の中でもTop 3 に入る授業です。

 

そして(この授業を受けるまでは考えてもいなかったのですが)Winter タームでもAccountingの授業を取ってみようと思っています。

 
何を隠そう僕は高校生の時本当に数学が苦手(社外模試でも偏差値40前半)で、学校のテストでも3点とか取っちゃった時(平均点は30点くらいのテスト)には、本当にじんましんが出るくらい数学嫌いになりました。

然しながら、たまたま通い出した塾で出会った先生の教え方が素晴らしく、それがきっかけで数学が好きになり、最終的にはセンターや二次試験で足を引っ張る科目ではなくなりました。

 

少し話がそれましたが、ここで言いたいのは、やはり物事を習得する過程において、指導者というのはものすごく大切なのではないかということです。

 

僕が高校の時にあの先生に出会わなければ大学も就職先も全く違う結果になっていたかもしれないし、こうしてMBAに来ることもなかったかもしれないし、Ryan Ballの授業を受けなければ会計に対する苦手な意識は消えないままだったかもしれません。まあ、会計に対する苦手意識があるから何なの?と言われればそれまでなのですが、やっぱり何事も出来ないよりも出来たほうがいいと思うし、特に経営に携わる上で会計はとても重要なのではないかと思うのです。

 

Ryan Ballをはじめ、Rossには優秀で熱意のある指導者がたくさんいます。

皆さんもRossの授業を受けて苦手な科目を克服するきっかけにしてみませんか。


今週金曜日までのStrategyのレポートが終わればFall Bのすべてのアサイメントが完了し、ようやく約3週間の冬休みに入ります。

Fall Term
を振り返ってみると、この約4ヶ月間は本当に色々な意味で苦しかったといえます。しかし、ここに来てようやくアメリカ人達等の気質のようなものを(ほんの少しは)理解が出来るようになってきたのではないかと感じています。

実は、私のこれまでのキャリアの中では、北米系の会社の子会社での職務経験が約7割を占めます。会社では、米国本社等へのレポート、本社等の偉い方々やスタッフ等との電話会議並びにメールのやり取り、本社等から派遣されたエクスパット(達)へのレポート等といった(日本人以外の方々との)様々なコミュニケーションが必要でしたが、実際、彼らの中には、理解に苦しむような行動をする人や納得のいかないような言動をする人もいました。(しかし、当時は、どのような背景でその人達はそのような行動をとったのか等を深く考えることもなく過ごしてきました。)

9
月からのElectiveの授業ではアメリカ人等とグループワークをする機会もでてきましたが、その中でも東京で働いていたときと似たような状況に接する場面がありました。しかし、エクスパット等との(Hierarchyの中での)コミュニケーションとは異なり、学生同士というフラットな立場でアメリカ人等と接してきたことで、これまで見えてこなかった彼(女)らの持つ価値観なり本性のようなものが(徐々にではありますが)わかり始めた気がしています。不思議なことに、『あの時の○○さん(エクスパット)はこういう心情で、あのときあのようなことをしたのではないか』といったことを、すこし客観的な視点で振り返ることが出来ている自分がいます。

また(特にElectiveの授業以降に)肌で感じたことは、修士号や博士号というものに対する国別の考え方(ないしは評価)の違いです。(「百聞は一見にしかず」の諺ではありませんが、いくらネットや本等で事前に知っていたつもりでも、実際に現地で感じるものとは大きく異なるものです。)MBAについて言えば、【日本における「MBAの価値」や(たいていの)日本人MBA生がいだく「WHY MBA?」】と、【他の国(特にアメリカ)における「MBAの価値」や他の国出身の学生がいだく「WHY MBA?」】とは、文化的ないしは社会的な側面で大きな違いがあることを(肌で)実感しました。

はじめの頃はこういったことが(本当の意味で)良くわかっていなかったこともあり、当初思い描いていたものとの大きな隔たりに対し非常に大きなストレスを感じていました。しかし、今では、クラスメート達の行動等には(彼(女)らの中で)一定の合理性があるものと、妙に納得できるようになりました。

とりとめもないことをだらだらと書いてしましましたが、私がアップする今年最後の記事はこの辺で終えようと思います。

暮も押し迫って参りました。どうぞよいお年をお迎えください。

雑貨屋・おもちゃ屋

 

クリスマスパーティー用のプレゼントを買うため

ダウンタウンを散策してみると、

小さな本屋、雑貨屋、おもちゃ屋が

サウス・メインストリート沿いにたくさん並んでおり、

改めて面白い街だと実感しています。

 

この街は、全米でベスト・ウォーキングシティ3位に選ばれたこともあり、

勉強の合間の散歩に適した魅力的な街です。

2008 "Best Walking Cities," Ann Arbor #3, Prevention Magazine

 

特に、この時期はクリスマスの飾り付けがされ、

どの店もとても個性的な雰囲気を醸し出しています。

 

今回紹介するのは、おもちゃ屋です。
 

Vault of Midnight

アメリカのアニメを中心に多くのおもちゃが置いてあります。

http://www.vaultofmidnight.com/store/

 

ROBOT

その名の通り、色んなロボットが置いてあります。

https://826michigan-robot-catalog.goodsie.com/

 

アナーバーにお越しの際は、是非街歩きをしてみてください。

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