kazuとkeijiが、Global Citizenshipについて語っていたので、私もその流れに乗りたいと思う。




私は、GMBAのエッセーでも書いたのだが、
将来的には自分のビジネスを、ある地点で分岐させて、
ある一方では既存のビジネスで安定収入を得つつ(現実的??)
もう一方では世界の貧困層を対象にしたビジネスをすることを目標としている。



「貧困層のビジネス???」と、批判を浴びられそうだが、
これは「BOPビジネス」(英語では Base of the Pyramidの略)といい、
列記としたビジネス体系の一つである。
「kotobank.jp」によると、BOPビジネスの定義は以下の通り。


  世界の所得別人口構成の中で、最も収入が低い所得層を指す言葉で、約40億人がここに該当すると言われる。BOPビジネスは、市場規模が約5兆ドルにも上ると言われるこの層をターゲットとしたビジネスのこと。直接的な利益の獲得を目的としないCSR活動の発展形とも言えるもので、企業の利益を追求しつつ、低所得者層の生活水準の向上に貢献できるWin-Winのビジネスモデルが求められる。低所得層にも購入可能な商品を販売して健康を増進したり、新たな雇用を生み出したりなど、すでに世界のさまざまな企業がBOPビジネスに参入している



いま特に日本市場は極めて激しい競争にさらされている中で、
BOPが注目されている理由を少しでも感じて頂けただろうか?



そして、BOPビジネスを体現するイチ形態として、
社会企業(英語では、social entreprenuership)というものがある。
実はこのキャリアパス、
ここ最近のMBA卒業生にとって極めて人気な進路なのである。



ちなみにWikipediaによると、「社会企業」の定義は以下の通り。


  社会変革(英: Social change)の担い手(チェンジメーカー)として、社会の課題を、事業により解決することを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を採るものを指す。



私は「社会企業」の実情を初めて知った時の感動は、
今でもはっきり覚えている。








いまを遡ること、10数年前・・・
私は よく途上国を一人でブラブラしていたのだが、
その旅を通じて、常に心に引っ掛かるものを感じていた。


それは、街を歩けば、集まってくる
身寄りのない子供たち、
そして、手足等を亡くした大人たちであった。


それ以来、どうにかして このような社会を少しでも変えられるような活動がしたい
という思いで、いろいろなボランティア活動をしてきたのだが、
そこで直面したのが、活動団体が抱える様々な問題であった。


その中のひとつが「活動資金」である。
要するに、継続した資金源がないため、非営利団体が活動を続けていくことさえも難しいのである。


この先行きが見えない環境の中で、
私にとって光り輝いて見えたのが「社会企業家」達であった。










社会企業家というと、まず知っておかなければならないのは、
 ①グラミン銀行
だろう。

そして日本では、
 ②Table for two
などが有名ドコロ。

あと私が個人的に注目しているのが、
 ③Acumen Fund
 ④Kiva
である。


全部、書いているとキリがないので、
今日は①④を軽く紹介するに留めておく。



まず、この①グラミン銀行は、
マイクロクレジットという仕組みをつくったことで有名である。


Wikipediaによると、マイクロクレジットは以下の通り。

  マイクロクレジット(Microcredit)は失業者や十分な資金のない起業家、または貧困状態にあり融資可能でない(商業銀行からの融資を受けられない)人々を対象とする非常に小額の融資(ローン、クレジット)である。これらの人々は担保となるものや安定的な雇用、検証可能な信用情報を持たず、通常のクレジットを利用するための最低条件にさえ達しない。マイクロクレジットは、少額保険、少額送金など少額ファイナンスサービスの一環であるため、貧しい人々への金融サービスを意味するマイクロファイナンスの一部分である。



そして④Kivaのビジネスモデルは、これまたWikipediaによると以下の通り。


   1.まず最初に、勤労意欲が高く、資金があれば商売を拡大できるプランをもっている発展途上国の個人事業家を見つけることが必要になる。これは発展途上国の現地法人(Micro Finance institutions:MFI)が担当する。MFIは個人事業家から話を聞いて、それを英語に翻訳し、Kivaにレポートする。この際、資金の返済計画も立案されている。

   2.Kivaでは現地のレポートを吟味し、Webサイトに掲載する。

   3.世界中の貸し手はWebサイトを閲覧して、自分が共感する借り手がいた場合に、小口融資を行う。

   4.Kivaは集まった小額融資をとりまとめてMFIに送金し、個人事業家に届けてもらうように委託する。 (実際に届けられたことを証明するため、個人事業家のサインをもらうことになっている)

   5.個人事業家は資金を元に家業を拡大する。

   6.MFIは毎月、個人事業家のもとに赴き、資金を回収し、それをKivaに送金する。

   7.Kivaでは送金された資金をそれぞれの貸し手に振り分ける。

   8.貸し手は返金された資金を別の融資にまわすか、Kivaへ寄付するか、銀行口座から引き出すかを選ぶ。




これを成立させるためには、
しっかりと収益性を見越し、継続した事業を実現させるための
ビジネススキルが必要不可欠なのである。



私個人としては、
キャリアを通じて貧困という社会問題に
ポジティブな影響を与えることが後の人生の目標である。




以上です、Go Blue!!