2008年10月05日

錫杖・左方カンテ 2008.10.03N〜04

メンバー:nto(L), miki, fktn, kbo, take(記)

前夜発 槍見温泉駐車場5:00出発=取り付き8:00=終了11:30(7ピッチ終了点まで)=駐車場16:00

 

左方カンテ 今回の計画は天候などで3回ほど流れ、ようやく好天のもと実施することが出来た。前夜、nさんの奈落の底に落ちるような奇妙な叫びの寝言の後、思いっ切り寝不足のまま4時起床、ヘッドランプで取り付きに向かう。天気は快晴、秋の快適なクライミングが予想できた。

ザイルパーティーは、miki/fktn/kboと、nto/takeで組む。前に1パーティー先行していたのだが、既にかなり上に進んでいたようで見えなかった。非常に乾いてフリクションの効いた岩場で、少し前に古いボルト等整理したということで、真新しいペツルが要所で打たれており、ゲレンデのようである。特に問題もなく、トポの各ピッチグレードより甘めに感じながら7ピッチ目を迎える。このピッチは出だしチムニー、次いでカンテ沿いに高度感のあるフェースを登る。ザックを置いて、チムニーの出だしは少々登りにくいが空身でフリーで行く。チムニー上部から残置支点が急に乏しくなりカムを使用、ここのピッチはカム必携である。上部のフェースも問題なく行けるが、結構残置支点も乏しく、少々ビビる。ただこのピッチが一番楽しかった。

 6ピッチ目から「注文の多い料理店」を懸垂下降する。左方カンテの先行パーティーや、後続パーティーとも一緒になり、併せて「注文の・・」を登るパーティーもいて、下降は複雑になってしまった。2ピッチで下降できるが、先行して下降した人たちは、結構注意しながら時間がかかっていた。下降支点はテープで延ばしているものの、出だしは少々かぶり気味で、ザイル連結部が木の根にかかっていた。下降後はザイルを引いて流れを確認すると言っていたが、下降のコールは聞こえたものの、ザイルは引かれない。何となく嫌な気もしたが、連結部を出来るだけずらし、懸垂する。下降しながら、「注文の・・」をよく観察する。難しそうな箇所は限られているものの、上部はワイドなクラックが続く。3〜5番が4,5個は欲しい。前半は特に難しくなさそうに見える。カムが揃えば是非トライしたい。など考えながら気持ち良く懸垂していると、下から「そこまで」と言う声が聞こえる。見ると、2回目の下降点を5m程過ぎ、そこにザイルがかかっているものの、人はいない。「注文の・・」を登ろうとするパーティーのため、早めに下降してしまったようだ。登り返すのも大変だったので、仮固定して2本目のザイルに移り1本目を引くが、連結部が引っかかって下りない。仕方がないので、下からアセンダー・アブミをロープで上げてもらい、登り直そうとするが、ほぼ50m一杯出ていたので、ザイルの伸びがとても大きく、登れる気がしない。多分システムもいけないのだと思う。しっかり身につけておく必要があったと悔やむ。またこの「注文の・・」を登ろうにも、前述のようにギヤが足りない。ジタバタしているうちに、幸いにも「注文の・・」を登ったパーティーが下降してきたため、ザイルを流してもらい事なきを得た。

 帰路は行きと同じ道を辿る。行きにNtoさんが足をくじいたようで、痛そうにゆっくり歩いて帰り、夕方前に槍見温泉に到着した。Kboさんのすばらしく献身的な運転が保証されていたので、平湯温泉で汗を流して、焼き肉、ビール、皆気持ち良く帰ることができた。Kboさん、ありがとうございました。

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