2008年11月05日

小川山 2008.10.31N〜11.2

Mem:Mmt(L),Tok,Nto,Take,Kbo,Miki,Nkmr(7名)
10/31(金)晴れ:名古屋19:00=土岐20:00=22:30甲斐小泉 (泊)
11/  1(土)晴れ:甲斐小泉7:30=8:40廻り目平キャンプ場−10:00そらまめスラブ −12:30セレクション16:30−17:15テン場・夕食(幕営)
11/  2(日)晴れ:テン場8:00−8:25親指岩・小指岩13:40−14:00テン場14:30=16:00SPA小淵沢(入浴・夕食)17:30=20:30名古屋
セレクション

 計画は「明星山」だったが、北陸地方天候不順のため、直前になって奥秩父「小川山」に変更。
 11月に入ると、廻り目平キャンプ場は既にピークを過ぎているのか、3連休初日なのに閑散としていた。それにしても今日は絶好のクライミング日和。山肌を覆うカラマツの紅葉と白樺の白い樹肌が青空に映えて目に眩しい。早速、テント3張りを張ってBCを設営し、身支度を整えた。

セレクション4P目 午前中は、まずウォーミングアップにと「そらまめスラブ」で練習。「やわらかソラマメ」(5.8)、「ソラマメ」(5.9+)、その他無名ルート1本(5.9?)に挑み、小川山スラブの感触と手強さを体感。スラブ壁、寝ているように見えても、取り付くと結構立っていて、次の一歩がなかなか踏み出せない。ここで体慣らしをし、軽く昼食を食べた後は、本日のメイン、屋根岩2峰「セレクション」(6P、5.8、標高差100m)のアタック。
 Mmt−Nkmr、Take−Kbo−Tok、NtoーMikiの3パーティに分かれて取り付く。超人気ルートにも関わらず、我々7人の貸し切り。後ろから煽られることも待たされることもなく、自分たちのペースで登ることができた。
・1P目(クラック5.8) 一見簡単そうだが、左上したクラックは体が振れて登りにくい。カム2個を噛ませ、乗り越える。
・2P目(スラブ5.8) 30mほどのダイヤモンドスラブを、ひたすらスメアリングで立木目指して進む。最初の方は斜度がきつくてびびるが、花崗岩のスラブはフリクションがよく効く。やや、ピンが遠い。
フォトアルバム



・3P目(トラバース〜チムニー 卦蕁法/疹紊坊劼る垂直フェース「蜘蛛の糸」を仰ぎ見ながら右へ慎重にトラバースしてチムニーに入る。南陵のテラスに出ると、やっと一服できる。眼下には、午後の柔らかな日差しを浴び黄金色に染まったカラマツ林が全山を埋め尽くし、遠く金峰山の方まで黄金の山並みが広がっていた。
・4P目(クラック〜チムニー〜フェース5.7) 出だしのクラックが核心。ここをA0有りで越えると、あとは快適なガバのチムニー、そしてスラブ。この終了点からは、卦薀好薀屬鯏个辰督詐紊愴瓦韻訥松絅襦璽藩り。
・5P目(トラバース) 4P目終了点からルンゼを数m下降して、ルーフ下をトラバース。露出感、高度感満点。
・6P目(クラック5.7) クラックに突っ込んだ手の甲、指の第2関節を擦りむく者多数。ここを越えると、屋根岩2峰頂上に飛び出す。

 下山は、さび付いたワイヤーのラインに沿ってザレ場をクライムダウン。落石に注意しながら下りるとすぐに下山路とぶつかった。4時間近くかけて登ったのに、セレクション取り付きまで僅か15分くらいの下り。デポした荷物を背負い、薄暗くなった道を足取り軽く、薪を拾い集めながらテン場まで戻った。夕食はLが準備してくれたキリタンポ鍋。2回戦は鴨の肉も入り、温かい鍋にしみじみ幸せを感じながら舌鼓を打った。満天の星空の下、満腹になったお腹と心地よい疲労感からみんな早々とシュラフに潜り込んだ。

 明くる11月2日。天気はいいが、昨日より風が強く寒い一日になりそうだ。昨晩の冷え込みはかなりきつかったようで、いたるところに霜柱が立っている。
 雑炊を食べながら、本日のルート決め。昨晩第一候補にあげていたリバーサイド、ここは日陰で寒いからと日当たりのいい親指岩に変更、決定。この親指岩には、日本で一番有名と言われるクラック「小川山レイバック」がある。さすがに人気ルートだ、2番手だった我々のあとからも続々とやって来て、満員だと知って他に転戦するパーティが相次いだ。ここと、隣の小指岩にTRを張り、昼過ぎまでクライミングを楽しんだ。
・親指岩「小川山レイバック」(5.9+、NP)
 クラックを、レイバック、ハンドジャム、フットジャム、ステミング等の技を駆使して登る。真ん中過ぎに小テラスがあって、休める。離陸が核心かも。
小指岩・小指岩「五月の雪」(5.10c)
 見た目はとても簡単そうだが、離陸からして難しいスラブ。ルート図を見ると10C、なるほどとみんな納得。

 この小川山、ルートグレードは全体的に辛めなのか?これで5.7?、卦蕁と首をかしげたくなるルートも多い。しかし、駐車場からゲレンデまでのアプローチは短く、キャンプ場も快適。そして、何よりも豊富なゲレンデが魅力。力不足で、跳ね返されるルートばかりかもしれないが、少しでもスキルアップして、小川山のいろんなエリアに行ってみたいと思った。下山後は、スパティオ小淵沢に立ち寄り、入浴・食事をして帰った。満足の大きい2日間だった。  (記:Miki)

 



roterplatz at 20:31│Comments(0)clip!クライミング 

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