2013年03月20日

2013.02.16~17空木岳(池山尾根)

mem:asa. ozk. mickey(記)

予想以上にハードな山行になり記録を取る余裕がなかったために時間経過はおおよそのものです。

3月16日:0600土岐集合〜0755古城林道ゲート前〜0900夏道登山道入り口〜1155マセナギ〜1620テント設営
3月17日:0605テン場スタート〜0740駒峰ヒュッテ〜0758空木岳山頂〜0950テン場1020〜マセナギ〜林道ゲート1640

冬山を名残惜しみ空木岳へ
初日の予定は駒峰ヒュッテまで。
呑気な私は午後2時半には着くよね〜なんて今思うと考え違いも甚だしいことを口走っていた。
16日
ozkさんのお知り合いが先行しており、トレースはバッチリ。
asaさん、池山尾根は初めてのozkさんはいつものように足取りも軽く雪の感触を楽しんでいるが、約一ヶ月ぶりの山行に足は萎えているし凍傷になった指を気にしながらの私は段々と足取りが重くなる。
マセナギで少し早目のランチ。
マセナギを過ぎて凍りついた雪面になりアイゼン装着。
階段や鎖は半ば雪に覆われ凍りついていたが難なく通過。
小地獄の手前で大きなザックを背負った男性が下りてきた。





「早いですね~」と声をかけると、この先の小地獄でどうしても上がれなくて諦めたとのこと。
先行の4人は何とか上がっていったというので、ドキドキしながら進むと、そこは谷で左側は氷の壁。右側は木々がもつれあっていて通れるかどうか、その上足元の雪はグズグズで足場を確保するのも危うい感じ。
補助ロープがあれば氷の壁は登れるのに車に置いてくるという大失態を犯した私たちは、右側にトライするしかない。
ザックを背負っていては通れないのでozkさんがザックを置いてまず上がっていく。
細身の彼でさえ通るのがやっとのところを這い上がる。その後ザックを押し上げるのだが、あまりの重さに微力な私たちにはなかなか上げられない。
やっとの思いでザックを上げいよいよ私たちの番。
ザックは下ろさずに強行突破が良いとのアドバイスに従いasaさんが必死で這い上がる。
私もここで置いていかれるわけにはいかないので死に物狂いで上がった・・・・・・先は
恐ろしいほどの急斜面が待っていた。
「私がステップを切るからついてきて」というasaさんに下を見ずただただ彼女の姿だけを見て上がっていった。
その間ozkさんはザックを背負うのに格闘。

この小一時間の格闘で気力体力をかなり消耗し、私は脚が攣ってしまい鈍足に拍車がかかってしまった。
後ろを歩いてくれるozkさんはさぞもどかしいだろうと申しわけない思いでいっぱいになるが、脚はヨロヨロ・・・・・・何とasaさんも脚が攣ってしまい、うつしてしまったかとますます申しわけなくなった。
今日の行程は午後4時までと区切り、森林限界ぎりぎりのところでビバーク。

牛スキを肴に飲みながら今日の反省と明日の作戦を立てる。
外は強風で一晩中テントがバサバサと煽られていた。

17日
4時起床。
思ったほど寒くないが相変わらずの強風。
満天の星が徐々に色を変えていく空に解け美しい夜明け。
6時5分にスタート、頂上を目指す。
相変わらずペースの上がらない私に「今回はお尻を蹴っ飛ばしてでも一緒に山頂へ立つからね」とお二人に励まされ今度こそは頂上に行かなくちゃと思うのだが、時々の強風に煽られヒョヒョロしてしまうのが情けない。

駒峰ヒュッテに先に着いたasaさんが「たいへ〜ん」と叫んでいる。

ヒュッテの外にはアイゼンとピッケルがあるのに人影はなく、まさか中で一酸化炭素中毒?と思ったら、人の声がした。
先行の4人は昨夜の強風で飛ばされた雪が扉を塞いでしまい閉じ込められていた。
ビニール手袋をはめたozkさんが大活躍、コッヘルで雪を必死に掻きだし20分ほどで何とか扉が開き無事救助。
もし、私たちも予定通りに着いていたら・・・・・・と思うとゾッとした。
この日ここまできたのは私たちだけだったのだから。

さてさてと気を取り直し頂上を目指す。
牛歩の私も今度は頂上に立てた!
黒戸尾根で頂上を諦めてしまったのは私の気弱さ故なのに、お二人はそれをずっと悔やんでいてくださった。
嬉しくて思わず二人とハグ。
お二人には心から感謝!です。
風も止み素晴らしい景色を堪能しながら稜線を下る。

行きに難儀した小地獄へ下りる道を見つけられずにヨナ沢の頭(2282m)で右往左往する羽目になった。
何度もピークに登っては当たりをつけて下りかけるのだが、上り返すことは不可能なほどの急斜面で先に進めず。
3人で地図を見ながらああでもない、こうでもないと話した結果、夏道ならば印もあるので間違う確率も少ないだろうと夏道へ。
物凄い雪の深さ。延々とトラバースが続く。足元を覗けば落ちたら谷底まで一直線の斜面。
頼みにしていた印もまばらで地図と高度計で確かめ、3人で声を掛け合いながら根気よく進むこと約1時間。
やっとトレースのある尾根に出た時には思わずヘナヘナと座り込んでしまった。

そこから先の道程も長かったこと。
無事に車に辿りつき安堵したが、すでに脚は筋肉痛だった。


roterplatz at 11:39│Comments(1)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by asa   2013年03月27日 15:56
空木岳、本当に登り甲斐のある山だった。
花の時期、紅葉の時期の空木も最高だけど、雪の時期はまた格別だった。
来年、再び空木にチャレンジして、今回解けなかった問題点の宿題を、必ずクリアにしたいと思っています。

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