2015年05月09日

20150502~03 穂高連峰 明神岳南西稜

men:gakky、asa、ozk      アルバム
5/2(土)晴
名古屋4:30=アカンダナ駐車場7:20~7:50バス=上高地8:20~8:50 
 →岳沢7号看板9:50→痩せ尾根(fixロープ)12:00→幕営地(ca2500)13:00  板垣、ozk、絞往復
 5/3(日)晴
4:30出発 →絞5:00→己6:00→曲8:30→喫9:00→前穂高岳9:50→岳沢ヒュッテ11:30~12:00→上高地→小梨平幕営13:30 泊
5/4(月)小雨
8:00出発→名古屋14:00

連休は小梨平キャンプ場でベースを張ってのんびりしてるつもりだった。
ozk,asaさんパーティと行動する事となり、明神岳主稜縦走を計画しました。
主稜線は単独で計画してたが、なんだかんだやっていない未知のルート。

明神岳といえば上高地から徳沢まで、ず~っと見える急峻な岩稜。通るたびに気になっていた。
最初のプランは東稜から主峰~前穂高の定番ルートだったが、連休の人出とルンゼトラバースの雪崩に恐れをなした私の意見を聞き入れてもらい、岳沢からの南西稜を選んだ。
アカンダナ駐車場で空きスペースに車を止めると隣の車両から声が・・・前会員のkajiさんだ!
今回は1人で北尾根を天泊でやるとの事。40Lザックにコンパクトにまとめられた装備に一同驚嘆する。

例年より少なく感じる河童橋を渡り、歩き慣れた岳沢登山道に入る。
そこから小一時間で尾根道分岐の7号看板。
asaさんの知り合いに会い、写真をお願いする。
P1030668
尾根道は林の中に踏み跡ハッキリの奥三河バリエーション?みたいだった。
飲料水4Lとビール1Lが肩に食い込む急登だ。
効率良く登山道を500m程高度を稼ぐと、ナイフリッジ帯に出る。
前半はそれほどでもないが、後半は両側切り立っており、fixロープがザックに絡まり、バランスを崩してヒヤッとする場面も・・・


P1030712P1030708



 


リッジ帯を過ぎて森林限界に出ると、2500高地も近い。
途中の4人パーティが挨拶もそこそこにどこで幕営するかしきりに聞かれる。

2500台地には幾つかテントサイトあるが、主稜線に出ると数が限られる為、動向を気にしてる様だ。
抜きつ抜かれつして、台地に出て素早く見渡す。
稜線上に1ケ、窪地に3ヶ所程適地が有る。
P1030746P1030731

どう見ても、末端(下流側)のテン場が良さそう。
早速宴会の準備、持ち上げたアルコールの半分を消費する。
明日の下見も兼ねて(効率よく?酔う為?)ozk氏と踏み跡薄くなった絞目指す。
真夏のような暑さの中、ゼーゼー言いながら登るが、意外と不明瞭。
無理すれば乗越せそうな岩場が続くが、確信もてないまま山頂へ。
徳沢~明神~上高地~霞沢~乗鞍、穂高と大パノラマが広がる。
初めて見る視点に興味が尽きない・・・といいつつ、私は酔いが回りその場で爆睡。
高い山に登るといつもやってしまう・・・

見限ったozk氏はそそくさと下山したらしい。
少し陽も傾き、重い腰を上げて下山するが、登ったルート失い足元心もとない。
山頂よりテン場でくつろぐ2人の姿が見えてるがなかなか近づかない、もどかしい。
ショボくれて帰ると asaさんが早い宴の準備にかかり、目からウロコの夕食メニューを披露してくれた。
疲れた体に辛味と酸味、美味しかったです。ありがとう!
 
幕営地、上と下に雪渓を有してるので水の心配は無いし、ビールは冷えるしとても便利。
水分補給をしっかりして就寝。今回は私のエスパーステント。
2人用に3人で。
気にしてた狭さは無く(気遣い無用の2人と一緒だから?) 寝入りは早かった。
しかし幕営慣れしてない私は夜半に目を覚ましてから寝付かれず、満月が傾くのを見ながらの長い夜をすごした。
夜半から風が少し出、昼間にあんなに暑いと思ったのにテントが凍ってるのに気付く。
やはり5月の稜線なんだ。
P1030756P1030769


3時起床。
薄曇りの様。天気の崩れは早いのか?
稜線での風雨は先回の山行でコリゴリしてる。
早く稜線を通過したいなと悩みつつ、爆睡の2人を羨ましく思う~
3時起床。そそくさと朝食を取り、明るくなった4:30出発。
昨日の偵察が効き、山頂までは一直線!
朝日をバックに撮影会。

4峰までは優しい稜線となっているが、絞~鞍部の巻き道がやや不明瞭で悩ましかった。
4峰に着くころには気にしてた薄雲も取れ、快晴の様子。ホッとする。
先方を見渡すと、1峰から3峰まで峻峰が連なってて壮観!!!
来て良かったと思う瞬間。
東稜を行くパーティが遠望出来る。
ラクダのコルを挟んで20人以上が数珠繋ぎ。凄い人気。

P1030797P1030791

景はトラバース。
ここも時々ルート外すが、3人の強みで、必ず誰かが修正の舵を切る。
うん。良いパーティに恵まれました。
心地よい緊張感に包まれたまま、2峰頂上!
正面の喫までは50mのup&dun。
ozk氏の60mロープの出番。
懸垂するにはかったるい3級の岩場を気を抜かずに降りる。
東稜から下って来たパーティが道を誤り盛大な落石を起こしていた。
引き返せばよいのに・・・。
P1030813P1030820


喫への登りはザレのツヅラ折り。
サラッと登り東稜の人達と合流する。
これで明神は終わり。
更に高い前穂高に意識を集中する。
気の抜けないガレガレのルート、奥明神沢を区切りとして下降。
コルへの懸垂は30mギリギリ。
60mロープのおかげで1発!

急傾斜の奥明神沢は雪渓が30m程切れていて、先行パーティが落石の処理に悩んでいた。
前穂へは、まだまだ不明瞭な岩稜が続く。
ほぼ忠実に稜線を辿り、ダイレクトルンゼから登って来た人と合流し、賑やかになってきたたところで山頂に飛び出した。
吊り尾根を見降ろすが、ほとんど雪が付いていない。
天気も持ち直して晴天下のパノラマを堪能する。

下山はかろうじて雪が繋がってるダイレクトルンゼ。
計算通り?雪も緩み、急傾斜だが、慣れると気持ちよく下降出来る。
岳沢ヒュッテまでの700mはほぼ同じ傾斜が続いている。
P1030856P1030868


途中グリセードを試みるが、雪が緩み過ぎて滑らなかった。
1時間強で岳沢ヒュッテ着。
学生グループと思われる団体がたくさん来ていて、周囲の斜面で雪訓をしていた。
ozk氏はよほど空腹らしく、食堂に入ったまま出て来なかった。
麓まではあと一時間半。
雪解けのビチョビチョの岳沢道を、キャンプ場での生ビール飲むのを楽しみにひたすら駆け下った。


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