2005年01月

2005年01月30日

ストレス解消には買い物

legend投稿者不明ではあるけど「そろそろ次の記事書いてー」という熱烈なファン(?)のコールを受けて今週末に見た2本の映画について書いてみました。

年が明けてから終電以外で帰った日は片手ほど。ひどいときは午前3時過ぎに退社といった感じで来年度の予算策定で忙しい毎日を過ごしています。主業務として、現在経営的に注目度の高いものを2つ抱えているのだけど、あまりに忙しくてどちらもまともにこなせない日々。片方は隣の課で同じ業務をしている先輩に思いっきり助けてもらい、本当に助かっています。でも、もう一つの業務にフルコミットできるわけでもなく、関連部署の人に情報出しするのが遅かったり不十分だったりして迷惑を掛けてしまう日々。かなり自己嫌悪な毎日です。

今、友達の結婚式の二次会の幹事をやっていて、週末に人と会って話をしてかなり気分的に紛れるけど、時々頭を過ぎる業務内容で突然不安に駆られちゃったりして、かなりアホ。今日も見込んでいた研究費額が増額していることが以前から明らかだったかも、と思い出して胃が痛み出しちゃったりして。。。

まあ、今週末は2つも映画を観たし、これからも観たい映画や展覧会はあるし、幹事ですることもあるし新しい人との出会いもあるし、平日はポジティブにがんばって、休日は完全にOFFで遊べるようになりたいな、と。

今週末が有意義だったな、と感じられたのはあと2つ。久々に休日のちょっとしっかりしたランチ(っていっても\2,000だけど)を食べたこと。おいしいピザを頂きました。これにワインがあったら最高だったのだけど、友人は仕事の途中だったので仕方あるまい。休日にランチとアルコールはかなり幸福を感じられるひと時です。あともう一つは、CDを「大人買い」したこと。幹事の音響担当として"使えるCD"を探そうと思ったのだけど、思いっきり趣味の路線で4枚。

"Get Lifted" John Legend

"Used To Love U"が全米でもヒット中で期待の新人R&Bシンガーとして注目されているJohn Legendのデビューアルバム。2004年にかなりシーンを騒がしたKanye Westのバックアップも受けていて、かなり土っぽいソウルフルな音作り。"Used To Love U"のセンチメンタルなメロディーも気に入ってます。

"Solo" Michel Camilo

ドミニカ出身のジャズピアニストの新作。「ラウンド・ミッドナイト」とか「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー」とかスタンダードナンバーを弾きこなしてます。知人に数年前進められた
"Spain"というアルバムでフラメンコ・ギタリストの名手トマティートと共演しているのを聞いて、その哀愁を感じる澄んだ音に魅了され、今回も購入。かなりセンチメンタルです。

"Several People" Paolo Federeghini and Marco Bianchi

イタリアのクラブ・ジャズ・レーベルの名門、Schemaが送り出す新人アーティスト。タワレコ曰く、「Nicola Conte、Gerardo Frisinaに次ぐ注目アーティスト」とのこと。正直、この手の音楽はどれも変わり映えがしないなあ、とおもいはじめている今日この頃ですが、最近のマイベストがNicola ConteがBluenoteから出した"Other Directions" (CCCD)なので、気分買いしました。

"Ocean's Twelve"(Music by David Holmes)

前述の"Ocean's 12"のサントラ。グルヴィーでファンキーな感じなのでドライブの時とかに楽しめそうです。2月は車で遠出予定なので、眠気防止にも一発。

私のストレスはこうやって充実した買い物で解消するのです。貯金口座が目減りして後でストレスを感じたらアホですが。



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ハウルの動く城

ハウルの動く城
監督:宮崎駿

飛ぶ鳥を落とす勢いで興行成績を稼いでいる宮崎アニメの最新作。世界的に評価が高まった前二作(もののけ姫、千と千尋の神隠し)を観ていないのにこの作品を突然観にいったのは、久しぶりに会ってランチを食べた友人(その名も竹崎雄一郎と言う)が突然言い出したから。恵比寿からタクシーを拾って(もちろん竹崎持ち)向かったVirgin TOHO シネマズ 六本木ヒルズは既に満席。仕方なく今度は電車で渋谷へ向かい鑑賞。そもそも野郎2人で観る映画じゃないことは重々承知。

ストーリーはどう書いたらいいのだろうか。サイトの「ものがたり」も主人公ソフィーがハウルと出会い、その後「荒地の魔女」に魔法を掛けられて老女にさせられてしまい、家を出て荒地を目指すところまでしか書いてない。その後はなんとなく色々なことがあって、なんとなく収束へ向かい、何となく終わりを迎えた。

ものがたり的には、本当に何を言いたいのか良くわからなかった。キャッチフレーズは「生きる楽しさ、愛する歓び」。駅貼りのポスターなんかには「元気なばあちゃん」みたいな感じで、ポジティブなシニア層に訴求しているみたいな感じもあったり、一方でアニメっぽい清らかな愛情が育まれる感じがしたり。「非戦」っぽいニュアンスや「自由でであることの大切さ」なんかも感じられた。でも、全てが中途半端でメッセージとして何が言いたかったのかかなり不明。

凝った絵の作りや、久石譲の音楽は宮崎アニメの醍醐味であり、その良さは十分堪能できたけど、ナウシカやラピュタで感じられたメッセージ性あるストーリー展開が感じられなくて本当に残念。

rothko at 22:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)cinema 

Ocean's 12

5852770f.jpgOcean's 12
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:(有名俳優多すぎにつき割愛)

仲良しスター大集合の2作目。2作目に秀作なし。この映画もおそらくその例になってしまうのだろうか。正直ストーリー的にはかなりハチャメチャ(詳しくはサイトでどうぞ)勢いで持っていにしても程があるでしょう。。。でも、私としてはソダーバーグの相変わらずのセンスの良さに満足。ジョークとか出演陣の衣装とか。今回の主な舞台になったヨーロッパ―アムステルダム、ローマ、コモ湖のほとり―の風景のよさとか。特に前作から引き続き音楽を手掛けているデビット・ホルムズの音楽は秀逸。前回から引き続きラウンジっぽい曲に加えて、ファンクやサイケデリック・ロックなども加えてかなりクール。早速サントラを購入。

名前は伏せられているハリウッドの有名俳優が実名で登場したり、それ以外にもネタがあるので、とりあえず観にいきましょう。これはお祭りみたいなもの。次作でキャストがもう一人追加されて"Ocean's 13"となるのを楽しみにして。




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2005年01月19日

英、アフリカ支援へ新計画

先日このblogで津波被災地域のみに援助が集中してしまい、アフリカなど他の途上地域が忘れ去られてしまうことについて危惧を述べたが、世界はちゃんとバランスを取っていた。

英、アフリカ支援へ新計画(日経新聞)

イギリスがイニシアティブを取って途上国の債務削減へ新たな支援に乗り出す、とのこと。2000年を迎える時にあった「ジュビリー2000」の延長線上にあると考えればよいのだろうか。また「先進国の対途上国援助を2015年までに1000億ドルに倍増する方針を提示」とも書いてある。

「アフリカ版マーシャルプラン」とも呼ばれる大規模なプランのようだ。

ちょっと今後はアフリカを中心にして開発問題・途上国支援を考えてみる。

Africa needs a Marshall Plan (Le Monde Diplomatique)


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2005年01月17日

Reconstruction(恋に落ちる確率)

Reconstruction(恋に落ちる確率)
監督:クリストファー・ポー
出演:ニコライ・リー・カース/マリア・ボネヴィー

2003年カンヌ国際映画祭批評家週間出品 カメラ・ドール受賞

全くもって日本題と「運命の恋のために、あなたは全てを賭けられますか?」といったキャッチコピーによって誤った印象を植え付けられた作品だと思う。「お洒落な恋愛映画」という感覚で観にいくと、眠気との苦闘に時間を費やすことになるだろう。

「ラース・フォン・トリアー以来の才能監督」と言われるデンマーク出身の監督が撮っているが、フォン・トリアー(ダンサー・イン・ザ・ダークなど)になぞらえられるだけあって、映像表現やプロットの流れはかなり実験的。映像はかなりざらついた乾いた色合いで、手持ちカメラを使ったような場面では、画面がぶらつき妙にリアリティがある。プロットは現実と幻想、未来と過去の交錯で訳がわからなくなる一歩手前のぎりぎりの線を漂っている。

未来と過去の交錯、それは、ある一つの「場面」に時間を戻して何通りかのストーリーを見せているように見える。(本当は今となってはあれば同じ「場面」だったのか正直自信がないのだけど)その分かれ道となる「場面」で主人公は「選択」を迫られる。その選択は皮肉にも女に声を掛けたバーで3つの同じ裸婦のカードを示して説いた3つの選択、「一緒に行くか」「ここに留まるか」「それとも3つ目の違う自分にしかわからない選択肢」と合致する。

ストーリーは、地下鉄のホームで美しい女性に目を奪われたある男が、彼女そっちのけで地下鉄を降りる女性を追いかけ、カフェで声を掛け、一夜を過ごした後から幻想的な色合いを見せる。彼を知っていた人−彼女、友人、父親全て-が彼を忘れ去る。女性さえも彼のことを忘れていたが、カフェでまた出会い、女性にともに旅立つことを迫る。彼女は受け入れるが、果たしてこの恋は成就するのか・・。

やっぱりストーリーをそれっぽく書くとどうしても「ラブストーリー」にしか見えないが、大体この話自体、最初から「これは映画だ」と宣言するようにいたずらと虚構に満ちた人を困惑させる話で、とても甘美な空気ばかりを味わうことはできない。

むしろ、映画の中でラブストーリーのようにドラマティックになろうとしている二人を作り出そうとしているストーリーテーラーに踊らされている2人を、時々顔を出す航空写真、それを撮る空の上からカメラを差し向けるカメラマンのように全くの他人事のように楽しむのがこの映画のよさだと思った。

rothko at 10:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)cinema 

2005年01月15日

芥川賞・直木賞発表

13日の夜に芥川賞と直木賞の受賞者が発表のなったのだとか。思いかけずいつもはあまり読まない新聞の3面記事で目にした。

芥川賞に阿部和重氏・直木賞は角田光代氏

何でも阿部の受賞作品は「グランド・フィナーレ」といって幼児ポルノを撮るのが趣味の30代の男の話だとかで、芥川の審査員を務める石原新太郎都知事は最後まで反対したのだとか。慎太郎節!作家として芥川賞斬り(スポーツ報知)まあ、あの人としてはいつものことなのだろうが。

直木賞の角田光代の受賞作品は「対岸の彼女」。彼女の短編小説「時速40キロで未来へ向かう」が日産TEANAのHPにある。「8つの短編小説」で読める。

最近、本を買う機会が増えてきた。年末に1年に1冊も経済書を読まなかったことを振り返って2冊、ソンタグが亡くなって「良心の領界」をAmazonで入手、会社の人に薦められて「図解よくわかるこれからの原価管理」・・。図書館にも年末に予約した本が2冊がたまっている。。。。

ふと横を見ると、朝の電車でいつも寝てしまうために読みかけになったまま積まれている新聞と、買ったはいいが読んでいない雑誌がいくつか・・・。

今回の受賞作を読む機会は多分ないのだろうけど、とりあえず角田のはWebでさらりと読んでみようと思う。

これから会社の人の結婚式の2次会@パークハイアット。なんとマツケンサンバの腰元ダンサーズとして踊るのだ!

最後にちゃんと復習しとかなきゃ。


rothko at 16:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)books 

2005年01月06日

救われる人々、無視される人々

転載と引用の微妙な線だと思うけど、かなり私の思っていることと同じことが書かれていたコラムがあったので「引用」する。
Newsweek Japan Onlineメールマガジン No.244(1/5配信)に記載された編集長のコラム。

要旨としては、特定の「悲劇」や「災害」に注目が集まる一方で、人の目に触れず失われていく命が存在していることを見落とすべきではない、ということだ。注目を集めさせるのは、センセーショナルな話題を取捨選択するメディアの仕業という批判もあり、そのメディアの一端を担うNewsweekの編集長のコメントであることに意味がある。今、スマトラ沖地震による死者が増え続けている(ついに14万人も超えてしまったらしい)中である意味不謹慎な発言かもしれないが、それを引き受けてでも「今」このような発言をした編集長に敬意を表したい。

悲惨な状況の真っ只中にある人は、航空機の車輪格納庫に収まりアフリカからヨーロッパへと飛び立つ程のことをした。(参考)結局は凍死してしまった。現在の国際的な状況下だと、そうでもしないと彼らには注目が集まらない。なぜなら、話題性に乏しいから。こういった歪んだ状況はかなり悲惨だ。

以下、抜粋。

★救われる人々、無視される人々★

 命の「価値」はまったく平等でない。それはよく知られている。まだ1人の
犠牲者も出ていない環境ホルモンの問題には大騒ぎしたりする。それなのに、
千や万の単位で毎年死者が出ている自動車事故の撲滅、文字どおり根絶するた
めに真剣に努力しようという気運は高まらない。

 戦場や途上国の最貧困地域で死者数がどんどん増えていくことを、ほとんど
の人は気にとめない。ニュースが陳腐化し、感覚がまひしている。おかげで国
際社会からの支援はなかなか広がらず、問題がさらに深刻化する悪循環に陥っ
ていく。

 私たちの雑誌は「今年の10大ニュース」のような企画はやらないが、個人的
に昨年の重大ニュースを選ぶとすれば、何よりもまずスーダンの難民をめぐる
状況が思い浮かぶ。政府軍の後ろ盾があるアラブ民兵による組織的な大量虐殺
やレイプで10万人以上が殺され、100万人以上が難民化した。「史上最悪の人
道危機」とも呼ばれる。

 スーダン危機に、国際社会が一致団結して援助の手を差し伸べているとは言
いがたい。外部からの干渉で外交的、軍事的に問題解決の道筋をつけるのが難
しいことは確かだが、いずれにせよ難民のおかれた状況は日に日に悪化してい
く。スマトラ沖地震では、発生から1週間余りで世界から15億ドルもの援助金
が集まり、その後も支援の輪が広がり続けている。

 眼前の悲劇に心を動かされて援助しようとすることは尊い。ただ、援助する
相手としない相手が生じることで、無意識のうちに命の「価値」に線引きをし
ていることは自覚しておく必要がある。とくにメディアは、とくにセンセー
ショナルな報道でない場合でも、特定のニュースを集中して追いかけることで
格差が広がる片棒を担いでいる。自戒しなくてはと思う。(竹田)

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2005年01月04日

今年の抱負。

17時くらいに「あ、初詣をしていない!」と思い出しコンタクトレンズも着けないまま近所の八幡神社へ参拝に行って参りました。どこの神社も大抵はそうなんだと思うけど、高台にあって鳥居をくぐって急な階段を登る必要があります。20数年近くにあった神社で子供の頃は境内で遊んだ記憶があるのだけど、この年になってなかなか見晴らしが良いことに気が付きました。今度は日が高いうちに散歩に行こうかと。

さて、今年の抱負です。仕事とプライベートそれぞれについて。

仕事の面では、「12月31日に成果を語れる1年を過ごすこと」としたいと思います。2年目の昨年(まだ4月までは2年目ですが)も1年目からはかなり自分としても成長できたと思うのですが、瑣末な業務処理の速度が上がったという面での成長(所謂「慣れ」)にあって、自分から創造的に業務を遂行して付加価値を産むようなことができなかったというのが実感です。

また、1年を猛烈なスピードで何とかこなしてきた観強く、昨年末ふと振り返ってみてもこう1年の記憶があまり蘇りませんでした。上司からは「四半期毎にReviewして進んでいかないと何があって自分に何をもたらしたのかわからなくなる」というアドバイスをもらっていましたが、全くその通りになってしまったとただ後悔するばかりです。

今年は四半期毎の区切り目でしっかり反省をする、というのが一つ。そして、自分が置かれた状況下で自分で何が成し遂げられそうなのかを確実に把握して、それを成し遂げるべく業務に臨み、1年を集大成として見たときに確実に成果として認識できるようになりたいな、というのがあります。かなり抽象的ですが。

プライベートの面では、昨年もかなり趣味活動に時間を割いてきたと思います。まあ、読んでいない雑誌が山のように積読になっているのは時間がなかった証左かもしれませんがねえ。旅行も有給休暇を全く使わなかった(20日以上残っている!)にも関わらず1月に白馬(スキー)、3月のオーストリア・チェコ、11月に名古屋(っていっても仕事の休日・・。)、京都・神戸、金沢と海外・国内にそれなりに行きました。

今年は、4月までに一人暮らしを始めようと思っているので金銭的な面で緊縮気味にしようと思っていますが、まずは旅行計画について。

[海外]
ニューヨーク:MoMAがRenewal Open。サーリネン設計のJFKのターミナル5が公開されているのも面白そう。(何でもパーティーの時にどっかの馬鹿が立ち入り禁止区域に立ち入ったため、公開停止になってしまったとか言うが・・・。)

北京・上海:やはり年に1度は中国を訪問しておきたい。新興ギャラリーを観て周りたい。雑誌、CREA Due Travellerの「北京vs上海」が参考になりそうだ。

オランダ・スイス:雑誌Esquireの特集が面白かった。暖かい季節に建築を観て周るために。スイスでは、コルビジュエのロンシャン大聖堂が見たい!

[国内]
直島:何が何でも地中美術館。高松で讃岐うどんを食べて直島。岡山に渡って大原美術館、というコースでツアーを計画中。

今年は、3月末から1週間、5月のGWを使って1週間と休みが取れるので、早いうちに予約を入れてしまおうと。やっぱり海外・国内1つずつかなあ。金もないし。

映画、美術館も昨年と同じペースで。映画の注目作品はなんと言ってもスターウォーズ!!「スターウォーズ エピソード シスの復讐」が今年の7月公開です。いよいよアナキンがダース・ベイダーとなってしまいます。これは見逃せません。

昨年を振り返って悔いることが一つ。ほとんど読書してませんでした。経済書に至っては1冊も読んでいないことに気が付き、年末に「日本経済 見えざる構造転換」「日本のもの造り哲学」を購入、今読んでいるところです。今年は小説・経済書・思想書・政治書をバランス良く読みたいものです。かなり願望ベースですが。。

まあ、年初の抱負通り1年が進むことなんてありません。最初は大きく出てみました。

今年"は"良い年であることを祈って。

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スーザン・ソンタグ死去

先程届いたdezain.net mail magazineを読んでいて驚いたのだが、アメリカの批評家・作家スーザン・ソンタグが昨年12月28日に亡くなっていたらしい。享年71歳。死因について公式には発表されていないが、急性骨髄性白血病だったとのこと。

紛争下のボスニアのサラエヴォに自ら赴き1ヶ月間生活するという経験の中で、虐待の可能性がある中では実力行使も止むを得ないとNATOによるコソボ空爆を支持した。ただ言葉遊びで終わるのではなく、自らの行動を言葉にするような点で非常に説得力のある主張を展開する批評家だった。

以前「この時代に想うテロへの眼差し」の出版記念に際して行われたシンポジウム(浅田彰・姜尚中・磯崎新・田中康夫・木幡和枝)にも登場し、発する言葉が持つ影響力を深く理解した上で慎重に言葉を選びながら話す姿勢に誠実さを感じた。

9.11の際には今までのアメリカの姿勢を批判し、大きな反発を買ったがコソボやアフガンの空爆を支持したというように、一部で言われるような「ウルトラ・レフト」ではない。むしろ特定のイデオロギーに染まることなく、その時々の現象に対しての深い考察から現実的な解を導くことに熱心な人だったと思う。

より混迷を極める世界の中で自分の考えの道標となるような思想家を亡くして非常に残念だが冥福を祈りたい。

朝日新聞:米国の批評家・作家、スーザン・ソンタグさんが死去

NY Times Susan Sontag, Social Critic With Verve, Dies at 71

Slate:Remembering an intellectual heroine.

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2005年01月03日

アーキラボ-建築・都市・アートの新たな実験 1950-2005

アーキラボ-建築・都市・アートの新たな実験 1950-2005
@森美術館

森美術館初の建築をテーマにした美術展。フランスのサントル地域現代芸術振興基金(FRAC Centre)のコレクションにポンピドゥー・センターの建築コレクションを合わせ、約90名の建築家、220のプロジェクトを、およそ500点の出品物で紹介。アーキラボとは、「フランスのオルレアン市で1991年から「ユートピアと実験」をテーマに毎年開催されてきた建築の国際会議の名称」であり、それを通じて収集されたコレクションが今回の展覧会の母体となっている、とのこと。1950年代以後のユートピア的な建築、都市、アートのさまざまなアイデアと実験を主に模型を中心に紹介していた。

ユートピア的な建築なので、所謂"Unbuild"(未実現の建築)が多い。原因がその建物の現実離れした部分にあるので、今見てもその斬新さ・奇抜さに舌を巻くものは多い。空中都市、ウォーキング・シティ、などなど。大まかに「ユートピア幻想」の集合体としてこの展覧会を捉えると、人々の欲求の行き着くところが見えてくる。空を飛びたい、一つの土地に縛られずに絶えず移動したい、海上に住みたい、などなど。この展覧会で紹介された理想を語る人々の多くは自らの欲求を理知で覆い隠しているが、そのベールを剥ぎ取り「この人は自らの生活をどのようにしたかったのだろうか」という本源的なところを追求しつつ見ると面白かったと思う。

この展覧会は建築展にありがちな小規模の模型+間取り図多数、という構成を覆し、ほぼ中・大規模模型と映像で構成されていて直接視覚に訴えてくる。ある意味エンターテイメント性の高い展覧会だったと思う。



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あけましておめでとうございます(年末年始の近況)

bd4612a3.JPGあけましておめでとうございます。

年末には皆さん、いろいろと振り返って総括とか書かれていますが、自堕落な私に至っては生産的な感慨もなく年末年始を過ごしております。。。もっと真剣に考えなくてはいけないと思うのですがねえ。年末年始のお話を少し。

年末は30日,31日と大掃除(今回は年内に車を洗い満足)と新聞整理に明け暮れていました。紅白はちょこちょこ観ていたのですが、マツケンと氣志團を見逃し、あちゃー、っていう感じ。見事に職場の年明けの会話に乗れなさそうです。。。「区切り目」にやたらとこだわる私としては、年明けの瞬間をいかに迎えるのかが重要だったわけですが、結局は自分の好きな曲(TOKUの"Kiss Of Life"のカバー)を聴きながら特に感慨もなく迎えました。

新年早々大寝坊(14時起床!)をかましてしまった元日は車でちょっと買い物に行った以外は特に何もなし。2日から本格始動しました。というのもセールが至る所で始まっているではありませんか!結婚式の2次会がこれから続くので冬物のスーツを入手すべく新宿・渋谷と俳諧。結局目ぼしいものは見つからず、3日の今日も池袋に出向きました。最終的には池袋パルコ内のUnaited Arrowsで正規価格で買い求めました。ちょっと高かったけど、まあ仕方あるまい。。。

ネクタイとシャツも揃えて買うのもありだったのですが、ちょっとは節約しようと、2日よりセール中の新宿の伊勢丹のメンズ館へ。昨日もお邪魔してジップアップの薄手のニットを頂きましたが、本当に膨大な数あるシャツとネクタイからチョイスして買い求めました。ここは本当にすごいです。地下の靴や鞄売り場といい、このネクタイ・シャツ売り場といい品揃えが圧倒的。買い物するのがとても楽しい。繁盛している理由がよくわかります。

即断即決で動いていたので、買い物が終わったのが正午あたり。そのまま家に帰って読書をするのもありだったのですが、こんなに時間のある日はそんなになかろうと、六本木の森美術館へ行くことを決意。まずはランチですが六本木近くに住んでいるゼミの先輩を捕まえて六本木ヒルズの南翔饅頭店で小籠包を頂きました。上海の豫園にある本店の倍以上の値付けには納得いかないものの、皮の中身の熱々のスープがたまらない一品です。ランチの後は森美術館で展覧会鑑賞。その後、一人で高いところから東京の風景を楽しんでもあまり嬉しくはないのですが、東京シティビューから冬の夕方空の端が緑色に見えるのをカメラを構えて待ってました。でも、今日は雲が多くいまいちでした。残念。

そんなこんなで三賀日が終わりました。でも気づいてみたらセールに一生懸命でまだ初詣を済ませておりません。罰当たりものです。明日済ませることにしましょう。

やっぱり新年ですし、今年の抱負を考えなくてはいけませんね。明日考えましょう。全て先送りです。この体質は年が替わっても変わらないようです。。。

ひとつ今年の抱負を思いつきました。

「先送りはやめよう。思ったら行動しよう。」

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