AYAです。
こないだ、中日の優勝が嬉しいと久々のブログに書いたら、スタッフのまりこさんから、「あのー、講演活動とか書くんじゃなかったんですか(´−д−;`)」と言われちゃいました。私のことをすごく気にしてくれているまりこさん、ありがとう。ということで、今日はまじめに活動のことを書きます。
9月23日は、蒲郡で全国ボランティアフェスティバルが行われ、「ユニバーシティライフ」を上映した。また、写真を使ったパワーポイントを使って自分の生い立ちや活動を話した。小学時代の私の写真を見せて「これがちょうど20年前の私です」というふうに。パワーポイントを使うのは初めてだったけれど、好評だったよと聞いて安心した。ろう・難聴者や手話通訳などの関係者だけでなく、一般の人々にも見てもらい、へえー、手話通訳やノートテイクがあれば、聞こえない人も私達と同じように学ぶことができるんだと知ってもらうだけでも嬉しい。
先月は、20日に筑波技術大学で高等教育における講義情報保障問題についてのシンポジウムが開かれた。そのパネルディスカッションで指定討論者として参加させていただいた。
「指定討論者って何?」って思うよね。私も頼まれた時、何のことか分からなかった。簡単に言うと、パネラーにテーマに沿った内容について質問することなのだそうだ。このシンポジウムのパネラーは大学の教授や大学で学生支援の仕事をしている職員である。
専門家の集まりに専門家ではない立場の私がなぜ???自分のことを話すのは簡単だけれど、質問することの方が難しいよ。質問の内容次第で、その人の能力が分かる。そんなんできへんわあーと私はすごく不安だった。
しかし、私に指定討論者を頼んだ先生から「ユニバーシティライフ」は専門家だけでなく、様々な立場を取材している。我々は専門家だけで固まるのではなく、様々な立場からの意見や視点を知る必要がある。そのためには、「ユニバーシティライフ」を制作した今村さんから質問をして欲しい、今村さんならできるはず!と励まされた。「ユニバーシティライフ」を制作する中で、映像では表せなかった部分、表しきれなかった部分もあり、その思いを伝え、質問し、いいディスカッションになればと思い、引き受けた。
パネルディスカッションでは、緊張してうまく話せなかった部分もあるけれど、いい経験になった。今は指定討論者として私を選んでくださった先生に感謝している。
また、シンポジウムに参加したことによって、一人でも多くの ろう・難聴学生が、充実したキャンパスライフを送ることのできるように大学・手話通訳関係者、ろう学生自身が問題意識をもって取組みを進めていく。その場を実際に見て心強かった。
27日の鳥取ろう学校の上映・講演についてはまた後日のブログに書きたい。
もし、忘れていたら、まりこさん、懲りずにまた催促してくださいー。( ´_ゝ`)ノ しっかり者のスタッフがいる私は本当に幸せ者だなあーとしみじみ感じている。(ほんとだよ、まりこさん)