大きく変化する大学生の会社選択のポイント 2019年卒の大卒の採用活動もそろそろ佳境に入っているという企業も多いのではないでしょうか?今年は超売り手市場ということもあり、採用に苦戦しているという話もよく耳にします。このような状態ですから、いまの学生の就職に対する意識を理解し、それにあった採用活動を行う重要性が増しています。そこで今回はマイナビが公表した「2019年卒 マイナビ大学生就職意識調査」の中から、大学生の「企業選択のポイント」について見てみることにしましょう。

 「あなたが企業選択をする場合、どのような企業がよいと思いますか?」という設問に関する回答は以下のようになっています。なお()内は前年の数値。
1位 自分のやりたい仕事(職種)ができる会社 38.1%(38.1%)
2位 安定している会社 33.0%(30.7%)
3位 給料の良い会社 15.4%(15.1%)
4位 社風が良い会社 14.1%(16.5%)
5位 勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社 13.7%(14.3%)
5位 働きがいのある会社 13.7%(15.1%)
7位 これから伸びそうな会社 12.3%(10.6%)
8位 休日、休暇の多い会社 10.1%(9.1%)
9位 自分の能力・専門を活かせる会社 6.6%(7.1%)
10位 一生続けられる会社 6.3%(7.5%)
11位 転勤のない会社 4.9%(5.0%)
12位 海外で活躍できそうな会社 4.2%(4.6%)
13位 有名な会社 3.7%(3.5%)
14位 いろいろな職種を経験できる会社 3.4%(3.9%)
14位 志望業種の会社 3.4%(4.1%)
16位 親しみのある会社 3.3%(3.5%)
17位 研修制度のしっかりしている会社 2.7%(2.8%)
18位 若手が活躍できる会社 2.1%(2.2%)
19位 大学・男女差別のない会社 1.9%(1.5%)
20位 事業を多角化している会社 1.3%(1.1%)

 このように「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」が万年1位のポジションを守りましたが、グラフを見ると分かるとおり、実は年々、その回答率が落ちてきています。それと反比例するように増加しているのが2位「安定している会社」という回答。数年以内には首位が入れ替わる勢いで増えています。それ以外でも「働きがいのある会社」や「自分の能力・専門を活かせる会社」などの回答は減少傾向にあり、反対に「勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社」や「休日、休暇の多い会社」が増加。

 これを見ると、大学生の仕事感が変化してきていると感じます。仕事は仕事として割り切る傾向が強まっているとすれば、会社での仕事の与え方や人事制度も大きく影響を受けることになるでしょう。


参考リンク
マイナビ「2019年卒 マイナビ大学生就職意識調査」
https://saponet.mynavi.jp/release/student/ishiki/2019%e5%b9%b4%e5%8d%92-%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%93%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e7%94%9f%e5%b0%b1%e8%81%b7%e6%84%8f%e8%ad%98%e8%aa%bf%e6%9f%bb/


(大津章敬)

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